スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
ECN200IA(経済学 / Economics 200)スポーツ産業論Sports Industry
【2017年度以前入学生対象】
吉田 政幸Masayuki YOSHIDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | M3070 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2017年度以前入学生対象 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 スポーツビジネスコース専門科目 |
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Outline (in English)
The sport industry includes the sport goods, service, and construction segments. The purpose of this course is to understand the fundamental elements of the sport industry. Before each class, students are expected to read relevant book chapters. Grading will be decided based on mid-term exam (50%) and final exam (50%). Upon successful completion of this course, students will be able to understand how they can synthesize and apply basic theories, concepts, and practices related to each segment of the sport industry.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
スポーツ産業には、スポーツ用品産業、スポーツサービス産業、スポーツ施設産業、およびそれらの複合領域であるスポーツ関連流通業と施設・空間マネジメント業が含まれる。本講義において、履修者はこれらの産業領域の代表的な事例を取り上げながら各領域の市場規模や特徴を理解するとともに、現在直面する課題や将来の発展の方向性について学ぶ。
到達目標Goal
スポーツ産業で事業に携わる者は社会情勢やトレンドを踏まえながら、スポーツという文化的活動を産業化させていかなければならない。受講後、履修者は以下の点について説明することができるようになる:
(1)スポーツ産業の構造および現状
(2)スポーツ用品産業、施設産業、サービス産業、メディア産業の市場規模および特徴
(3)米国大学スポーツの歴史的変遷、概要、産業規模
(4)スポーツ産業のサービス産業化の中で成長を遂げるスポーツイベント業、スポンサーシップ、スポーツツーリズムなどの概念、仕組み、特徴
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は教科書(スポーツ産業論、第7版)を用いてスポーツ産業について総合的に学習する。授業は講義形式であり、受講者は事前に指定された章や参考資料を読んで授業に出席する。授業で用いるパワーポイントスライドの配付資料は学習支援システムにアップロードしてあり、各自でダウンロードし、印刷する。
また新型コロナウイルス感染拡大などの社会情勢により、授業計画、授業の方法、成績評価の方法を変更する可能性がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:スポーツ産業の構造と現状
20世紀後半に急速な発展を遂げたスポーツ産業の歴史的変遷、構造、現状について学習する。
第2回[対面/face to face]:スポーツ用品産業
スポーツ用品産業の市場規模と流通構造について学習するとともに、近年「製造業、卸売業、小売業」の三層構造に生じた業態変化について理解を深める。
第3回[対面/face to face]:スポーツ施設産業
日本を代表するスタジアムやアリーナを例に、スポーツ施設産業の現状、施設整備の方法、現在抱える問題について学習する。
第4回[対面/face to face]:スポーツサービス産業
スポーツプロダクトのサービス特性を理解するとともに、スポーツサービス産業の中でも特にフィットネス産業に着目し、市場規模および事業の特徴について学習する。
第5回[対面/face to face]:スポーツサービスと消費者行動
成熟社会では経済活動の中心がモノ(有形財)からサービス・経験(無形財)へと移行する。本授業ではスポーツビジネスにおけるサービスの役割を理解するとともに、スポーツプロダクト、ブランド、関係性の提供を通じた価値の創造について学習する。
第6回[対面/face to face]:スポーツと社会的責任
多くのスポーツチームや選手たちが災害復興支援に取り組むように、スポーツ界だからこそ果たすことのできる社会的責任がある。その概念規定、種類、特徴を学ぶ。
第7回[対面/face to face]:スポーツメディア産業
スポーツに関連するメディア産業の構造と特性を踏まえ、人々がメディアを通じてスポーツとの関わりを強める現状について学習する。
第8回[対面/face to face]:北米のプロスポーツ
米国には4 大メジャーリーグと呼ばれるプロスポーツがある。本授業ではその概要や集客力に加え、独自の戦力均衡策や地域との関係について学習する。
第9回[対面/face to face]:プロスポーツ産業
みるスポーツの現状を知るとともに、プロスポーツの熱狂的ファンの心理的・行動的反応として注目されるファンエンゲージメント概念について理解を深める。
第10回[対面/face to face]:参加型スポーツ産業
わが国において、毎週スポーツを実施している人の割合は約4割である。本授業ではスポーツの実施状況に加え、こうした「するスポーツ」の事業化がスポーツ振興とどのように関わっているか学習する。
第11回[対面/face to face]:スポーツツーリズム
スポーツイベントの開催では、開催都市に大勢の参加者や観戦者が集まることから観光業としての役割がある。ここではスポーツツーリズムの概念、仕組み、そしてスポーツツーリストの特徴について学ぶ。
第12回[対面/face to face]:スポーツイベントの社会・経済的インパクト
スポーツイベントは開催都市に社会的、経済的恩恵をもたらす。イベント効果の定義、種類、形成方法、そして効果を生み出すことの意義について学習する。
第13回[対面/face to face]:スポーツスポンサーシップ
世界のスポンサーシップ市場の約7割をスポーツが占める。企業がスポーツへの協賛を通じて商業活動を行うスポンサーシップについて、市場規模、協賛の仕組みについて学ぶとともに、企業がアスリートに協賛するエンドースメントについても理解を深める。
第14回[対面/face to face]:スポーツ産業のまとめ
日本のスポーツ産業の現状と特徴を振り返るとともに、今後の展望について考察し、学期のまとめとする。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講者は教科書(スポーツ産業論、第7版)や参考資料を事前に読み込み、疑問や感想をまとめて授業に出席するようにしてください。本授業の準備学習・復習時間は各 1 時間 を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
原田宗彦(編)(2021)スポーツ産業論(第7版). 杏林書院:東京.
参考書References
仲澤眞・吉田政幸(編著)(2017)よくわかるスポーツマーケティング.ミネルヴァ書房.
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間テスト:50点
期末テスト:50点
合計:100点
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者がリアクションペーパーに記入した疑問や質問についてフィードバックを行い、授業内で議論したいと思います。スポーツ界の事例をできるだけ多く紹介し、分かりやすい授業となるように工夫します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートパソコンなど
その他の重要事項Others
教科書に沿って授業を行います。2週目以降は教科書や指定された参考資料を事前に読んできてください。