人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
TRS400HA（観光学 / Tourism Studies 400）研究会ASeminars
梶 裕史Hiroshi KAJI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C3006 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | 【ロ】【文】コースのみ履修可 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category | |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category | |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
展開科目 研究会 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Theme: "Cultural landscape" and ecotourism
Based on the concept of "cultural landscape", we link the viewpoints of eco-tourism, tourism culture, eco-museum and other aspects of Japanese-style ecotourism, tourism culture, and the possibility of human formation utilizing local natural and cultural assets, Conduct case studies through field surveys of their own. Regarding field to be selected in the field survey (field is decided according to their interests and voluntarily planned, including necessarily hearing survey), there are also methods of theme setting not limited to one specific place.
Goal
・ Understand the contents of "Environmental Representation Theory I and II" through the experience of voluntary field surveys.
・ From the experiences of the Okinawa remote island seminar camp in the previous year and the talks of various fields such as research presentations of other seminar students, you will be able to find a connection with your own local experience and "share" your research results.
Work to be done outside of class
Extracurricular learning is equivalent to collecting preliminary knowledge and local information in preparation for a field survey of individual research. The standard time for preparation and review is 2 hours each. Useful information exchange between seminar students outside the class (classroom). We also encourage voluntary visits in the vicinity. Third and fourth graders are required to provide guidance to second graders who are new participants as seniors.
Grading criteria
Presentation content and year-end dissertation 65%, participation attitude and cooperation / contribution within the organization such as seminars 35%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
テーマ：「文化的景観」とエコツーリズム
「文化的景観」という考え方をベースに、地域固有の自然・文化資産を活かしたエコな地域形成・人間形成の可能性について、日本型のエコツーリズムや観光文化、エコミュージアムなどの視点と結びつけながら、各自の現地調査を通じて事例研究を行う。現地調査（各自の関心によりフィールドを決め、ヒアリング調査を必ず含んで自主的に企画する）で選ぶフィールドについては、特定の一か所に限らないテーマ設定のしかたもある。
到達目標Goal
・「環境表象論Ⅰ、Ⅱ」の内容を、自主的な現地調査の体験によって実感的に理解する
・前年度の沖縄離島ゼミ合宿の体験や、他のゼミ生の研究発表など様々なフィールドの話から、自己の現地体験とのつながりを見つけられ、研究成果を「共有」できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
「授業計画」の通り、参加者個々の研究発表とその後の質疑応答・ディスカッションが中心となり、教員によるフィードバックもその都度行われます。（ただし、「到達目標」に記した通り、他のゼミ生の研究とのつながりを見つけられ、「共有」できることが大切です。）
毎週、教室での対面授業を予定していますが、感染状況によっては変更の可能性もあります。事前の学習支援システム等を通じたお知らせで確認してください。
なお「授業計画」に記した発表テーマ例は、コロナ以前の事例に基いた一例であり、昨年度はコロナ禍によりゼミ合宿をはじめ、宿泊型の個人フィールド調査は出来なかったため、昨年度に各自が実施した日帰り型の近場のフィールド調査研究に基くテーマになります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：年間オリエンテーション、参加者自己紹介
年間スケジュールの説明等
第2回[対面/face to face]：個人研究発表①
発表は1人30分以内程度、題材は主として昨年度の研究成果に基づき、発表後にグループワークを含む質疑応答や教員のレクチャー等
第3回[対面/face to face]：個人研究発表②
(例）竹富島の「住」と景観 その１
第4回[対面/face to face]：個人研究発表③
（例）竹富島の「住」と景観 その２
第5回[対面/face to face]：個人研究発表④
（例）竹富島の「住」と景観 その３
第6回[対面/face to face]：個人研究発表⑤
（例）竹富島の「衣」（伝統的な染織の文化）その１
第7回[対面/face to face]：個人研究発表⑥
（例）竹富島の「衣」（伝統的な染織の文化）その２
第8回[対面/face to face]：今年度の個人研究テーマ、現地訪問構想①
各自、現段階の構想を簡潔に発表
第9回[対面/face to face]：個人研究発表⑦
（例）竹富島の「食」の文化 その１
第10回[対面/face to face]：個人研究発表⑧
（例）竹富島の「食」の文化 その２
第11回[対面/face to face]：個人研究発表⑨
（例）竹富島の祭事・行事と「うつぐみ」精神
第12回[対面/face to face]：個人研究発表⑩
（例）竹富島の「観光文化」の歩みと将来
第13回[対面/face to face]：今年度の個人研究テーマ、現地訪問構想②
夏休み前の中間報告
第14回[対面/face to face]：個別指導
個別に提出する現地訪問計画書に基づく
第15回[対面/face to face]：秋学期オリエンテーション
スケジュール説明、夏休み中の個人研究の各自ふりかえり等
第16回[対面/face to face]：個人研究発表⑪
題材は昨年度または今年度（夏休み等）の研究成果に基づく。発表後にグループワークを含む質疑応答や教員のレクチャー等
第17回[対面/face to face]：個人研究発表⑫
（例）離島のエコツーリズムと環境保全
第18回[対面/face to face]：個人研究発表⑬
（例）離島の伝統芸能・祭事とアイデンティティー
第19回[対面/face to face]：個人研究発表⑭
（例）港町の産業遺産（倉庫）を活用したツーリズム
第20回[対面/face to face]：個人研究発表⑮
（例）宿場町の景観保全とツーリズム
第21回[対面/face to face]：個人研究発表⑯
（例）農家民泊とグリーンツーリズム
第22回[対面/face to face]：個人研究発表⑰
（例）里山における五感の環境教育（体験プログラム）
第23回[対面/face to face]：個人研究発表⑱
（例）文芸の名作を活かしたツーリズム
第24回[対面/face to face]：個人研究発表⑲
（例）アニメツーリズム（フィルムツーリズム）の試み
第25回[対面/face to face]：個人研究発表⑳
（例）アート・ツーリズム（アートを活かした地域づくり、感性価値創造）
第26回[対面/face to face]：グループワーク①
個々の成果の共有につながるテーマを学生が自主設定
第27回[対面/face to face]：グループワーク②
前回の続きとまとめ（学生の自主作業）
第28回[対面/face to face]：学年末論文の構想発表（タイトル・要旨・仮目次等）と個別指導
論文に使用する参考文献リストも合わせて提出。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各自、個人研究の現地調査の準備としての予備知識や現地情報の収集等が課外学習に相当します。予習・復習の時間は毎回各2時間を標準とします。授業内（教室）以外でのゼミ生相互の有益な情報交換。近場の自主的訪問等も奨励します。３・４年生は先輩として新規参加の2年生の指導も行うことが求められます。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定なし。
参考書References
授業のなかで紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表内容および学年末論文65％、参加姿勢やゼミという組織の中での協調性・貢献度等35％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・好評の「教員と学生個々との近さ、親しみやすさ」という特色を今後も活かしていきます。
・「好きこそものの上手なれ」の信条に沿って、各自の趣味嗜好・資質に適った研究テーマを設定できることは、自律的な自己管理の意思が必要なものの、モチベーションを良好に持続できれば、多様性ゆたかな研究成果を共有できる面白さと刺激があるという声が、定評としてあります。
・学部のフィールドスタディほどの質は伴わないにせよ、自主的にヒアリングを必ず含む現地調査を企画し実行する経験は、コミュニケーション力の向上につながっているようです。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
・この金曜５限研究会は、新規参加の2年生および継続参加の３・４年生が履修登録対象となります。
関連の深いコース
人間文化コース、ローカル・サステイナビリティコース