経営学研究科Graduate School of Business Administration
MAN600F1-0091(経営学 / Management 600)アカウンティング・ファイナンス演習Seminar in Accounting and Finance
川島 健司Kenji KAWASHIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学研究科Graduate School of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | X7160 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土6/Sat.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
修士課程(夜間)授業科目 アカウンティング・ファイナンスコース |
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Outline (in English)
Learning Objectives: Students will clarify the problem awareness of the author of the master's thesis (or the issues the student wishes to address in his or her master's thesis). By reading and understanding relevant academic papers, students will acquire basic academic results and research methodologies related to the theme. Therefore, the goal is to complete a thesis that is academically appropriate as a master's thesis. Learning Activities Outside of Classroom: The master's thesis will be based on each student's awareness of the problem (or the issues the student wishes to address). The following should be done before each class. In the first class, you will do the work requested in the interim report given in the spring semester. The second and third classes will be devoted to learning the analytical technique that are appropriate for each student's research. In the fourth and fifth classes, students will apply the analytical technique they have learned to the data they have obtained. In the sixth and seventh classes, students will interpret the results of their analyses. In the eighth and ninth classes, students will plan the outline of their master's thesis and prepare a rough draft. In the tenth and eleventh classes, students will prepare a more detailed draft based on comments from the instructor. In the twelfth to the fourteenth classes, students will revise their master's thesis based on comments from the instructor to complete it. Grading Criteria / Policy: Students will be graded based on the following criteria: 20% is based on the general participation, 30% on contribution to the discussion in the seminar, and 50% on the content of the report made in the seminar.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
アカウンティング・ファイナンスコース演習では、これまで当コースで学習してきた内容や他のコースで学んだ内容を基礎とし、各自の実務経験に基づく問題意識に沿って修士論文のテーマを設定してもらいます。その上で、各自が選択したテーマに関連した学術論文のレビューを行うことで問題点を明確にするとともに、実務から生まれた問題意識と照らし合わせることで修士論文にふさわしい内容の論文を作成することを目標とします。
到達目標Goal
修士論文の作成者の問題意識を明確にします。関連した学術論文を読み込み、咀嚼することで、テーマに関連した基本的な学術成果および研究方法を身につけます。よって、学術的に修士論文に相応しい論文に仕上げることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
論文作成の方法、選択した研究テーマの位置づけ、仮説の設定方法、分析手法、結果の解釈などについて、説明を行うとともに、毎回学生の報告に基づいて、議論を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回目[対面/face to face]:修士論文作成のためのガイダンス①
学術論文の構成、参考文献の検索方法、さらに、それぞれの領域で検索の対象となりうる学術雑誌の紹介を行う。
2回目[対面/face to face]:修士論文作成のためのガイダンス②
各自が選択したテーマに関連した最新の研究成果を検索して見つける。
3回目[対面/face to face]:研究テーマの選択①
修士論文としての研究テーマの妥当性、また何を明らかにしたいのかという点を学生の報告に基づき検討する。
4回目[対面/face to face]:研究テーマの選択②
研究テーマの検討を続ける。具体的には、比較的短期間で書き上げなければいけない修士論文の性質上、テーマを具体的に絞る。さらに、データの入手可能性を検討する。
5回目[対面/face to face]:先行研究のレビュー①
選択したテーマに関連した先行研究のレビューを行ってもらう。
6回目[対面/face to face]:先行研究のレビュー②
引き続き先行研究のレビューを行ってもらう。また、その結果として、何がどこまで明らかにされているのか、また各論文の研究手法などについても議論し、検討する。
7回目[対面/face to face]:問題意識の具体化①
先行研究のレビューを通して、どのような問題がなお解明されていないのか、またどのようなアプローチを取ることで、それらの問題が解決される可能性があるのかという点について議論する。
8回目[対面/face to face]:問題意識の具体化②
解明すべき問題と、解明するための方法を引き続き検討する。
9回目[対面/face to face]:仮説の設定①
選択されたテーマについての文献レビューを通じて、検証すべき仮説の設定を行う。
10回目[対面/face to face]:仮説の設定②
設定すべき仮説についての検討を続ける。
11回目[対面/face to face]:研究方法論について①
各種の研究方法について全般的な説明を行う。
12回目[対面/face to face]:研究方法論について②
各自の問題意識に適切な研究方法論について議論・検討する。
13回目[対面/face to face]:データの入手方法、整理、また質問票などの作成
研究テーマに応じて、データの入手方法を検討する。質問票調査を行う場合、仮説に応じた質問項目の設定を行う。またケース研究を行う場合、リサーチ・クエスチョンの設定を行うとともに、リサーチサイトの決定を行なう。
14回目[対面/face to face]:中間報告
中間報告を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
修士論文は各自の問題意識に基づいて作成していくものです。演習に望むにあたって各回以下の準備を充分に行っておくこと。
1~2回目 各自の問題意識に基づいて、参考となりそうな学術論文をできるだけ読んでおくこと。
3~4回目 自分の実務経験、またこれまでの学習に基づいて具体的な研究テーマを考えておく。その際、何をどこまで明らかにしたいかを明確に説明できるようにしておくこと。
5~6回目 各人の研究テーマに応じて、紹介した学術論文などを参考に先行研究のレビューを行っておくこと。
7〜8回目 先行研究のレビューに基づいて,これまで何が明らかにされたか。何が残された問題であるかを明確にしておくこと。
9~10回目 先行研究のレビューに基づき、これまでの研究で何がどこまで明らかにされているのか、また各自の修士論文では何をどこまで明らかにすることができるのかを明確にしてくること。
11〜12回目 これまでの文献で使用されていた研究方法について検討すること。
13回目 必要なデータを収集するためのソース、あるいは、質問票調査を行う場合は質問項目などを考えておく。
14回目 先行研究のレビューに基づいて仮説の設定を行い、レジュメを用いて報告すること。その際、仮説はこれまでの研究をふまえた上で論理的に構築できるようにしてください。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。各自の問題意識に基づき基本的な文献を紹介します。
参考書References
各自の研究テーマに合わせ、適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点20%、議論への貢献30%および報告内容50%で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本講義は演習課目であるため授業改善アンケートは実施していません。