通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
PRI200TG(情報学基礎 / Principles of informatics 200)情報科学実習(5)(bコース)/コンピュータ入門(5)(bコース)(夏期スクーリング)Information Science(5)(b)/Introduction to Computer(5)(b)
寺脇 由紀
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 寺脇 由紀 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 夏期 |
期間Period | 2群午後 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
We will learn about programming which is a technology for making software using the Visual Basic Applications (VBA). Through learning programming, we will understand the essen- tial aspects of computers and program.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
Microsoft 社の表計算ソフト Excel のマクロ言語としての Visual Basic Applications(VBA) に関して学びます.まず,コンピュータ の特徴,プログラミングの考え方などコンピュータ独自の考え方を コンピュータの基礎知識として学びます.つぎに Excel の操作を概観し, 最終的には,VBA の文法を学び,VBAを使って実践的にプログラムを作成します.
到達目標Goal
コンピュータの基礎,表計算ソフトウェアExcel および,VBA の基礎を理解し,VBA を用いて自ら簡単なプログラムが作成できるようになる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP5」「日本文学科:DP1,DP4」「史学科:DP1」「地理学科:DP2,DP3」「経済学科:DP4,DP9」「商業学科:情報・統計学」 に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
コンピュータの基礎知識,Excelにおける基本操作を学んだ上で,プログラミングの基礎概念である変数, 関数, 制御構造,基礎的なデータ構造を VBA を用いて理解していきます. 授業は,講義と実習によって進めます. 具体的には,一つの要素を解説しします. その後,教員とともに,プログラムを作成することを通じて理解を深め, 最終的には自分でプログラムを作成しPC 上で挙動を確認します.
【使用する可能性のあるツール】
1)対面講義の場合は,法政大学のコンピュータ教室で行います.
2)新型コロナウィルスの感染状況によってオンライン講義との大学の決定があった場合は,以下のツールを使います.
学生個人のパソコン (カメラ・マイク有り),インターネット接続環境,Microsoft office(Microsoft Excelのみでも可),Eラーニングシステム google classroom(教材配布・課題提出・質問受付で使用<webブラウザを用いて google classroom を開きます>),および, オンラインビデオ会議システム zoom を利用します.
上に記載した Eラーニングシステム google classroom については, 法政大学専用の google classroom を利用しますので,法政大学情報 センターより付与される「統合認証 ID」(有料) が必要となります.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
講義の進め方,また,本講義で前提となるソフトウェアなど環境の説明を行う.
第2回[対面/face to face]:表計算ソフトの操作
VBAに関連する表計算ソフトの機能と操作を学びます.
第3回[対面/face to face]:コンピュータ基礎知識・プログラミングとは
プログラミングに関連するコンピュータおよび,プログラミングについての基礎知識を学びます.
第4回[対面/face to face]:VBAの起動
Excelの開発機能とプログラム実行までの流れを学習します.
第5回[対面/face to face]:VBAを使ったセルの操作
VBAでセルを操作することを通じて,VBAの要であるオブジェクト,プロパティ,メソッドについて学びます.
第6回[対面/face to face]:変数と型
変数と型について学びます.
第7回[対面/face to face]:定数と演算子
定数と演算子について学び,さまざまな計算を行うプログラムを作成します.
第8回[対面/face to face]:条件分岐
条件に応じた処理を学びます.
第9回[対面/face to face]:繰り返し(1)
指定回数の繰り返し処理を書く方法を学びます.
第10回[対面/face to face]:繰り返し(2)
条件が成立している間繰り返し処理を行う方法や,オブジェクトの数だけ繰り返し処理を行う方法を 学びます.
第11回[対面/face to face]:VBA 関数
VBAのプログラムで使うことのできる関数を学びます.
第12回[対面/face to face]:プログラムの改善とまとめ
プログラムの簡略化の方法や記述ミスを防ぐ方法などを学び,本講義で学んだ技術のまとめを行います.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で学んだ技術をつかった課題が課せられます. この課題を行うことが授業の復習となり,授業で説明した技術を習得する上で大変重要なものになりますので,必ず行うようにしてください.
