スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
PHL100IA(哲学 / Philosophy 100)哲学Philosophy
小館 貴幸Takayuki KODATE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | M0660 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
総合教育科目 視野形成科目(必修選択) |
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Outline (in English)
It is an essential for us in living to study philosophy. Because man cannot live without thinking. In this lecture, students can learn some theories and some key concepts to resolve problems in some themes. The aim of this lecture is that students can gain a multilateral perspective and deepen own thought. And students can explain what is philosophy and learn what kind of thinking philosophically.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人間は考えることなしに生きることができない。したがって、私たちにとって哲学は本質的なものである。本講義では、いくつかのテーマを設定し、それらのテーマに対する複数の考え方とその枠組みを学んでいく。本講義での目的は、多角的な視野を獲得すると同時に、自らじっくり考える力を養うことである。
本講義では、哲学とは何かについて説明することができ、諸問題に対して哲学的に考えることを学ぶことができる。
到達目標Goal
(1)哲学とは何かを説明することができる。
(2)哲学における諸説について述べることができる。
(3)基本的な概念や語句について述べることができる。
(4)諸問題について自分の考えを述べることができる。
(5)物事を多角的な視点で捉えることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は対面講義にて実施する予定である。基本的には講義形式で行っていくが、なるべく対話を重視し、一部グループワークも導入しながら、参加型の講義を志向してしていく。
遠隔授業となった場合には、オンデマンド型(音声データつきのパワーポイント資料)で行い、講義内容確認のためのリアクションペーパーや小テストの機会を設ける。Zoomによる配信は実施しない。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:哲学とは何か
①イントロダクション
②哲学の定義
③哲学の成立ち
2[対面/face to face]:古代ギリシアの哲学(1):根源の探求
①哲学の誕生
②自然学派
③アルケー
3[対面/face to face]:古代ギリシアの哲学(2):ソフィストの登場
①アルケーからアレテーへ
②人間尺度説
4[対面/face to face]:古代ギリシアの哲学(3):徳の探求①
①ソクラテスの徳論
②無知の知
5[対面/face to face]:古代ギリシアの哲学(4):徳の探求②
①プラトンの徳論
②アリストテレスの徳論
6[対面/face to face]:認識論(1):大陸合理論
①デカルトの認識論
②コギト・エルゴ・スム
7[対面/face to face]:認識論(2):イギリス経験論
①ロックの認識論
②タブラ・ラサ
8[対面/face to face]:認識論(3):批判論
①カントの認識論
②コペルニクス的転回
9[対面/face to face]:共生論(1):障がいとの共生
①ノーマライゼーション
②障がいとは何か
③自律生活運動
10[対面/face to face]:共生論(2):共生の思想
①ヘーゲル
②弁証法
11[対面/face to face]:死生論(1):生の哲学
①生とは何か
②生への意志
③始まりの思想
12[対面/face to face]:死生論(2):死の思想
①死とは何か
②死の人称
13[対面/face to face]:自由論(1):人間の尊厳と自由
①カントとミルの自由論
②自由とは何か
③人間の尊厳
14[対面/face to face]:自由論(2):自由の本質
①フロムの自由論
②自由の本質
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習:前回の授業内容を再確認する。事前課題がある場合には、その課題に取組む。
復習:配布されたプリントを再度見直し、授業内容の振り返りを行う。課題がある場合は、その課題に取組む。
できれば、講義で紹介する哲学の本を、とくに古典や法政大学関係者の著作を一冊でも読んでみる。
本授業の準備学習・復習時間は各 2時間 を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特定のテキストは使用しない。授業内にプリントを配布する。
参考書References
授業中に適宜紹介していく。
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト(20%)、学期末レポート(20%)、課題(50%)、平常点(10%)による総合評価。
学期末レポートや課題などは、Hoppiiを活用する予定である。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・受講生へのフィードバックの機会を十分に確保できなかったので、この点を改善していきたい。
・対面講義では対話型の講義を行うことができたが、遠隔講義の学生には十分にやり取りが対応できなかったのが大きな反省点である。
・哲学とは何かということや、物事の多角的な視点については伝えることができたように思う。これに関しては、さらに充実させていきたい。
・哲学という難しい内容をもう少し分かりやすく説明できるように工夫していきたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題などはHoppiiを活用予定なので、これを使用できるようにPC環境を整えておくこと。
遠隔授業による講義となった場合には、配付資料や教材を閲覧できるような情報機器を準備し、ネットワーク環境を整備しておくこと。
その他の重要事項Others
受講希望者は、講義についてのイントロダクションを行うので、最初の講義に必ず出席してもらいたい。
哲学は自分が行う行為に他ならない。授業で扱う各テーマに対して、他人事ではなく自分のこととして積極的に参加し、脳に汗をかくほど考えてもらいたい。
担当教員は、介護福祉士の国家資格を持ち、終末期の患者や人工呼吸器をつけた難病患者の在宅介護の仕事に約20年間携わってきた。在宅現場での経験を踏まえて、死とその周辺の問題について、現実に基づいた意見を伝えていく。