通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG（経営学 / Management 200）経営学特講（夏期スクーリング）Special Study in Management
小川 憲彦
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 小川 憲彦 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 1群午前 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This class aims to provide students with fundamental knowledge of organization and business administration theories including the terms, the themes, and an overview of the field.
Learning objectives
Students who complete the course will be expected to:
(1) have an overview of major themes in organization theories,
(2) understand where the organization theories could be placed
in the academic field of business administration,
(3) understand two major approaches in the organization theories,
(4) have the knowledge of the basic concepts and terms in this field,
(5) be able to explain the meaning of those terms.
Method
The format for conducting the class is basically in person.
However, the format (in person, online, or hybrid of them) depends on situations such as the COVID-19.
Learning activities outside of classroom
Assignments which include reaction papers to the lectures will be given at the instructor's discretion.
Grading criteria/policy
Grading will be based on the mid-term or term-end examination (50%) and in-class attitudes and regular assignments (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
組織論の基礎を学びます。現代の企業経営は組織によって成り立っています。ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源を経営目標の達成に向けて上手く活用するためには組織の力が不可欠です。組織、ここでは特にヒトの労働力を統合し、方向づけ、活用する仕組みとその過程について、基本的な知識を学びます。
到達目標Goal
大まかに言えば、組織論がどういった学問であるのかを学びます。そのためには経営学という学問体系の中で組織論がどのような位置づけにあるのか知る必要があります。つまり他の専門領域との関係の中で組織論はどういう領域なのかを知ってほしいと思います。また、その歴史的な発展の流れについて学びながら、組織論の基本的な用語についても知ってほしいと思います。これらは経営学を学ぶ上でのイロハになりますので慣れて行って下さい。
具体的には以下を目標とします。
①経営学の中で組織論がどのような位置づけにある領域か説明できること
②組織論の歴史的発展の流れが説明できること
③組織論における二つのアプローチについて説明できること
④組織論の基本的な言葉・概念を知っておりその意味が説明できること
初回の授業を除き、基本的に対面で実施します。それが難しい状況の場合はZoomを用いたリアルタイムのオンライン授業を行います。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経済学科：DP2」「商業学科：経営学・商学,自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義中心で、ほぼ毎回、課題や提出物を求める予定です。小グループでの意見交換の場なども検討しています。ただし、どのように運営するかは受講人数によります。
対面での実施を予定していますが難しい状況の場合はZoomを用いたリアルタイムのオンライン授業を行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
講義概要の説明
社会科学における理論
第2回[対面/face to face]：経営学と組織論
経営学がどのような学問領域か
その中で組織論がどのような領域か
第3回[対面/face to face]：組織の定義
組織とは
第4回[対面/face to face]：官僚制
官僚制と逆機能
第5回[対面/face to face]：組織構造
組織構造の次元
第6回[対面/face to face]：組織形態
職能別組織、事業部制組織、マトリクス型組織
第7回[対面/face to face]：近代組織論
組織均衡論
第8回[対面/face to face]：組織の成長
組織のライフサイクル
第9回[対面/face to face]：組織と外部環境
戦略と組織、組織構造のコンティンジェンシー理論
第10回[対面/face to face]：組織文化
企業文化、組織文化
第11回[対面/face to face]：組織過程
リーダーシップとモチベーション
第12回[対面/face to face]：目標到達度の測定と進捗調整
試験、フィードバック
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
普段の仕事場面を想起しながら受講する方が理解度が高まると思われますので、ある程度の職務経験があることが望ましいですが、特別な事前準備は必要ありません。
授業の後にその都度、復習してください（宿題を課すかもしれません）。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しません。
参考書References
坂下昭宣 (2014) 『経営学への招待 新装版』白桃書房。
金井壽宏(1999)『経営組織―経営学入門シリーズ』日経文庫。
いずれも分かりやすい良い教科書ですが購入の必要は必ずしもありません。
授業は配布資料に沿って行います。
成績評価の方法と基準Grading criteria
提出物の質や参加態度などの平常点50%、最終試験50%の配分で評価します。ただしコロナの蔓延状況等により期末試験の実施の可否などが不明ですので、流動的です。そのような場合は平常点や提出物で100％評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
可能な範囲で時々復習しながら進めたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・ノートと筆記用具。
・配られた資料を見るだけでなく、ノートを取る癖をつけて下さい。
・撮影や録音等は控えてください。
その他の重要事項Others
・オンライン授業になった場合 Zoom を使用してリアルタイムで実施します。
・過去に私が担当した経営学特講（2009年名古屋,2013年市ヶ谷,2017年市ヶ谷,2019市ヶ谷）を受講した方は内容の重複がありますので、希望者はそれを理解したうえで受講してください。
・Google formを用いたリアクション・ペーパーの提出を課す予定です。