人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
BSC200HA（基礎化学 / Basic chemistry 200）サイエンスカフェⅠBasic Course of Natural ScienceⅠ
石井 利典Toshinori ISHII
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C2400 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | 自然環境科学の基礎（化学） |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 人間環境学部生：コース共通 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category | |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category | |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
展開科目 コース共通科目 |
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Outline (in English)
<Course outline>
This course provides an interdisciplinary introduction to environmental science in a chemical perspective. Central theme is the interaction between life and the environment. The course is suitable for students who plan further study in this field, also suitable for students without basic knowledge of environmental chemistry.
<Learning Objectives>
At the end of the course, students are expected to understand basic theory of chemistry and biochemistry for "Environmental chemistry I" , "Environmental chemistry II" and "Environmental chemistry III".
<Learning activities outside of classroom>
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
<Grading Criteria /Policies>
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination:60%, Short reports:20%,
in class contribution:20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
環境の科学を正しく理解するためには化学の基礎知識が不可欠です。今後の環境の学習に役立てられるように，高校の「化学基礎」と「化学」の復習にまず取り組みます。さらに，よりクオリティーの高い日常生活を得るために役立つ身近な化学についてもできるだけ理解を深めていきます。
到達目標Goal
高等学校で履修する「化学基礎」と「化学」を大学受験科目にしていなかった受講者が，「環境科学Ⅰ」「環境科学Ⅱ」「環境科学Ⅲ」などの科目を履修するときに必要とする，基礎化学理論を習得することを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
化学の基本的な理論，必要な数値計算法，知っておくべき物質の構造と性質を問題演習を中心に解説します。
提出された課題（確認テストなど）からいくつかのポイントを取り上げ，課題提出後の授業，または学習支援システム，Google classroomにおいて，全体に対してフィードバックを行います。
２０２２年度の授業は，すべて対面での開講を予定しています。ただし，第１回講義は，そのときのCovid-19感染状況に応じた大学の行動方針レベルでの授業形態で実施します。事前に授業形態（対面 or オンライン）を学習支援システムやGoogle classroomで予告しますので，必ず確認してください。また，春学期開講後にも，授業形態を変更する可能性があります。この変更も授業内，学習支援システム，Google classroomで事前に予告します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[未定/undecided]：第１章 原子とは何か
原子の構造と性質，化学結合と分子間力
第2回[対面/face to face]：第２章 化学変化と量的関係
物質量，化学反応式
第3回[対面/face to face]：第３章 酸と塩基
溶液pHの計算，酸と塩基の反応，中和滴定
第4回[対面/face to face]：第４章 酸化と還元（1）
酸化剤と還元剤の反応，酸化還元滴定
第5回[対面/face to face]：第４章 酸化と還元（２）
ＣＯＤ(化学的酸素要求量)値 および ＤＯ(溶存酸素量)値の測定原理
第6回[対面/face to face]：第５章 有機化学の基礎（１）
有機化合物の命名法，異性体，有機化合物の構造と性質
第7回[対面/face to face]：第５章 有機化学の基礎（２）
炭化水素の反応、アルコールの反応、エステル・アミドの構造
第8回[対面/face to face]：第６章 身近な有機化合物（１）
脂肪酸の種類，脂肪と脂肪油
第9回[対面/face to face]：第６章 身近な有機化合物（２）
単糖類，二糖類，多糖類の構造と性質
第10回[対面/face to face]：第６章 身近な有機化合物（３）
アミノ酸，タンパク質の種類と立体構造
第11回[対面/face to face]：第６章 身近な有機化合物（４）
合成繊維，合成樹脂，合成ゴム
第12回[対面/face to face]：第７章 酵素
酵素，補酵素，補欠分子族のはたらき
第13回[対面/face to face]：第８章 核酸
ＤＮＡとＲＮＡの構造，遺伝子発現のしくみ
第14回[対面/face to face]：期末テスト，まとめ
第１回講義～第13回講義の内容に関する筆記テスト，およびまとめと解説
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は，各２時間を標準とします。毎回の授業で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をしてください。
授業終了後に１０分間程度で解答できる確認テストをオンラインで実施します。提出は必須ではありませんが，提出されたものについては採点し，成績評価時に加点します。
テキスト（教科書）Textbooks
担当教員が作成したプリントを使用します。授業で取り扱うすべてのプリント類は，学習支援システムまたはGoogle classroomから各自ダウンロードしてください。
参考書References
高等学校で使用している『化学基礎』と『化学』の教科書（出版社は問わない）を入手することが望ましい。
入手先は，http://www.textkyoukyuu.or.jp/kaiin/tokuyaku13.html
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義内で実施する確認テスト（１０分間程度で解答×１３回）：２０％ ，期末テスト（６０分間で解答×１回）：６０％ ，課題レポート（８００字程度×２）：２０％ の合計点で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
環境科学に関連するテーマとともに，日常生活で体験する身近な科学に関するテーマもさらに多く取り扱ってゆきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムとGoogle classroomとにアクセスできる情報機器と通信環境が必要です。
受講予定者は，Google classroomのメンバーへの登録が必須になりますので，第１回講義がスタートする前にメンバー登録をお願いします。メンバー登録方法・登録可能期間は学習支援システムで予告します。