通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
GEO400TE(地理学 / Geography 400)自然地理学演習(夏期スクーリング)Seminar on Physical Geography
小寺 浩二
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 小寺 浩二 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 夏期 |
期間Period | 2群午前 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
Do research in the geography field and develop basic skills necessary for writing graduation thesis. If possible, it is preferable to set personal themes in the field of geography (especially hydrology and land and water), but focusing on acquiring basic skills not limited to the field.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
地理学分野の研究を行い、卒論を書くにあたって必要な基本的な能力を育成する。できれば、自然地理学分野(特に水文学・陸水学)で個人的なテーマを設定することが好ましいが、分野には限らない基礎的なスキルの修得を中心とする。
到達目標Goal
テーマの選定、先行研究の文献レビュー、資料・データ収集、データ解析、各種主題図の作成、まとめと、地理学の研究論文を書く上で必要な能力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
事前に指示された方法に従ってテーマを設定し、先行論文のレビューを行った上で、研究構想発表の段階から授業に入る。そして、事前準備内容の修正をしながら、正しい研究の仕方、論文の書き方について、毎時間細かく指導する。特に、データ解析や各種主題図の作成法については、コンピュータとGISを活用しながら(不得手な方でも十分活用できる基礎的なものを中心とする)、具体的な実習の中で技術を身につける。その上で、論文としてまとめる上でのポイントについても指導し、実際に小論文を書くことで、身につけた内容を確実なものとする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:研究テーマの選び方
いくつかの具体的なテーマを示した上で、各自、個別のテーマを選定する。
第2回[対面/face to face]:対象地域の選び方
個別テーマに従って、対象地域を選定する方法について学ぶ。
第3回[対面/face to face]:先行研究のレビュー①(文献リスト)
文献リストの作成法について学ぶ
第4回[対面/face to face]:先行研究のレビュー②(論文要旨のまとめ方)
いくつかの論文の要旨をまとめ、比較しながら研究課題を見つける方法について学ぶ。
第5回[対面/face to face]:資料・データの収集法
インターネットなどを活用した資料・データ収集方法について学ぶ。
第6回[対面/face to face]:データの解析法
主に、Excelを用いたデータ解析について学ぶ
第7回[対面/face to face]:GISを用いた主題図作成①
日本全図スケールでの主題図を作成
第8回[対面/face to face]:GISを用いた主題図作成②
都道府県スケールでの主題図を作成
第9回[対面/face to face]:GISを用いた主題図作成③
市町村スケールでの主題図を作成
第10回[対面/face to face]:結果のまとめ方
様々な図表などを用いたまとめ方を学ぶ
第11回[対面/face to face]:論文の記述法
実際に論文を書く上で必要な具体的なポイントについて学ぶ
第12回[対面/face to face]:小論文の評価・講評
提出された小論文について講評する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1)事前準備:受講確定後、指示される方法に従って、テーマを決定し、文献リストを作成する。
2)事後学習:講義期間に提出した小論文に対する講評を受けて、期限までに修正したものを再提出する。
本授業の準備・復習学習は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
プリント資料を配付。
参考書References
実習では、MANDARA10を使いますが、谷謙二『MANDARA10入門増補版』2022、古今書院は、実習では用いず、実習時間内に指導します。しかし、旧版でも、後藤真太郎・谷謙二・酒井聡一・坪井塑太郎・加藤一郎(2013):『MANDARAとEXCELによる市民のためのGIS講座 第3版-地図化すると見えてくる-』
古今書院, 2,600円(絶版になっていますが、多くの図書館にあり、古本でも入手可能です。)は、参考になるので、可能であれば、入手してください。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①事前学習、②平常点、③実習課題 ④小論文 を総合的に評価。①20%、②30%、③30%、④20%を目安とするが、受講生全体の状況により修正することもある。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
限られた分野だけでなく、幅広い分野に対応した実習とする。また、水文学・陸水学に関する基礎講義についての要望も多いので、ある程度の講義は行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
GISソフトは、Windows版を利用するため、Windows のノートパソコンを持参することが望ましく、自分のノートパソコンであれば、実習中にカスタマイズすることができ、今後も活用することができるが、無理な人に対しては、大学で用意したパソコンを貸与して実習を行う。
その他の重要事項Others
GISの活用が前提なので、基本的なコンピュータのスキルが必要である。事前に自習して、リテラシーの能力をアップさせ、GISについても学んでおくこと。
なお、コロナの状況によっては、オンラインで実施する可能性もあり、その際には、Zoomを使用してリアルタイムで実施する予定です。