通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
LAW200TB（法学 / law 200）法律学特講（夏期スクーリング）Special Study in Law
國分 典子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 國分 典子 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 1群午前 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
In this lecture, we will focus on Korean law. Korean Legal system is deeply rooted in modern history. This lecture is aimed at understanding historical and political background. We will also touch on the recent legal problems in Japan-Korea relations.
Before and after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the term-end examination
(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この講義では、韓国の法をとりあげます。今日の韓国の法制度には過去の歴史が深く関わっています。主に憲法上のトピック・事例を学びながら、その背景にある歴史や政治的問題を理解することを目指します。また今も改善されない日韓関係の法的課題は何かも考えます。
到達目標Goal
日本とも深く関わる韓国の歴史を理解した上で、現代韓国の国家と法、特に憲法の基本的特徴を把握することを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
レジュメを配布し、必要に応じて関連文献を提示しつつ、講義を行います。授業内および授業前後に質問を受け付けます。またフィードバックも授業内で行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：序・植民地支配と独立運動
朝鮮半島の植民地時代の法制と独立運動下での臨時憲法について考えます。
第2回[対面/face to face]：韓国憲法の制定と改正
1948年の建国後の韓国の
発展と憲法の改正史を考えます。
第3回[対面/face to face]：韓国憲法の基本原理（１）：領土と統一
法的視点からみた朝鮮半島の南北問題を考えます。
第4回[対面/face to face]：韓国憲法の基本原理（２）：国民
韓国法上の国民にまつわる問題を考えます。
第5回[対面/face to face]：韓国の国会
韓国の国会の制度を考え、韓国の民主主義のあり方を考えます。
第6回[対面/face to face]：韓国の大統領制
朴槿恵大統領弾劾問題などをとりあげ、韓国の大統領制の特徴を考えます。
第7回[対面/face to face]：韓国の司法と憲法裁判所
ドイツ型といわれる韓国の憲法裁判所の特徴を考えます。
第8回[対面/face to face]：韓国の憲法裁判所の機能
憲法裁判所の機能を考えます。
第9回[対面/face to face]：韓国憲法裁判所を巡る問題
最近の憲法裁判所を巡る問題を考えます。
第10回[対面/face to face]：韓国の家族の問題
韓国憲法の観点から家族の問題を考えます。
第11回[対面/face to face]：戦後補償の問題
最近の徴用工関係の訴訟などの論点を考えます。
第12回[対面/face to face]：試験と本講義のまとめ
最終試験と全体のまとめを行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習学習は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は指定しませんが、韓国憲法の条文を用意すること。『世界憲法集』等のタイトルの本の中に収められているほか、インターネット上でもhttps://ja.wikisource.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E6%B0%91%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95(%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC10%E5%8F%B7)
に翻訳があります（授業で使用する翻訳語と若干異なっている部分があります）ので、それをダウンロードしても結構です。
また毎回レジュメを配布する予定です。
参考書References
尹龍澤ほか編『コリアの法と社会』（日本評論社、2020年）
在日コリアン弁護士協会編『韓国憲法裁判所 社会を変えた違憲判決・憲法不合致判決ー重要判例44－』（日本加除出版、2010年）
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末テスト100％で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
話のスピードが速くなりがちなので、ゆっくりわかりやすい説明ができるようにしなければと思っています。
その他の重要事項Others
コロナの状況によっては、対面授業が行えない可能性もありますので、その場合にはオンラインでの授業となりますことにご留意ください（ZOOMによるリアルタイムの授業を予定しています）。