スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
OTR600I1（その他 / Others 600）スポーツ健康学演習ⅢSeminar in Sports and Health Studies Ⅲ
中澤 史Tadashi NAKAZAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | S9222 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリー |
修士課程授業科目/Master's Course 研究指導/Research courses |
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Outline (in English)
【Course outline】
Based on the research plan, students will improve the ability to perform research by conducting specific surveys for the preparation of a master's thesis. In the class, students discuss each student's progress and learn how to perform quantitative and qualitative analysis and present the results.
【Learning Objectives】
1.To acquire the ability to carry out research that can carry out specific research.
2.The collected data can be analyzed using appropriate methods.
3.Explain the obtained results using charts and sentences.
【Learning activities outside of classroom】
The standard preparatory study and review time for this class is 2 hours each. Since this class consists of presentations and discussions, please read the latest domestic and foreign literature outside the class and create a report that summarizes the contents of the input and analysis of the collected data.
【Grading Criteria /Policy】
Comprehensive evaluation is performed according to the following criteria.
1.Submissions such as research plans and reports 80%
2.Participation status in class, presentation 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
研究計画に基づき、修士論文作成に向けた具体的な調査を実践することよって研究遂行能力の向上を図る。授業では各自の進捗状況について討議し、数量的および質的分析の方法や結果の提示の仕方について学ぶ。
到達目標Goal
1.具体的な調査を実践可能な研究遂行能力を習得する。
2.収集したデータを適切な手法を用いて分析できる。
3.得られた結果について図表や文章を用いて説明できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
修士論文研究計画発表会での指摘内容を踏まえて研究計画を修正し、修士論文の完成に向けた調査研究に取り組む。各授業では、収集したデータの分析結果などの進捗状況について指導教員や受講生と討議し、結果の解釈や提示の仕方について見直し、最終的に「方法」「結果」を文章化する。なお、授業で取り組む報告書等に対する講評やフィードバックは、次回授業時に行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：オリエンテーション・研究計画の見直し
本演習の進め方を理解するとともに、修士論文研究計画発表会での指摘内容を踏まえて研究計画を見直す。
2[対面/face to face]：調査方法の確認
修士論文作成に向けた具体的な調査方法（日程、期間、対象者等）について討議する。
3[対面/face to face]：研究計画の確定・調査開始
具体的な調査方法を明示した研究計画書を完成し、調査を開始する。
4[対面/face to face]：調査における課題の確認
調査の途中経過を報告し、修正等の必要性について討議する。
5[対面/face to face]：調査の進捗状況の確認
調査の進捗状況を報告し、収集したデータの偏り等について確認する。
6[対面/face to face]：分析方法の確認
調査の中間報告を行い、分析方法について確認する。
7[対面/face to face]：データの整理・分析
収集したデータを入力・分析し、結果および対象者の属性について報告する。必要に応じてデータの追加や分析方法の変更についても討議する。
8[対面/face to face]：結果の提示方法
図表を用いた結果の提示方法について討議する。
9[対面/face to face]：質的データの整理・分析
研究目的に応じた質的分析の手法を用いて収集したデータを整理し、分析する。
10[対面/face to face]：質的データの提示方法
質的データの分析結果の具体的な提示方法について討議する。
11[対面/face to face]：研究結果の報告
データ分析の結果を発表し、その内容について討議する。
12[対面/face to face]：方法の執筆
修士論文における具体的な方法の示し方について学ぶ。
13[対面/face to face]：結果の執筆
修士論文における具体的な結果の示し方について学ぶ。
14[対面/face to face]：方法と結果のまとめ
調査の方法および結果を報告書にまとめて発表する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。本授業はプレゼンテーションおよび討議により構成されるため、授業外の時間において国内外の最新の文献を講読するとともに、収集したデータを入力・分析した内容を集約したレポートを作成してください。
テキスト（教科書）Textbooks
必要に応じて資料・文献等を配布します。
参考書References
1.松井 豊「改訂新版心理学論文の書き方：卒業論文や修士論文を書くために」河出書房新社 2014
2.マーガレット・サンデロウスキー著・谷津裕子・江藤裕之訳「質的研究をめぐる10のキークエスチョン サンデロウスキー論文に学ぶ」医学書院 2013
3.山田剛史・村井潤一郎「よくわかる心理統計」ミネルヴァ書房 2004
成績評価の方法と基準Grading criteria
次の基準に従い総合評価します。
1.研究計画書、報告書等の提出物 80％
2.授業への参画状況、プレゼンテーション等 20％
※提出物では、研究目的を踏まえた研究計画（方法、結果等）が適切に記述されているかを評価します。
※プレゼンテーションでは、発表の仕方、スライドの出来栄え等について評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
直接指導に加え、メール、オンラインでの指導を取り入れます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
データの集約・分析、論文執筆に使用可能なノートパソコンなどを準備してください。
その他の重要事項Others
1.スポーツ心理学に関する基礎知識を有しており、スポーツ科学または心理学領域における卒業論文を作成した経験がある学生の受講が望ましい。
2.上記の授業計画は変更される場合があります。