通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
LAW300TB（法学 / law 300）労働法（夏期スクーリング）Labor Law
山本 圭子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 山本 圭子 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 2群夜間 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course aims to acquire the foundation of labor law.
Students understand the significance of the Labor Law and aim to acquire the foundation of Labor Standards Law, Labor Contract Law, and Labor Union Act.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
労働法の基礎を身につけることを目的とする。
学生が、労働法の意義を理解し、労働基準法、労働契約法、労働組合法の基礎を身につけることを目標とする。
到達目標Goal
学生が、以下の事項について、条文・判例・学説に基づいて正しく理解し、論理的に説明できることを目標とする。
①学生が労働契約の成立・展開・終了について条文・判例・学説を説明できる。
②学生が労働条件（賃金・労働時間・休暇等）の基準について条文・判例。学説に基づき説明できる。
③学生が労働基本権について、条文・判例・学説に基づいて論理的に説明できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
レジュメを配布し、パワーポイントを用いて講義形式で授業を行う。
VTR視聴や新聞記事の紹介などを行うことがある。
授業内で課題等を出題した場合は、そのフィードバックは、授業に おいて、適宜、行う。
オフィスアワーについては、授業の前後に教室において質問を受け付ける。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス・労働法とは
労働法の成立過程と労働法の意義を学ぶ
第2回[対面/face to face]：就職活動と法
労働契約の成立過程について、募集、選考過程、採用、試用期間について学ぶ
第3回[対面/face to face]：労働契約
労働契約法の意義と内容について学ぶ
第4回[対面/face to face]：就業規則
労働契約と就業規則の関係、労働条件の決定と変更について学ぶ
第5回[対面/face to face]：賃金・賞与・退職金
賃金の決定、最低賃金法、賃金の支払方法について学ぶ
第6回[対面/face to face]：労働時間の原則と例外
法定労働時間、労働時間の意義、変形労働時間制度について学ぶ
第7回[対面/face to face]：時間外労働・休日・休暇
時間外労働と割増賃金、休日、休暇について学ぶ
第8回[対面/face to face]：人事異動・服務規律
人事異動（配転・出向・転籍）、企業秩序と服務規律、懲戒処分について学ぶ
第9回[対面/face to face]：労働契約の終了
解雇規制、解雇権濫用法理、雇止め、退職について学ぶ
第10回[対面/face to face]：労働基本権
労働組合法の意義、労組法上の労働組合、労働協約について学ぶ
第11回[対面/face to face]：不当労働行為
不当労働行為制度の意義と救済制度を学ぶ
第12回[対面/face to face]：試験とまとめ
論述式の筆記試験を実施しする。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・講義前に、教科書の各単元について、テキストを読み、準備学習を行う。各授業前にテキストのQRコードのリーディングケースに目を通すこと。授業後には、復習を行い、テキストの練習問題を解くこと。
・本授業の準備・復習学習は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
『ファーストステップ労働法』藤本茂・沼田雅之・山本圭子・細川良、エイデル研究所、2020年、2900円＋税
参考書References
【参考書（必ずしも読了・購入の必要はない）】
・浜村彰,唐津博,青野覚, 奥田香子『ベーシック労働法 第8版 』(有斐閣アルマ)、2020年3月発刊予定、有斐閣
・『労働法』（第12版）菅野和夫、弘文堂、2019年
成績評価の方法と基準Grading criteria
論述式の筆記試験で評価する（100％）。すなわち、最終時限の筆記試験を受験して、60点以上の者に単位を与える。
労働基準法、労働契約法、労働組合法等の基礎を理解し、到達目標の①から③について条文・判例・学説に即して論理的に論じ結論を導くことができることを評価の基準とする。
（試験に際してテキストの持込を可とする場合でも、テキストを写しただけの答案では合格点を与えることはない。またテキストの持込可とする場合でも、テキストのコピーや図書館の図書の持込は認めない）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
テキストのQRコードからリーディングケースを読むことができるのが好評だった。
レジュメは初日に配布予定である。
試験に際してテキストを持ち込める場合でも、図書館の書籍は禁止する。テキストに何かを貼ったり挟んでいる場合はカンニングペーパーとして扱う。試験に際して、レジュメの持込は今年も禁止する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
試験に際してテキストの持込参照を許可するかは未定であるが、受講にあたっては必ずテキスト、ノート、初日配布のレジュメを持参すること。
その他の重要事項Others
・関連科目：社会政策、、法律学特講（国際労働法）
・法改正の動向などによって授業計画を変更することがある。
・コロナウイルス感染拡大の状況により、オンライン授業に変更となった場合には，Zoomを使用してリアルタイムで実施する.その場合にはリアルタイムでZoomを視聴できる機器、通信環境を準備すること。