通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
LANe100TA（英語 / English language education 100）英語Ｓ（２）（夏期スクーリング）English
高井 美紀子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 高井 美紀子 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 1 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 1群午後 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
In this course, we will learn skills for rapid reading and paragraph reading of English using the textbook edited for university students from Christopher Lloyd's history book "What on Earth Happened?". Each student will acquire a high level of English reading skill and a critical viewpoint on human civilization today through reading a history book which looks down human's history on a global scale in the original English. In order to read and understand an academic text consists of plural paragraphs like this, skills for paragraph reading is necessary. There are sentences or words which are core of each paragraph. Students will learn how to find out the core sentences or core words, summarize each paragraph, and comprehend the whole picture of the story. In addition, through this course, students will be acquainted with rhetoric which many Japanese learners of English feel unaccustomed to; for example, inversion, metaphor and so on.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業では、クリストファー・ロイド著の"What on Earth Happened?"(『137億年の物語』)を大学の授業向けに編纂したテキストを用いて、英語の速読法、パラグラフ・リーディングを学びます。人類の歴史を地球規模で俯瞰したこの歴史書を原文で読むことにより、高いレベルの英文読解力と、現代文明に対する批判的視点を養うことが本授業の目的です。このような学術的でボリュームのある英文を読む場合、パラグラフ・リーディングの技法は欠かせません。英文の各パラグラフには必ず、核となるセンテンス、または核となるwordsがあります。この授業では、各パラグラフの核となるセンテンス、wordsを見つけ出し、そのパラグラフの内容を要約し、ストーリー全体の流れを理解する方法を学びます。また倒置法や比喩表現など、日本人英語学習者が苦手とする修辞技法の読み方を習得することも本授業の目的です。
到達目標Goal
学生は、本授業を通じて以下の能力を身に着けることを目標とします。
①英文を逐語訳せずに英文のまま内容を理解できる。
②英文の各パラグラフの中から重要なパラグラフを抜き出せる。
③英文の各パラグラフの要点を理解しその内容を要約できる。
④分からない単語や専門的な用語の意味を文脈から推測できる。
⑤各パラグラフの要点を理解したうえで英文全体の流れをつかみ、著者からのメッセージを理解できる。
⑥地球規模の人類の歴史に関心を持ち、現代の我々の生活が何に由来し、今後どのように変化していくかという文明批判的視点を手に入れる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP5」「日本文学科：DP3」「史学科：DP1, DP3」「地理学科：DP1」「経済学科：DP6, DP8」「商業学科：幅広い教養」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
速読、パラグラフ・リーディングの技法獲得の講義ですので、英文の逐語訳は行わず、各パラグラフの要約を中心に授業を進めます。
最終授業（第12回授業）で行う筆記試験のフィードバックは、試験の後に講評を行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
Chapter 1: New Pangea
授業の進め方や評価方法などの方針説明。
速読：新しいパンゲアとは何か？
第2回[対面/face to face]：Chapter 2: Mixed Response (Part 1)
Chapter 3: Mixed Response (Part 2)
速読：ヨーロッパ世界と他の世界の出会い。
第3回[対面/face to face]：Chapter 4: Free Reign (Part 1)
Chapter 5: Free Reign (Part 2)
速読：ヨーロッパ社会思想と自由への道。
第4回[対面/face to face]：Chapter 6: Monkey Business (Part 1)
速読：自然を支配する人間。
第5回[対面/face to face]：Chapter 7: Monkey Business (Part 2)
Chapter 8: Monkey Business (Part 3)
速読：蒸気による動力の確保。科学技術と人間。
第6回[対面/face to face]：Chapter 9: White Man's Race
速読：白人による世界支配。
第7回[対面/face to face]：Chapter 10: Back to the Future (Part 1)
速読：非ヨーロッパ世界の近代化。
第8回[対面/face to face]：Chapter 11: Back to the Future (Part 2)
Chapter 12: Back to the Future (Part 3)
速読：共産主義思想の登場と第二次世界大戦。
第9回[対面/face to face]：Chapter 13: Witch Way? (Part 1)
Chapter 14: Witch Way? (Part 2)
速読：資本主義の未来と環境問題
第10回[対面/face to face]：Chapter 15: Witch Way? (Part 3)
速読：人類の未来
第11回[対面/face to face]：まとめとディスカッション
テキストの内容に関する英語ディスカッション
第12回[対面/face to face]：筆記試験
試験フィードバック
学習の定着度を確認するための筆記試験（60分）、筆記試験の内容は採点基準の解説（40分）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。
本授業の予習として、各チャプターのタイトルの下にある短い導入の英文と、本文の横にある単語の注に目を通して、毎回の学習の内容を予測しておいてください。英文本文は、全部を読む必要はありませんが、各チャプターの最初と最後のパラグラフに目を通して、内容を予測できるようにしておいてください。
復習としては、授業で強調した個所の英語構文をよく見直してください。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書名：Christopher Lloyd: What on Earth Happened?『地球の歴史ものがたり』
編集者：堀口誠信、三浦秀松
出版社：英宝社
出版年：2014年
価格：2100円（税別）
参考書References
『137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史』クリストファー・ロイド著、野中香方子訳（文芸春秋社、2012年）
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、平常点（40％）、筆記試験（60％）の合計100％で評価します。
全授業12回のうち8回以上出席していることがレポート提出の条件となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度の授業でテキストの内容が好評であったため、今年度も同じテキストを用います。テキストの文明論的視点に関してさらに掘り下げて考えたいという意見が多かったので、本年度は最終日に英語によるディスカッションの授業を設けます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
テキストは、授業が始まる前までに必ず購入しておいてください。
また、新型コロナウイルスの感染拡大によりオンライン授業に変わる可能性もあります。その場合は、Zoomを使用してリアルタイムでのオンライン授業実施となります。