スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS200IA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)専門演習ⅠSeminar I
井上 尊寛Takahiro INOUE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | M5012 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(Course outline)This seminar is an introduction to the basic elements of sport marketing research. (Learning Objectives)Students will learn how to collect data, analyze the results, and interpret and report conclusions drawn from the findings. Upon successful completion of this course, students will be able to understand how they can conduct sport marketing research.(Learning activities outside of classroom)Your study time will be more than four hours for this seminar.(Grading Criteria /Policy)Final grade will be calculated according to the following process: oral presentation (40%) and usual performance score (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習ではスポーツマーケティング調査の基礎を学ぶとともに、実際に調査を実施し、結果を分析・報告することを通して、スポーツマーケティング調査について総合的に学習する。
到達目標Goal
本演習の到達目標は以下のとおりとする:
1. スポーツマーケティングの視点からスポーツビジネスを理解することができる(前期)。
2. スポーツマーケティング調査の質問項目を設定することができる。
3. スポーツマーケティングに関するデータを収集することができる。
4. スポーツマーケティングに関するデータを分析することができる。
5. スポーツマーケティングに関するデータを考察し、発表できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
前期の最初はスポーツマーケティングの事例を知るため、講義形式で授業を行う。次に、スポーツマーケティング調査の実施に向け、調査の目的、方法、注意点について学習し、前期の終わりには実際にデータを収集する。後期は収集したデータを用いて結果を分析するとともに、学期末に予定されたグループ発表に向けて準備を行い、最終的にプレゼンテーションまで行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション:前期の概要の説明
スポーツマーケティングに関する専門的な学びに向けた動機づけと演習の概要について理解する。
第2回[対面/face to face]:マーケティングの考え方
マーケティングの定義、特徴、重要性について学習する
第3回[対面/face to face]:スポーツマーケティングの考え方
スポーツマーケティングについて、定義、独自性、サービス業としての特性などとともに学習する
第4回[対面/face to face]:事例を知る:プロスポーツのマネジメント
プロスポーツの仕組み、収入構造、観戦者特性などについて学習する。
第5回[対面/face to face]:事例を知る:スポーツレガシーのマネジメント
スポーツイベントが開催地にもたらす長期的な恩恵をレガシーと呼ぶ。本授業ではこのレガシーのマネジメントについて理解を深める。
第6回[対面/face to face]:スポーツマーケティングに関する情報検索
スポーツマーケティング調査や研究を実施する際に必要な情報(論文、実践現場、新聞、書籍、雑誌、報告書、学会)の収集方法について学ぶ。
第7回[対面/face to face]:スポーツ消費者を対象としたアンケート調査
スポーツ消費者を対象としたマーケティング調査の目的、内容、実施方法、結果の報告などについて、スポーツ観戦者の調査を例に学習する。
第8回[対面/face to face]:データを読み取る:データ入力
スポーツビジネスに関する資料・データを収集し、エクセルに入力する。
第9回[対面/face to face]:データを読み取る:基礎集計
スポーツビジネスに関する資料・データを、統計ソフトを用いて集計し、度数分布および平均を算出する。
第10回[対面/face to face]:データを読み取る:グラフの作成
スポーツビジネスに関する資料・データを基礎集計としてまとめ、グラフを作成する
第11回[対面/face to face]:情報をまとめる:スライドの作成
スポーツビジネスに関する情報を、パワーポイントスライドを用いてまとめる
第12回[対面/face to face]:情報をまとめる:プレゼンテーションの方法
スポーツビジネスに関する情報をプレゼンテーションの方法について学ぶ
第13回[対面/face to face]:情報を報告する:前半グループ
スポーツビジネスに関する情報をグループで協力して報告する:前半グループ
第14回[対面/face to face]:情報を報告する:後半グループ
スポーツビジネスに関する情報をグループで協力して報告する:後半グループ
第15回[対面/face to face]:オリエンテーション:後期の概要の説明
前期に実施したスポーツマーケティング調査の目的および内容を再確認するとともに、後期の流れを理解し、最終発表までの計画を立てる。
第16回[対面/face to face]:調査データの入力およびデータクリーニング
データ入力、欠損値や異常値のクリーニング、変数の定義、カテゴリー変数の作成などについて学ぶ。
第17回[対面/face to face]:調査データの記述統計:度数分布、クロス集計、平均、標準偏差
収集したデータを用いて、度数分布、平均値、標準偏差、クロス集計などの記述統計について学習する。
第18回[対面/face to face]:調査データの記述統計:セグメントの設定と分類に基づく集計
カテゴリー変数を用いて標本をいくつかのセグメントに分類し、グループ間で記述統計をまとめる方法ついて学習する。
第19回[対面/face to face]:自由回答の集計および分析
質的な自由回答を分析するため、コーディング、カテゴリー化、類型化について学習する。
第20回[対面/face to face]:心理的変数の分析
心理的尺度の信頼性と妥当性の分析方法について学ぶ。
第21回[対面/face to face]:グループ間の比較に関する統計分析
仮説検証の基本的な考え方を学ぶとともに、統計的にグループ間比較を行うため、カイ二乗検定、t検定、分散分析について学ぶ。
第22回[対面/face to face]:要因間の関係性に関する統計分析
心理的変数や行動的変数の間の関係性を分析するため、相関分析および回帰分析の基礎を学ぶ。
第23回[対面/face to face]:セグメント別に要因間の関係性を分析する方法
性別、年齢、購買頻度などに基づいて消費者を細分化し、要因間の関係性を分析する方法について学ぶ。
第24回[対面/face to face]:分析結果をまとめる:図表の作成
記述統計や推計統計の結果をエクセルの図表でまとめる方法を学ぶ。
第25回[対面/face to face]:分析結果をまとめる:スライドの作成
分析結果および作成した図表を効果的に発表するため、パワーポイントスライドの作成方法を学ぶ。
第26回[対面/face to face]:分析結果をまとめる:発表方法
パワーポイントスライドを完成させるとともに、発表方法について学ぶ。
第27回[対面/face to face]:分析結果の報告:第1グループ
データを収集・分析した結果について、第1グループが発表する。
第28回[対面/face to face]:分析結果の報告:第2グループ
データを収集・分析した結果について、第2グループが発表する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業時間外のグループ学習の課題として、質問項目の作成、調査計画の立案、調査の実施、結果の分析、プレゼンテーションの準備が順番に与えられます。グループのメンバーと協力して計画的に取り組んでください。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし(毎回資料を配布する)
参考書References
特になし
成績評価の方法と基準Grading criteria
【評価基準】
それぞれの課題において獲得する得点は以下の基準に従って決定する。
100%:授業の内容を踏まえて課題に計画的に取り組むとともに、自身の独自の視点から合理的な解決策を導き出し、さらに成果物の中で自分の論旨を明確に伝えることができている。
80%:授業の内容を踏まえて課題に計画的に取り組むとともに、自身の独自の視点から合理的な解決策を導き出している。
60%:授業の内容を踏まえ、課題に計画的に取り組むとともに、自身の独自の視点から解決策を導き出している。
40%:授業の内容を踏まえ、課題に計画的に取り組んでいる。
20%:授業の内容を踏まえて課題に取り組んでいる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるだけ理解が進むように、授業では身近な日本のスポーツや日本の文献も紹介します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
データを分析するためのパソコン、マイクロソフト・オフィス(ワード、エクセル、パワーポイント)