人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
SEE300HA(科学教育・(教育工学) / Science education/ Educational technology 300)環境教育論Environmental Education
野田 恵Megumi NODA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C2503 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 人間環境学部生:コース共通 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コース共通科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】 This course deals with the Environmental Education, and Education for Sustainable Development(ESD).
you will learn about environmental education and ESD, understand the role of education for a sustainable society, and further deepen our own thoughts.
【Learning Objectives】 At the end of the course, students are expected to explain the role and examples of Environmental Education and ESD.
【Learning activities outside of classroom Before/after】each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
【Policies】 Final grade will be calculated according to the following Mid-term report (35%), term-end report (35%), and in-class contribution(30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
このコースでは、環境教育とESD(持続可能な開発のための教育)について学び、持続可能な社会の実現において教育が果たす役割を理解することを目的とします。また、環境教育の具体的実践例や歴史について学びながら、持続可能な社会のために何が必要なのか、自分自身の考えを深めていきましょう。
到達目標Goal
環境教育の目的やねらい、歴史的経緯、環境教育で扱われるテーマや主要な概念、教育方法について理解し、説明ができる。環境教育の現状や課題、可能性などについて複合的な視点をもち、自分なりの考えを持てるようになる。
また、環境教育実践へつながる関心や意欲をはぐくみ、自分なりにプログラムや教材を考える視点や基礎を身に付ける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
環境教育の理論的基礎やさまざまな環境教育実践について学ぶ。授業では対話型および参加型の手法を用いる。毎回のテーマに即した資料を読み自主学習を行う。リアクションペーパーや提出された課題に対しては、代表的なものをいくつか授業内で取り上げコメントすることでフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
本講義のねらい・進め方についての説明と自分の環境教育の経験を振り返る。
第2回[対面/face to face]:環境教育の導入
環境教育の歴史や重要な点を概説する。
第3回[対面/face to face]:環境教育の歴史(1)
90年代までの環境教育の歴史について概説する。映像教材を通じて環境教育について理解を深める。
第4回[オンライン/online]:環境教育の歴史(2)
2000年代の環境教育・ESDについて解説する。映像教材を通じて理解を深める。
第5回[対面/face to face]:持続可能な開発とは何か
持続可能な開発とは何か、SDGsとESDについて理解する。
第6回[対面/face to face]:中間まとめ
環境教育ネイティブをキーワードに環境教育の歴史と自分史を重ねて考えや理解を深める
第7回[対面/face to face]:環境教育の教材(1)
環境教育教材を体験してみる(フィールドビンゴと身近な自然)
第8回[オンライン/online]:環境教育の実践(1)
環境教育の実践事例を学ぶ(自然学校・森のようちえん)
第9回[対面/face to face]:環境教育の教材(2)
環境教育教材を体験してみる(公害教育)
第10回[未定/undecided]:環境教育の実践
地域での環境問題に取り組む実践事例を取り上げます
第11回[対面/face to face]:環境教育の課題(1)気候変動
環境教育の課題の検討を通じて、理解を深めます。
テーマ;気候変動
キーワード;批判的思考
第12回[オンライン/online]:環境教育の課題(2)プラスチック問題
環境教育の課題の検討を通じて、理解を深めます。
テーマ;プラスチック問題
キーワード;システム的・構造的思考
第13回[対面/face to face]:環境教育の課題(3)ソーシャルアクション
環境教育の課題である社会が変わり、環境問題が解決することに教育がどうかかわるのか考える
第14回[未定/undecided]:まとめ
授業の内容や学びを振り返り、まとめにかえます
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をすること。
参考文献や配布する資料などを読み課題に取り組む。
環境教育施設を訪問したり、環境教育プログラムに実際に参加して、授業時間外にも積極的に学びを深めることが望ましい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講義ごとに紹介する。参考資料を授業支援システムを通じて配布する。
参考書References
『環境教育』日本環境教育学会編、教育出版
『環境教育学-社会的公正と存在の豊かさを求めて-』井上有一・今村光彦編
『持続可能性の教育-新たなビジョンへ-』佐藤学ほか編著、教育出版
『奇跡のむらの物語』、辻英之著、農文協
『知る・わかる・伝えるSDGs I』、阿部治・野田恵編著、学文社
『知る・わかる・伝えるSDGs Ⅱ』阿部治、二ノ宮リムさち編著、学文社
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間レポート 35点
最終レポート 35点
授業・グループワークへの参加、コメントペーパーなど平常点 30%
詳細はガイダンスおよび授業内で指示します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度からの変更点➡対面形式の授業では、参加型・グループワークの機会を増やす予定です。課題を複数回のレポートとしました。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
初回から授業支援システムにアクセスできるように準備しておいてください。
資料は、hoppi経由で配布します。
その他の重要事項Others
受講生の要望や理解度をふまえて、授業計画や内容は変更することがありますので予めご了承ください。成績評価や課題について説明しますので、受講を希望する方は、第1回目の授業に出席するようにしてください。