スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
SOC300IA（社会学 / Sociology 300）スポーツイベント論Sports Event Management
【2017年度以前入学生対象】
吉田 政幸Masayuki YOSHIDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | M3100 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | 講義 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※2017年度以前入学生対象 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 スポーツビジネスコース専門科目 |
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Outline (in English)
In this course, students will learn the basic principles of sport consumer behavior at the undergraduate level. The goal of this course is to understand important concepts and theories related to the psychological and behavioral characteristics of sport consumers. Before each class, students are expected to read relevant articles and book chapters. Before each class, students are expected to read relevant articles and book chapters. Grading will be decided based on three short reports (30%), short exam (20%), and final exam (50%). Upon successful completion of this course, students will be able to understand how sport organizations achieve organizational goals by fostering strong and enduring relationships with sport consumers.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業において、受講者はスポーツ消費者の心理的、行動的特性に関する重要概念や理論を学習することで、スポーツ組織がスポーツ消費者と良好かつ持続可能な関係性を構築する方法について理解を深める。
到達目標Goal
本授業の到達目標は以下のとおりである：
（1）スポーツ消費者の定義を説明できる。
（2）参加型スポーツの消費者の特性を説明できる。
（3）観戦型スポーツの消費者の特性を説明できる。
（4）スポーツ消費者の満足度、顧客ロイヤルティ、顧客価値を説明できる。
（5）スポーツ消費者によるコミュニティ形成と社会支援を説明できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は講義形式であり、受講者は事前に指定された章や参考資料を読んで授業に出席する。授業で用いるパワーポイントスライドの配付資料は学習支援システムにアップロードしてあり、各自でダウンロードし、印刷する。アクティブラーニングとなるよう、学期を通じて様々なアンケートに回答し、授業内で分析結果について議論する。
また新型コロナウイルス感染拡大などの社会情勢により、授業計画、授業の方法、成績評価の方法を変更する可能性がある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：消費と消費社会
消費という活動は人々の社会階級、習慣、そして時代の流行を反映している。初回の授業では現代社会を特徴づける消費社会とそこでの消費という行動について理解を深める。
第2回[対面/face to face]：スポーツ消費者とは
スポーツ消費者の定義、類型、特性および意思決定過程について学ぶ。
第3回[対面/face to face]：参加型スポーツの消費者
参加型スポーツの消費者の心理的、行動的特性について、スポーツ関与やエスカレーターモデルなどの視点から理解を深める。
第4回[対面/face to face]：観戦型スポーツの消費者：観戦動機
人がスポーツを観戦することで充足するニーズについて、いくつかの動機理論とともに理解を深める。
第5回[対面/face to face]：観戦型スポーツの消費者：心理的連続モデル（認知と魅力の段階）
スポーツ観戦者の意思決定過程を説明する代表的な考え方の一つである心理的連続モデルの中でも、特に認知と魅力の段階について学ぶ。
第6回[対面/face to face]：観戦型スポーツの消費者：心理的連続モデル（愛着と忠誠の段階）
心理的連続モデルの愛着と忠誠の段階について学ぶ。
第7回[対面/face to face]：観戦型スポーツの消費者：社会的アイデンティティ
スポーツ観戦者が好みのチーム、種目、選手などとの心理的つながりを通じて形成する社会的アイデンティティについて学ぶ。
第8回[対面/face to face]：スポーツ消費者の顧客満足
スポーツは試合において誰が勝者になるか明確に予測できない。このような特性を帯びたスポーツという製品と顧客満足の関係性について学習する。
第9回[対面/face to face]：スポーツ消費者の顧客ロイヤルティ
スポーツ消費者の顧客ロイヤルティは態度的側面と行動的側面の二つから成る。ここでは顧客ロイヤルティの概念的構造、役割、スポーツビジネスへの応用について考えるとともに、ロイヤルティとブランド価値の関係性についても理解を深める。
第10回[対面/face to face]：スポーツマーケティングと経験価値
スポーツイベントがスポーツ消費者に提供する「経験の価値」の考え方、構造、役割について学ぶ。
第11回[対面/face to face]：スポーツ消費者と関係性マーケティング
関係性パラダイムの中でスポーツ消費者行動を捉え、関係性マーケティング、顧客関係管理、ロイヤルティプログラムなどについて学習する。
第12回[対面/face to face]：スポーツ消費者とインターネット
インターネット上のスポーツ消費者行動に関して理解を深めるため、ソーシャルメディアやeクチコミなどの視点からスポーツ消費者行動を学ぶ。
第13回[対面/face to face]：スポーツ消費者の社会的役割
スポーツ消費者が形成するコミュニティについて理解を深めるとともに、同じコミュニティのメンバーを支援する向社会的行動について考える。
第14回[対面/face to face]：スポーツ消費者行動のまとめ：現状と今後の展望
現代社会におけるスポーツ消費者行動の重要性を考察した結果を振り返り、その位置づけと今後の展望について理解する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講者は教科書（よくわかるスポーツマーケティング，ミネルヴァ書房）の指定された章を読み、内容について予習するとともに、予め疑問や感想をまとめて授業に出席するようにしてください。本授業の準備学習・復習時間は各 1 時間 を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
仲澤眞・吉田政幸（編著）（2017）よくわかるスポーツマーケティング．ミネルヴァ書房．
参考書References
原田宗彦（編）（2021）スポーツ産業論（第7版）． 杏林書院：東京．
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート1（心理的連続モデルの診断）：10点
レポート2（スポーツ消費者の社会的アイデンティティの診断）：10点
レポート3（ブランドエクスペリエンスの診断）：10点
小テスト：20点
期末テスト：50点
合計：100点
【レポートの評価基準】
10点：授業の内容を踏まえ、キーワードを正しく使うとともに、自分の独自の視点から書いており、さらに問いに対して合理的な説明を加え、文章的にも論旨を明確に伝えることができている。
8点：授業の内容を踏まえ、キーワードを正しく使うとともに、自分の独自の視点から書いており、問いに対して合理的な説明を加えている。
6点：授業の内容を踏まえ、キーワードを正しく使うとともに、自分の独自の視点から書いている。
4点：授業の内容を踏まえ、キーワードを正しく使いながら書いている。
2点：授業の内容を踏まえて書いている。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者がリアクションペーパーに記入した疑問や質問についてフィードバックを行い、授業内で議論したいと思います。スポーツ界の事例をできるだけ多く紹介し、分かりやすい授業となるように工夫します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
マイクロソフトオフィスを使用できるノートパソコンなど
その他の重要事項Others
教科書に沿って授業を行います。2週目以降は事前に指定された章を読んできてください。