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教員が作成する資料を用いて講義を進めます. 特定の書籍の購入の必要はありません.
参考書References
初心者向けの書籍を紹介しておきます.以下は購入の必要はありません.
株式会社アンク著,『VBA の絵本』,翔泳社 (2005/10/21),ISBN-10:4798109010.
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下の点から評価します.
毎回の授業への取り組み態度と課題の出来栄え< 50 %>
課題,小アンケートや小レポートなどの授業で課せられる提出物の提出状況 < 20 %>
ディスカッションなどグループワークでの貢献度< 30 %>
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
過年度,一つの要素についてゆっくり確実に解説することについて,多くの学生のみなさんから好評いただきました.
これは,VBAを用いて実践的なプログラムを記述できるようになるための最初の一歩を確実に踏み出すために大切なことです.このため場合によっては, 授業の進行が前後することがあります.
上記の授業運営は,学生みなさんの自ら考えるという授業態度と,皆で講義の時間を共有しているという意識の上に成り立つことはいうまでもありません. 学生のみなさんは,自身のみでなく,本授業の履修者全員にとって有益な時間を作ろうという気持ちをもって講義に参加してください.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学生が準備すべき機器につきましては,「授業の進め方と方法」に記載しました.
新型コロナウィルスの感染状況によってオンライン講義となった場合は,以下に留意して履修前の機器等の準備をしてください.
本講義では,Microsoft社のVBA言語を用いることから,学生のみなさんはWindowsおよび,Microsoft Excelを準備することを強くお勧めします.
MacOS,Microsoft Excel for Mac を用いて本講義に参加する方は,プログラムを実行したときの挙動が異なることがあります.限られた講義時間のため,Mac とWindows の差異は,学生ご自身で解決する必要がある点に注意してください.
なお以下は,教員が授業で用いるパソコンのスペックです. 以下のスペックにて講義を進めていきますので,可能であれば,以下のスペック 相当のパソコン環境を準備してください.
OS: Windwos10, 64bit Professional 版
オフィス: Microsoft Office Professional Plus 2010(バージョン 14) CPU: Core i5 以上
メモリ: 8GB 以上
ストレージ: SSD256GB 以上
その他の重要事項Others
プログラミングの知識や経験は不要です.しかし,以下の点は必須となりますので,履修前に十分に確認してください(以下の点が満たせない場合は,十分に学修できない可能性があります.)
1)コンピュータの扱いに慣れている
コンピュータの扱いに慣れていることは,必須となります.コンピュータに関する基礎知識がある,また,複数ウィンドウを迅速に扱える.
2)キーボードでの文字入力ができる(1分間に200文字以上).
1分間に 200文字以上のタイピングができることを目安としてください.キーボードでの入力に不慣れな人は,タイピングソフトでの練習を事前に行ってください.
3)その他の注意事項
a)本授業では,短い期間でのVBA の学習することを鑑み,その後の学習の幅を広げるために欠かせない基礎を無理なく習得していただくことを最優先にしています.このため,十分な技術がある方はお付き合いいただく内容が含まれます.しかし,十分な技術がある方でも授業に参加していただくことが求められます(私語,授業中に 操作しない,授業に関係のない操作を行う,インターネット上に公開されているプログラムを剽窃するなど,講義に対する努力が認められない場合は評価できません).
b)個人的な事情を過度に主張する,頻繁に離席するなどの講義への参加態度が著しく好ましくない場合も,単位習得に必要な学修時間を満たしているとみなせませんので,成績をお出しすることができません.
c) オフィスアワーについて授業後,または,Google classroom にて受け付けます.
d) 教材・配布資料の公開について
教材などの配布資料は,講義開始時間の 20 分前を目安に google classroom にアップロードいたします (答えが教材に記載してあるなど当日の講義内容への影響がある場合は,講義時間中・後にアップロードする場合もあります).
e) 教材・配布資料の印刷について
教材・配布資料は,講義室のスクリーンにて適宜画面共有します. しかし教材を印刷して学習に臨みたいという方は,各自の責任において事前に印刷をお願いします.