国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
ARSc300GA（地域研究（北アメリカ） / Area studies(North America) 300）言語文化演習Seminar
アメリカの「なぜ」を考えよう
遠藤 郁子Ikuko ENDO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C1122 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期・秋学期/Spring・Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | 単位数は、春学期2単位／秋学期2単位である。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
| 人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | 選抜 |
| 毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
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Outline (in English)
【授業の概要（Course outline）】
Through this course, students will be introduced to basic concepts and theories in order to understand various cultures, mainly those in the United States. Students are expected to develop an interest in the issues of ideology, power, everyday meaning-making and cultural practices. This course will explore different territories within the realm : popular culture and media studies, minority and subcultures, race, gender,etc. In addition, students will be learning and trying out various methods to find information, give presentations, write papers, cite sources, etc.
【到達目標（Learning Objectives）】
I. In this course, students will develop the following skills:
(1) The ability to find problems worthy of consideration from a single subject.
(2) The ability to investigate, interpret and examine the reasons for the above problems and communicate them to others.
(3) The ability to listen to the opinions of others, possibly revising their own views, and refine them into a more accurate, precise, and persuasive conclusion.
【授業時間外の学習（Learning activities outside of classroom）】
It is essential for students to prepare in advance for the following week (reading, watching, listening, and researching the subject matter(s)) in order to participate in the class. This course will require students to complete about two hours of pre- and post-course study for each class.
【成績評価の方法と基準（Grading Criteria /Policy）】
The following four aspects are the main targets of evaluation,which will be judged comprehensively.
(1) Personal presentation (30%)
(2) Completion of assignments such as essay plans and comment sheets for each session (30%)
(3) Seminar essay (30%)
(4) Contributions to each class (10%)
The above four aspects will be the main targets of evaluation and will be judged comprehensively.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本演習は、ひとつの社会現象、問題、文化事象などに対してさまざまな角度から「なぜ」と問い続け、資料をもとにそれを分析します。与えられた情報を「事実」としてただ受け止めるのではなく、想像力を働かせ、柔軟な態度でそれを考察する能力を身に付けることが目的です。担当教員の専門領域がアメリカの文学・文化なので、アメリカに関する知見を深めることで世界について、また自分について知ることも演習の目的とします。
研究を通して自身の関心を深めつつ、授業では各学生の研究に関わる発表とアクティビティを通してゼミ生全員で様々なテーマについて話し合うことで広い視野を身に付けます。年に２本のゼミ論執筆と入念な発表準備を通して読む・書く・話すスキルの向上も目指します。
到達目標Goal
I.この演習で学生は以下の力を身につけます。
(1) 一つの題材から、検討に値する問題点を見つけ出す。
(2)上記の問題点の理由を調べ、解釈・検討し、それを他者に伝える。
(3)他者の意見に耳を傾け、場合によっては自らの見解を修正しつつ、より正確で精緻な、説得力のある結論へと練り上げる。
言い換えれば(1)〜(3)のプロセスを通して、学生は問題発見、情報収集、解釈と分析と思考 、そして表現のスキルを磨いてゆきます。それが当演習の目標の一つです。
II. こうした探求の姿勢は、一つの事象の背景が決して単一で単純ではないことを、改めて気づかせてくれるはずです。その複雑さをときほぐすための、強靱かつ繊細な知力と感受性を身につけることも、当演習の目標となります。
III.「大学時代になにを学びましたか？」と聞かれたとき躊躇なく答えられることをめざします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
学生は授業で浮かび上がった問題や、自分の経験を通して興味を抱いた事柄をテーマに選び、授業で獲得した方法論を使って、情報を取捨選択しながらゼミ論文を完成させ、プレゼンテーションを行います。プレゼンテーションでは自身のテーマについて発表するだけでなく、それについて受講生全員で考え、理解を深めるためのアクティビティを提供してもらいます。ゼミ論の執筆はもちろん一人で作業するだけではありません。随時論文の進行状況を報告しあいながら、学生同士の意見やアドバイスが活発に交差する機会を、授業内外で設けます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
授業概要の説明。自身の関心のあるトピックを共有しあいます。
第2回[対面/face to face]：表象分析（１）
特定の表象作品（映画・音楽など）では、どんなテーマ設定が可能か検討します。
第3回[対面/face to face]：表象分析（２）
前回の授業で気づいたことに基づき、特定の表象作品（映画・音楽など）を分析します。
第4回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（１）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第5回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（２）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第6回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（３）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第7回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（４）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第8回[対面/face to face]：春学期ゼミ論助走
テーマ設定の仕方やレジュメの書き方、書式などについて説明。ゼミ論の構成や論理的な思考についてもトレーニングします。
第9回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（５）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第10回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（６）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第11回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（７）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第12回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（８）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第13回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（９）
４年次生のゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、方法論や内容に関する質疑応答と討議をします。
第14回[対面/face to face]：春学期の総括・反省
春学期ゼミの総括・反省を行います。
第1回[対面/face to face]：表象分析（１）
特定の表象作品（映画・音楽など）では、どんなテーマ設定が可能か検討します。
第2回[対面/face to face]：ゼミ論合評会
（１）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます
第3回[対面/face to face]：ゼミ論合評会
（２）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第4回[対面/face to face]：ゼミ論合評会
（３）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第5回[対面/face to face]：ゼミ論合評会
（４）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第6回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（５）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第7回[対面/face to face]：秋学期ゼミ論助走
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第8回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（６）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第9回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（７）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第10回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（８）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第11回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（９）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第12回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（１０）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第13回[対面/face to face]：ゼミ論合評会（１１）
３・４年次生の春学期ゼミ論をあらかじめ読み、概要を執筆者が発表。その後、発表者がプロジェクトを用意し、全員で作業に取り組みます。
第14回[対面/face to face]：秋学期の総括・反省
秋学期ゼミの総括・反省を行います。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学生が翌週に向けて事前準備（題材を読む・観る・聞く・調べる）を行うことは、授業に参加するために不可欠です。準備の方法や範囲は、毎回具体的に指示します。春・秋学期のゼミ論作成には相応の時間と労力を費やすことになりますが、完成時の知的な満足感・充実感は学生時代の成果の一つとして、なにものにも換えられないはずです。また卒業してからも大きな自信となることでしょう。本授業外の準備学習・復習時間は各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
とくになし。主に論文、新聞、雑誌、ネット記事などの印刷物を使用します。
参考書References
適宜、授業時間内に指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
（１）発表(30%)
（２）レジュメや各回コメントシートなどの課題の完成度（30％）
（３）ゼミ論（30％）
（４）毎回の授業における発言や貢献度（10％）
上記4つの側面を主たる評価の対象として、総合的に判断します。この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者の希望を随時授業の内容や流れに反映し、受講者が主体的につくりあげる授業を目指します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
本授業ではGoogle Classroomを活用します。また各種マテリアルへのアクセスが必要な場合もあるので、パソコン、スマートフォンなどのディヴァイスを所持していることが望ましい。
その他の重要事項Others
（１）授業や授業準備を優先させられる
（２）向上心・知的好奇心が強い
（３）USAや特定の文化、あるいは文化全般に興味がある
-- 以上の条件を満たす学生を望みます。また、学部SA先がアメリカ以外の学生や「嫌米」の学生なども歓迎します。