スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS100IA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 100)ダンス指導論演習Fundamentals in Dance Instruction
小川 洋子Yoko OGAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | M4251 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | 舞踊論[2012年度以前入学生] |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2012年度以前入学生は履修年次が異なります |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 スポーツコーチングコース専門科目 |
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Outline (in English)
In this class,the students will learn to express feelings and images through dance,improve the ability of seif expression and commiunication skills, as well as deepen their understanding of self representation ,in dancs. Also,they will acquire leadenship through mock teaching demonstrations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学校教育における『ダンスの授業』とは、ただ踊って楽しむ場ではなく、自己表現力や、他者とのコミュニケーション能力を育てる場となるべきである。故に、教える教員側の「ダンス表現」に対する理解や、「表現力」が重要となってくる。この授業では、様々な創作活動(クリエイティブ・ムーブメント~ダンス)を体験し、履修者の表現力や、コミュニケーション能力を高めることを目指し、中学、高校における『表現活動』について指導できる力を養成したい。また、「ダンス表現の楽しさ」を生徒に伝えられる教員となれるよう、模擬授業を通して、さらに理解を深めていく。
到達目標Goal
①体育教員として、ダンスの「表現活動分野」を指導できるようになる。
ダンス表現に必要な身体の使い方や知識を学び、自己表現に対する前向きな姿勢を身につけ、表現活動を指導できるようになる。
②コミュニケーション能力を伸ばす。
毎時間、グループワーク(作品を創る体験)を重ねることで、『自己の意見を伝えつつ、他者の意見も受け入れる』という態度を身につけ、教員としての資質を伸ばすことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
始めにリズムダンス・表現活動についての概要と基礎を学ぶ。基礎を基に、履修者が主体的に学べる場として模擬授業を行なう。生徒、教師双方の体験をすることで、指導法、授業の進め方について知識を深める。
大人数での創作活動は、新型コロナウィルスの感染状況を見つつ決定する。行なえない場合は、過去の作品を見ながら作品の作り方や評価方法を学ぶ。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:なぜ学校教育の中にダンスがあるのか?
授業の概要を説明。学習指導要領『ダンス』の内容や、創作ダンスを行う意義について学ぶ。
2[対面/face to face]:リズムダンス
始めに基本的なステップを練習し、それを基に、ダンスが苦手な生徒にもできる創作方法を知る。ダンスが苦手な生徒にも指導できる方法を学ぶ。
3[対面/face to face]:表現活動のための身体の使い方
自己の姿勢や関節の可動域を広げ、スポーツとは違う身体の使い方や動きのバリエーションを学ぶ。
4[対面/face to face]:表現活動における振り付け方法 ①
日常的な身近な題材(言葉)から振り付けを考え、ダンスへと発展する。
5[対面/face to face]:表現活動における振り付け方法②
表現としての動きにバリエーションを加え更に動きの幅を広げる。緩急・スピードの変化など。
6[対面/face to face]:表現活動における振り付け方法③
イメージから生まれた身体の動きを、振り付けに発展させる。移動も加え、より大きくダイナミックな動きへと発展。
7[対面/face to face]:表現活動における振り付け方法④
集団の動き。他者とのイメージの共有や、相互関係・空間の使い方について知る。個人では表現できない動き、「集団による表現方法」について学ぶ。
8[対面/face to face]:学習指導案の作成①
指導案作成について説明。作成する為に必要なことを知る。
2∼3名のグループに分かれ、指導案を作成。
9[対面/face to face]:学習指導案の作成②
作成した指導案について、具体的な内容を話し合う。説明用の教材を考え、音楽を決め、見本となる教員の動きを作り練習する。
10[対面/face to face]: 模擬授業
中学1年生~2年生
作成した指導案を基に中学1年生または2年生の模擬授業を実施。終了後、テーマの適性や、生徒の技能、態度、知識を深めるための改善点を話し合う。
11[対面/face to face]:模擬授業
中学3年生~高校1年生
作成した指導案を基に中学3年または高校1年生の模擬授業を実施。終了後、テーマの適正や、生徒の技能、態度知識を深めるための改善点を話し合う。
12[対面/face to face]:創作活動1
創作をする手順を学び、数人のグループで提示されたテーマを基に、構成、ステージングを決定。役割りを分担し振り付けを行なう。
13[対面/face to face]:創作活動2
引き続き振り付けを考えると共に、グループ内で振り付けを共有。最後まで通せるようにする。
14[対面/face to face]: 創作発表
授業のまとめ
創作作品を発表。
その後ビデオにて客観的に自身の作品を見ることで、創作作品の鑑賞・評価について考える。
授業のまとめ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
第1回:事前に送った資料、学習指導要領「ダンス」を読んでおく。
第2回目以降も、事前に送った資料を読んで概要を知る。
また、毎回の授業内容をまとめ、疑問点・わからない言葉の意味などを調べ理解を深める。毎時間レポートを提出する。
本授業の準備・復習時間は、各0.5時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に無し。授業前日までに、授業支援システムにて資料を送ります。
参考書References
①https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1336654.htm
『表現運動系及びダンス指導の手引き』 文部科学省
②https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387018_008.pdf
中学校学習指導要領 (平成29年告示) 保健体育編
③https://www.mext.go.jp/content/1407073_07_1_2.pdf
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 保健体育偏 体育偏
成績評価の方法と基準Grading criteria
ダンス表現の基礎力を身につけ理解を深めることと、実技の向上を目標としているので、下記のように評価します。
・平常点 授業に取り組む姿勢(出席回数を含む)50%
・レポート(授業の理解度)30%
・技術点 20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
スポーツ健康学部学習校舎での授業を希望する学生が多いので、引き続き107教室を使用する予定です。教室の広さから活動可能な人数として、定員は24名に制限をします。
模擬授業については、希望者または教師から担当者を指名し行うこととします。また、指導案作成は、様々な考え方を学ぶためにグループワークとします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料を学習支援システムにて送るので、パソコンまたはスマートフォンが必要です。
その他の重要事項Others
教員免許取得のために必修の授業です。教員免許取得希望者が履修できるよう、免許を取得しない学生の履修は遠慮してください。定員が決まっているので、多い場合は抽選となります。
主に表現活動を行うので、ダンス経験は必要ありませんが、積極的に体を動かそうという意欲を持って参加してください。
※授業の展開によって必要があれば、内容を若干変更する場合があります。