公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SES600P2-201(環境創成学 / Sustainable and environmental system development 600)論文研究指導1ASeminar 1 on Master Thesis A
辻 英史Hidetaka TSUJI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | X9618 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
サステイナビリティ学専攻 (修士課程)研究指導科目 |
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Outline (in English)
Small group workshop for master student to improve methodological knowledge and to advance research plan.
It is necessary for each student to not only do well in each assignment, but also to improve the content of his/her master's thesis by making further efforts.
Evaluation will be based on participation in discussions (40%) and reports (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
修士課程1年の大学院生に対し、歴史学研究の基礎を身につけることを通じて、修士論文執筆の準備作業を支援する。
到達目標Goal
修士論文執筆に必要な歴史学研究の理論的方法論的基礎を身につけること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
各自の関心に応じて毎回課題を出すので、次回に各自が作業した結果を報告する。さらに参加者全員のディスカッションにより理解を深める。
2022年度は対面を基本とし、場合によってはオンラインにより授業をおこなう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:研究関心の確認
参加者各自が自分のテーマについて考えていることや現状を報告する。
第2回[対面/face to face]:先行研究の把握
①和文文献
各種の先行研究について、参加者各自の関心にもとづいて作業をおこない、判明した研究状況を報告する。
第3回[対面/face to face]:先行研究の把握
②欧文文献
各種の先行研究について、参加者各自の関心にもとづいて作業をおこない、判明した研究状況を報告する。
第4回[対面/face to face]:先行研究の把握
③同時代文献
各種の先行研究について、参加者各自の関心にもとづいて作業をおこない、判明した研究状況を報告する。
第5回[対面/face to face]:研究動向の把握①
重要と考えられる先行研究を読み込み、研究動向を把握し、その問題点を指摘する。
第6回[対面/face to face]:研究動向の把握②
重要と考えられる先行研究を読み込み、研究動向を把握し、その問題点を指摘する。
第7回[対面/face to face]:問題提起の検証
研究動向を踏まえ、独自性のある論文のテーマを導き出す作業をおこなう。
第8回[対面/face to face]:史料の調査①
文献史料(1)
新聞、雑誌、書籍、パンフレットなど、刊行された文献史料について、どのようなものがあるかを調査し、その概要を報告する。
第9回[対面/face to face]:史料の調査①
文献史料(2)
上記の史料について、できる限り内容を精査し、解釈の可能性を検討する。
第10回[対面/face to face]:史料の調査②
統計史料(1)
統計集など数量データについて、どのような史料があるのかを調査し、その概要を報告する。
第11回[対面/face to face]:史料の調査②
統計史料(2)
上記の史料について、できる限り内容を精査し、解釈の可能性を検討する。
第12回[対面/face to face]:史料の調査③
文書館史料(1)
公文書、未刊行史料など文書館史料について、どのような史料があるのかを調査し、その概要を報告する。
第13回[対面/face to face]:史料の調査③
文書館史料(2)
上記の史料について、できる限り内容を精査し、解釈の可能性を検討する。
第14回[対面/face to face]:仮説の検証
問題提起をふまえ、論文執筆の前提となる仮説の構築と、それに基づいた行論を組み立てる作業を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の課題をしっかりこなすだけでなく、各自がさらに工夫して修士論文の内容を向上させていく姿勢が必要である。
とくに、欧文の同時代文献を読解するために必須となる語学能力、史料分析能力については授業内では十分なトレーニングをおこないえないので、各自で必要な能力を身につけるよう努力すること。
テキスト(教科書)Textbooks
授業内で必要に応じて指示する。
参考書References
授業内でその都度指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
議論への参加(40%)とレポート(60%)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
とくになし。
担当教員の専門分野等
<専門領域> 歴史学(ドイツ近現代史)
<研究テーマ> 市民社会の歴史、ドイツ社会国家の歴史
<主要研究業績> 『歴史のなかの社会国家』(川越修と共編著)山川出版社、2016年;『社会国家を生きる』(川越修と共編著)法政大学出版局、2008年。