国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
ARSe200GA（地域研究（東アジア） / Area studies(East Asia) 200）中国の文化Ⅱ（多民族社会中国）Chinese Culture II
曽 士才ZENG Shicai
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C0911 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
| 人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | |
| 毎年・隔年Frequency | 隔年開講 |
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Outline (in English)
【Course Outline】
This course deals with ethnic diversity in China, especially focusing on the changing lifestyle and values of them under the nation-state of China.
【Learning Objectives】
At the end of the course, participants are expected to obtain basic knowledge about ethnic minorities in China, and also to be able to evaluate the relationship between ethnic diversity and national integration in China.
【Learning activities outside of classroom】
After each class meeting, participants will be expected to answer to the quiz. Your required study time is one hour for each class meeting. Your study time will be one hour.
【Grading Criteria/Policy】
Final grade will be calculated according to the following process: Answer to the quiz（10％）and term-end report/ dissertation（90％）．
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
中国文明は、多様な風土のなかでそれぞれ独自の歴史と文化を築いてきた諸民族と漢族との、古くからの交流によって形成されてきた。この授業では、民族の多様性を紹介するとともに、20世紀以降、国家統合を進めるなか、各少数民族社会において生じた変化を通して、中国における国家と民族集団との関係、民族間関係、民族意識、民族文化の現状などを紹介する。
到達目標Goal
「民族」をキーワードにして中国を読み解く力を養う。特に民族の多様性と国家統合との関係と現状について理解を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
前半の授業では、中国における民族集団とその文化の多様性について論じ、後半では、政治的統一性と文化的多様性との折り合いのつけ方に主眼を置いて論じる。授業の進め方は講義を主体とするが、テーマごとに映像資料を見る。なお、クイズの解答例など課題へのフィードバックはHoppiiの掲示板で公開する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロダクション
多民族国家中国を概観、授業および授業外学習の説明
第2回[対面/face to face]：民族文化の多様性（1）
森林地帯の狩猟民オロチョン族の伝統と現状
第3回[対面/face to face]：民族文化の多様性（2）
草原地帯の遊牧民モンゴル族の伝統と現状
第4回[対面/face to face]：民族文化の多様性（3）
シルクロードの民ウイグル族の伝統と現状
第5回[対面/face to face]：民族文化の多様性（4）
西南中国山の民イ族の伝統と現状
第6回[対面/face to face]：民族文化の多様性（5）
照葉樹林の民タイ族の伝統と現状
第7回[対面/face to face]：国家と民族（1）
進化論・人種観と民族政策
第8回[対面/face to face]：国家と民族（2）
メディアにおける民族表象
第9回[対面/face to face]：国家と民族（3）
民族エリートとエスニック・シンボル
第10回[対面/face to face]：国家と民族（4）
国民教育と民族教育
第11回[対面/face to face]：国家と民族（5）
観光文化と民族文化
第12回[対面/face to face]：チベット問題の読み方（1）
民族問題の分析の視点
第13回[対面/face to face]：チベット問題の読み方（2）
関係報道の読解のコツ
第14回[対面/face to face]：まとめ
全体の振り返りとレスポンシートへの応答
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内容の理解度を測るために、授業支援システムを使って出されるクイズに回答する。本授業の復習時間は、各1時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
プリント教材
参考書References
末成道男・曽士才編『世界の先住民族―ファースト・ピープルズの現在 01東アジア』明石書店2005年
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業支援システムを使ったクイズへの回答（10％）と期末に課すレポート（90％）で成績評価を行う。レポート課題は事前に説明するが、評価の基準は主に授業内容の理解度である。この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とする。授業への出席とクイズへの回答は成績評価の大前提となる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
私語によって周りの学生が迷惑を蒙らないように、円滑な授業運営に努めたい。