通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
LAW200TB(法学 / law 200)憲法(夏期スクーリング)Constitutional Law
小川 亮
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 小川 亮 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 夏期 |
期間Period | 1群夜間 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Each class is composed of two parts. In the first half, I give some explanation about the fundamental conceptions on constitutional law, mainly from a theoretical perspective. Then, in the latter half, I critique the discussions I introduced in the first half.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業の各回は、憲法学の基本的知識を習得するための前半部分と、憲法学の論文を題材としてより発展的な学習後半部分から構成されています。前半部分では、その回のテーマに関する憲法学上の基本的知識について学説による理解や議論を中心として講義します。後半部分では、前半で説明した基本的概念や議論について、皆さんと議論しながら検討を深めていきます。
到達目標Goal
憲法の基本的概念について、多くの学説に共有されている理解を説明することができるようになる。
憲法に関する議論を批判的に検討できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的には講義形式で進めます。ただし、授業内に様々な問いを皆さんに投げかけます。その際には、指名または挙手で御発言をいただき、他の学生の方あるいは私との議論に繋げます。そのため、単純に私の話を聞いているだけではなく、私の説明を基に自ら思考する姿勢が求められます。なお、授業内で課題等を出題した場合は、そのフィードバックは、授業において、適宜、行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
解釈と推論
憲法の歴史と概念
この授業について確認した後、法的推論のあり方を確認します。その後、憲法とは何かについて検討します。
第2回[対面/face to face]:平和主義(憲法9条)
憲法9条の解釈について検討します。
第3回[対面/face to face]:国民主権・民主主義と立法権
国会に関係する理念・制度について検討します。
第4回[対面/face to face]:法の支配と行政権
行政に関係する理念・制度について検討します。
第5回[対面/face to face]:違憲審査と司法権
司法に関係する理念・制度について検討します。
第6回[対面/face to face]:基本的人権の尊重
人権とは何か、なぜ保障するべきなのかといった点を検討します。
第7回[対面/face to face]:包括的基本権(憲法13条)
憲法13条の解釈について検討します。
第8回[対面/face to face]:平等(憲法14条)
憲法14条の解釈について検討します。
第9回[対面/face to face]:思想・良心の自由と信教の自由(憲法19条・20条等)
憲法19条・20条の解釈について検討します。
第10回[対面/face to face]:表現の自由(憲法21条)
憲法21条の解釈について検討します。
第11回[対面/face to face]:職業選択の自由と財産権(憲法22条、憲法29条)
憲法22条, 29条の解釈について検討します。
第12回[対面/face to face]:司法審査方法論復習
期末試験
改めて司法審査の方法を確認します。その後、期末試験を行います。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
安西文雄・巻美矢紀・宍戸常寿『憲法学読本[第3版]』(有斐閣、2018)
参考書References
憲法判例百選
成績評価の方法と基準Grading criteria
アクティブ・ラーニング:30%
授業への参加態度です。とりわけ、議論に積極的に参加したかを重視します。なお、発言内容によって減点することはありませんので、発言にリスクはありません。詳細は初回に説明します。
可能な限り全員に授業内で発言してもらうことを目指します。それが困難な場合でも、実質的に参加するよう努力してください。
期末試験:70%
憲法学の基本的概念に関する知識及び理解を確認します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
その他の重要事項Others
オンライン授業になった場合Zoom を使用してリアルタイムで実施します。
授業の前後に質問を受け付けます。