スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
OTR700I1（その他 / Others 700）スポーツ健康学高度開発研究ⅠResearch instructions in High level development of Sports and Health Studies Ⅰ
林 容市Yoichi HAYASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | S9608 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリー |
博士後期課程授業科目/Doctor's course 研究指導科目/Research courses |
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Outline (in English)
【Course outline】
Participants will understand research ethics and improve basic skills such as reading and writing skills in English to write academic papers. Parallel to these learnings, students will receive support and guidance in collecting, organizing, examining previous research and information data and are implementing planning of the research theme and a research concept and scheme.
【Learning Objectives】
This class aims to conceptualize the research and develop a scheme to carry it out in preparation for writing the doctoral dissertation.
【Learning activities outside of classroom】
Preparation and recitation instructions give in each class. In addition, students have to collect and review the previous studies and prepare presentations in Japanese and English. The standard time for preparation and review for each class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】
The evaluation of this class depends on the ability to establish a good research topic (25 %), ability to write a literature study in English (25 %), ability to carry out a set experimental design (25 %), presentation skills (25 %).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
研究倫理の徹底や論文英語のリーディング・ライティングの能力等、基礎的な研究スキルを高めながら、研究テーマに関する先行研究・情報データの蒐集とそれらの整理・検討の方法についての支援・指導を受け、研究構想・計画の立案を行うことを目的とする。
到達目標Goal
博士論文作成へ向け、研究の構想を練り計画を立案する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち，「DP１」，「DP２」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
体力学および体力測定評価学分野の研究を進める上で必要となる国内外の先行研究をレビューし，従来スポーツ・コーチング，トレーニングの実際場面で用いられてきた方法や概念と比較検討しながら，多角的かつ客観的な対象の把握ができることを授業の目的とする。また，基礎的な研究スキルとして，種々のデータ分析事例を対象に適切な統計的手法の適用についても指導を行う。さらに，受講生の活動に対しては助言を行い，課題等に対しては適宜フィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：研究テーマの想定①
修士論文との関連を踏まえ，博士論文作成へ向けた体力学および体力測定評価学分野の研究テーマについて履修者がプレゼンテーションし、それに対する意見交換と指導を受ける。
第2回[対面/face to face]：研究テーマの想定②
研究テーマを解決することによるスポーツ・コーチング，トレーニングの実際場面における意義，目的、独創性等について、履修者がプレゼンテーションし、それに対する意見交換と指導を受ける。
第3回[対面/face to face]：先行研究・文献資料の収集①
設定した研究テーマに関連する先行研究まとめ，博士論文で取り組む課題の現状をまとめて報告した上で，それに対して履修者間で論議し，研究の方向性について指導を受ける。
第4回[対面/face to face]：先行研究・文献資料の収集②
前回の論議内容を踏まえて再選定した複数のキーワードで先行研究の検索を行い、博士論文で取り組む課題に関して網羅的に実施した文献研究の結果を報告する。
第5回[対面/face to face]：先行研究・文献資料の整理・検討①
キーワードごとに選定された論文の結果を整理し，報告されている結果から，現在までに残存している課題を顕在化させ，博士論文で実施する研究課題の選定を行い，指導を受ける。
第6回[対面/face to face]：先行研究・文献資料の整理・検討②
前回受けた指導を踏まえて選定された課題について再度整理してプレゼンテーションを行い，指導を受ける。
第7回[対面/face to face]：先行研究・文献資料の整理・検討③
前回受けた指導を踏まえ，先行研究から顕在化した研究課題について文献研究として明文化し，受講生間で論議した上で指導を受ける。
第8回[対面/face to face]：外国語（英語）によるライティング①
前回までの作業で顕在化した研究課題のなかから一つを選択し，先行研究の結果や研究の進展状況，それらを踏まえた研究課題や社会的意義について英語で文献研究を執筆する。初期段階の作業として，文章のアウトラインを執筆し，指導を受ける。
第9回[対面/face to face]：外国語（英語）によるライティング②
パラグラフ・ライティングに関する指導を受け，前回執筆したアウトラインを元に英語での文献研究を執筆する。
第10回[対面/face to face]：外国語（英語）によるライティング③
英語で執筆した文献研究について，履修者間で論議した上で，英文ライティングに関する指導を受ける。
第11回[対面/face to face]：適切な実験計画の設定
文献研究によって顕在化した課題を解決するために必要となる種々の要因を上げ，履修者間で適切な実験計画をについて論議し，指導を受ける。
第12回[対面/face to face]：適切な統計的分析手法の選択①
体力学および体力測定評価学分野において用いられる代表的な実験計画および統計的仮説検定に用いられる統計手法について指導を受ける。
第13回[対面/face to face]：適切な統計的分析手法の選択②
文献研究を経て設定された実験計画を遂行するための仮説を設定し，適切な統計的仮説検定の手法について検討し，指導を受ける。
第14回[対面/face to face]：暫定的な研究テーマの設定
前回までの授業作業を踏まえ、暫定的な博士論文の研究テーマを設定し，プレゼンテーションする。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各授業において指示します。先行研究等の収集と検討、日本語および英語によるプレゼンテーションの準備等を求めます。各回の予習・復習の標準時間はそれぞれ2時間とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。必要に応じて適宜資料を配付します。
参考書References
各授業において，必要に応じて適宜資料を配付します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
本授業の成績は，妥当な研究テーマを設定する能力（25 %）、英語での文献研究の執筆能力（25 %），設定された実験計画の設定能力（25 %），プレゼンテーション能力（25 %）によって評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度は，初めての開講であったが，論文作成に向けた各種の修学内容はおおよそ達成できたと考えています。次年度は，授業での課題が研究活動のマイルストーンとなるよう，受講生の研究活動の状況も踏まえて授業を展開していく予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じて授業中に指示します。
その他の重要事項Others
進捗状況によって授業計画の順番は変更する場合があります。