スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
SOC100IA（社会学 / Sociology 100）トップアスリート論Top Athlete
増島 みどりMidori MASUJIMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | M4010 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
| 科目種別Class Type | 講義 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 スポーツコーチングコース専門科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
We learn the physical of top athletes, technique, strength of mental. In addition, We consider it what kind of factor they have other than these.
【Learning Objectives】
Through the approach to the competition of the top athlete, we can learn philosophy not only a technique, physical strength .
It becomes the hint to live.
【Learning activities outside of classroom】
Students try to read a newspaper, the Internet article well
and are interested in sports and athletes.
【Grading Criteria /Policy】
1 Class attendance（50%）
2 Term-end report(25%)
3 Approach to a class(25%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
オリンピックイヤーとなった2021年、22年、メダリストや世界記録保持者といったトップアスリートたちを中心に、彼らが生み出す高度なパフォーマンスを支える「心・技・体」、さらに必要となる要素にフォーカスし、自分たちで検証していく。
到達目標Goal
トップアスリートの競技への姿勢、哲学を学ぶことで、彼らをより身近に感じ、一方敬意を持ち、自分の生活、生き方へのヒントとして何かを得ること。選手を、メディアからの情報だけでなく多角的に観られるようにするのも目標。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
一流を超えた「超」一流選手たちの思考，技術，肉体へのこだわりなど内面を、これまで実際に取材した各競技のトップアスリートたちを教材に、時には彼らをゲストに呼んで授業を行ってもらい、「トップアスリート」の生き方を自分のものとして感じられるように学ぶ。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：スポーツとは？
スポーツに関時勢の話題、総論に触れる
2[対面/face to face]：トップアスリート考察
アンケートをベースに、授業出席者の自己紹介、「トップアスリート論」についての考察などをディスカッションする。それぞれが思うトップアスリートを発表してもらう。
3[対面/face to face]：トップアスリートの「心技体」
世界選手権、オリンピックでのメダリスト、世界記録保持者などをあげながら、女子柔道・谷亮子選手はそこから進んだ新時代のトップアスリートを定義している。ここではトレーニングの独自性も考える。
4[対面/face to face]：トップアスリートの生い立ち
メダリストや世界記録保持者となる選手たちの誕生と、家庭環境、親の熱心さや、指導者との出会いなど。
5[対面/face to face]：２代に渡るトップアスリート
特に、男性に多い、父の競技を選択する選手たちのパフォーマンス。ここでは室伏重信、広治親子など、２代競技者を考える。
6[対面/face to face]：女性アスリートの台頭と活躍
日本における女性選手の誕生や活躍、その歴史を、人見絹枝さんを主題にして考察。女子マラソン、女子柔道の五輪正式競技加入で一気に進化を遂げた１９８０年代から、女子選手が男子を上回るメダルを獲得する２０００年後半までの歴史と進歩の詳細について。２０１６年Ｗ杯で連覇を狙うなでしこジャパン躍進の歴史と背景、現状なども。
7[対面/face to face]：オンリーワン思考と技術
日本のスポーツ世界における、技術レベルの高さ。特許庁に文化財産としてのスポーツ選手の技術を登録するとしたら？学生に提案してもらう。
8[対面/face to face]：怪我とリハビリ、復帰への道程
一度トップに立った選手が選手生命にかかわる怪我をし、その後復帰し、さらに活躍するまでに至る、医学的サポートや選手のメンタル、フィジカル。
9[対面/face to face]：オリンピックムーブメント
IOC（国際オリンピック委員会）、JOC（日本オリンピック委員会)の構造や、スポーツにおける政治的バランスや、2020年招致決定へのプロセス、開催までの準備期間など、スポーツの舞台裏を学ぶ。
10[対面/face to face]：トップアスリートを支える環境
不況による影響を受けながらも、個人差はあるものの、どういった環境下で、資金や人員をどう確保、提供を受けながらトレーニングを続けるか。支援の背景を具体的に。
11[対面/face to face]：トップアスリートのメンタルトレーニング
大舞台になればなるほど力を発揮するという精神的構造の分析。
12[対面/face to face]：薬物問題とパフォーマンス
過去の事件と最近の事例などから、必ずしも幸福な結果だけでは終らない、アスリートの欲望や間違ったコーチの存在など、薬物問題そのものも知識として得てもらう。
13[対面/face to face]：トップアスリート長寿の理由
近年、３０代、４０代の選手が増えている。背景と彼らの生活、こだわりと、社会への影響力を考える。
14[対面/face to face]：グループでの討論、発表など
グループでの討論、発表など
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
第1回：特になし
第2～14回：新聞を読む。ニュースの中でもトップアスリートについて情報を持って授業に臨む。
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
教材は、トップアスリート自身で、記事、映像などは随時選択、ゲストスピーカーも呼び新たな発見の機会を作りたい。
参考書References
授業内で適宜紹介する
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（出席率）（50％）、授業への取り組み（25％）、レポート（25％）の３点での総合評価。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
未実施のため、特になし
その他の重要事項Others
※過去のゲストスピーカー
０９年＝サッカー元日本代表・名波浩氏
１０年＝バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリスト・有森裕子氏
１１年＝大阪世界陸上女子マラソン銀メダリスト・土佐礼子選手
１２年＝陸上男子四百㍍障害世界陸上メダリスト・為末大選手
１３年＝パラリンピック女子義足走り幅跳び日本記録保持者・佐藤真海選手
１３年＝プロサッカーリーグ「Ｊリーグ」メディアプロモーション・勝澤健氏
１４年＝競泳女子ロンドン五輪銅メダリスト・寺川綾選手
１５年＝成立学園コーチ・山郷のぞみ氏
１６年＝リオデジャネイロパラリンピック男子走り高跳び４位・鈴木徹選手
１７年＝世界パラ陸上競技選手権大会銅メダリスト・鈴木徹選手
１８年＝Ｗ杯取材のため、なし。
１９年＝電動車椅子サッカー日本代表・永岡真理選手
２０年＝パリ世界陸上銅メダリスト・末續慎吾選手
２１年＝東京五輪・パラリンピック旗手・佐藤真海選手