スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
SOC300IA（社会学 / Sociology 300）スポーツジャーナリズム論（新聞）Sports Journalism (newspaper)
名取 裕樹Hiroki NATORI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | M3120 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | 講義 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 スポーツビジネスコース専門科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the full picture of Japanese sports journalism, mainly focusing on newspaper coverage by the highly experienced sports journalist, who has been working in the sport journalism and covered various sports events both at home and abroad for more than 35 years, to students taking this course.
At the end of the course, students are expected to grasp the current feature and trend of sports journalism in Japan, understand the distinction between newspapers and other medium, select more correct information on sports, and learn to write easy-to-understand sentences.
Final grade will be decided base on the following; Term-end short report (70%) and in-class contribution (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
スポーツはさまざまなメディアを通じて日々報じられ、論じられている。特に日本の新聞は社会全般の事象と同様に、スポーツの報道においても正確性、信頼性が求められ、文体の工夫やビジュアル化などでスポーツの持つドラマ性を伝えることに努めている。新聞によるスポーツ報道の全体像を、Ｊリーグや五輪、サッカーのワールドカップ、テニス四大大会など国内外の報道に携わってきた講師とともに考察する。
到達目標Goal
スポーツの情報は新聞以外にも雑誌や放送、ネットにあふれ、多様化している。その現状を把握した上で、新聞報道の特徴と重要性が理解できる。スポーツに関わる者として、情報を取捨選択し、スポーツの本質を正しく分析することができる。記事の書き方を例に、日常生活や将来の社会生活でも物事を分かりやすく伝えられる文章力が身につけられる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で進め、学期終盤にはスポーツを文章で伝える基礎的技術を実践する予定。授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げたり、質問に答えたりして全体にフィードバックする。講義の順番、内容は変更することがある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：スポーツジャーナリズム序論
授業概要の説明。新聞、放送、デジタルメディアにおけるスポーツ報道の特性を分析する。
2[対面/face to face]：スポーツ報道と通信社、新聞社
通信社が世界のスポーツ報道で担ってきた重要な役割と、日本の新聞におけるスポーツ報道の変遷を知る。
3[対面/face to face]：新聞報道とスポーツ報道の定型
新聞の一般的な構成と、読み物や解説、成績欄などスポーツ記事の定型を知り、優れたスポーツ報道を探る。
4[対面/face to face]：紙面のビジュアル化
記事に深みを与え、記録を分かりやすく伝える写真、グラフィックスなどビジュアル化の現状を知る。
5[対面/face to face]：スポーツ報道の視点
スポーツの何を伝えるか。ジャーナリストに求められるスポーツの見方、伝え方を考える。
6[対面/face to face]：取材方法論
優れた報道の基礎は取材にしかない。スポーツの本質の理解と競技場外での取材の蓄積の重要性を知る。
7[対面/face to face]：インタビュー論
報道に厚みを増すインタビュー。競技場内外での記者会見、インタビューの現状を知り、本音を引き出すインタビュー手法を探る。
8[対面/face to face]：新聞が読者に届くまで
取材活動の裏側にある日々の編集会議や、記事の点検から配信・印刷までの流れを知り、正確な報道を支える新聞製作の現場を学ぶ。
9[対面/face to face]：五輪報道の変遷とメディア①
スポーツ界最高峰のイベントである五輪の歴史とメディアにおける位置づけを考察する。
10[対面/face to face]：五輪報道の変遷とメディア②
五輪報道の取材現場を紹介し、東京五輪と北京冬季五輪の報道内容を分析する。
11[対面/face to face]：Ｊリーグとメディア
地域密着を旗印に日本プロスポーツ界に潮流をつくったＪリーグ。地方紙との強い関係性とその背景を考察する。
12[対面/face to face]：スポーツ報道実践研究
最近のスポーツ記事を教材に、報道のあり方を検証する。
13[対面/face to face]：記事作成のノウハウ
基本的な記事作成のノウハウを検討し、分かりやすい文章作成法を学ぶ。
14[対面/face to face]：試験＝授業内レポート作成
新聞を読み、講座で学んだことについて、自分の考察を長めの文章にまとめる。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
メディアのスポーツニュース、特に新聞報道に積極的に接すること。最低でも週に１度は新聞を読む習慣をつける。本授業の準備学習・復習時間は各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特にない。必要に応じてレジュメを配布する。
参考書References
特になし。
成績評価の方法と基準Grading criteria
最終回の講義で作成するレポートの内容（７０％）、普段の受講時の意見表明などの受講姿勢（３０％）をもとに評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
レジュメをより効果的に活用する。学生との意見交換を図る。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし