通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
HUG400TE（人文地理学 / Human geography 400）人文地理学演習（夏期スクーリング）Seminar on Human Geography
中俣 均
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 中俣 均 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 2群午後 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
In this course, we read and discuss about the primarily geographical term or notion、"region". Our text is a book "An Introduction to regional studies”, written by sociologist. At the end of the course, I hope, we can renew and reconfirm what "region" is. Grading will be decided based on short term-end reports(50%) and in-class presentation(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
山下祐介(2021)：『地域学入門』（ちくま新書）を読み、受講者とともに議論する。テキストの著者は社会学者であり、同書の紹介によれば、「都市社会学、地域社会学、環境社会学」専攻とあるが、地方の集落・社会に関する著書が多く、いわゆる「限界集落」などに関する論考がよく知られている。人文地理学としての問題意識を基盤に、「地域」とは何かを考えてみたい。
到達目標Goal
「地域」という概念は多分野で取り扱われているが、今回は社会学での概念を批判的に考察することを通じて、人文地理学でのその「本義」について確認し、具体的な生活空間としての「地域」の在り方を考える。また、地域は具体的にどうあるべきかを、自身の経験・体験に即して考える。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
初めにテキストの趣旨について担当者から説明し、「地域」に対する地理学的アプローチと社会学的アプローチの違いなどを認識する。そのうえで、受講者がテキストの各章を分担してその内容を発表し、重要なポイントなどを教員が示す。それらについて相互に議論を交わしながら理解を進めてゆく。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：地域という概念とその実態のとらえ方についての説明
テキストの趣旨の解説
第2回[対面/face to face]：Ⅰ．生命の章 １～２
テキスト内容の報告と議論
第3回[対面/face to face]：Ⅰ．生命の章 ３～４
テキスト内容の報告と議論
第4回[対面/face to face]：Ⅰ．生命の章 ５～６
テキスト内容の報告と議論
第5回[対面/face to face]：Ⅱ．社会の章 １～２
テキスト内容の報告と議論
第6回[対面/face to face]：Ⅱ．社会の章 ３～４
テキスト内容の報告と議論
第7回[対面/face to face]：Ⅱ．社会の章 ５～６
テキスト内容の報告と議論
第8回[対面/face to face]：Ⅲ．歴史と文化の章
１～３
テキスト内容の報告と議論
第9回[対面/face to face]：Ⅲ．歴史と文化の章
４～５
テキスト内容の報告と議論
第10回[対面/face to face]：Ⅳ．変容の章 １～２
テキスト内容の報告と議論
第11回[対面/face to face]：Ⅳ．変容の章 ３～４
テキスト内容の報告と議論
第12回[対面/face to face]：総まとめとミニレポートの作成・提出
テキスト全体を振り返って著者の主張を整理しまとめる
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。受講希望者はあらかじめテキストを入手し、受講前にざっとでもよいから読み進めておいてほしい。特に第Ⅰ章を。
テキスト（教科書）Textbooks
山下祐介(2021)：『地域学入門』筑摩書房・ちくま新書 ￥940＋税
参考書References
山下祐介(2020)：『地域学をはじめよう』岩波書店・岩波ジュニア新書 ￥990＋税
テキストによく似たタイトルの本書は、我々のテキストのダイジェスト版ともいえるものであり、初学者を読者に想定したものであるので、我々のテキストの読解のためにも有用である。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各回の受講者の発表内容、および全体での議論の活発さ（50％）、授業最終回に提出してもらうミニ・レポート（50％）により成績を評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
対面での授業が実施できない場合は、Zoomを使用してリアルタイムで授業を行ないます。