国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
DES200GA(デザイン学 / Design science 200)情報コミュニケーションⅢInformational Communication III
稲垣 立男Tatsuo INAGAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C0772 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 情報関連科目を履修済みであることが望ましい |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | 席数を超えた場合選抜 |
毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Outline and objectives
This practical lesson is an introductory and experimental valuable lesson on information design. Basic training related to design and art such as logotypes, symbol marks, pictograms and illustrations.
Learning Objectives
Through each lecture held in parallel with the production of the work, we will deepen the understanding of the design concept and visual language and provide basic training on visual expression that facilitates communication between people. In addition, we will cultivate the knowledge, sense, and skills necessary for creative modelling expression that is familiar to all creative activities.
People who are not good at drawing or are new to digital photo processing and design production will experience the joy of making by actively moving their hands and body without thinking difficult.
Learning activities outside of the classroom
The content delivered on the Google site contains many website links to deepen your learning, so we recommend browsing the ones that interest you. There are also many museums and galleries near the university. If possible, depending on the infection status of the new coronavirus, please watch exhibitions.
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
Grading Criteria /Policy
Grades will be evaluated based on the total of class activities, assignments and reports. We emphasize the experimentality and positiveness of our efforts. The scoring ratio is as follows.
1. Initiatives for classes (50%)
2. Issues and reports (50%)
See rubrics for specific assessment guidelines.
Based on this grade evaluation method, those who have achieved 60% or more of the achievement target of this class will be accepted.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「情報コミュニケーションⅢ」は、情報デザインに関する入門的、実験的な実習授業です。ロゴタイプやシンボルマーク、ピクトグラムやイラストレーションなどのデザインやアートに関わる基本的なトレーニングを行います。
到達目標Goal
作品制作と並行して行う毎回のレクチャーを通じて、デザイン概念と視覚言語に関する理解を深め、人と人とのコミュニケーションを円滑にする視覚表現の基礎的なトレーニングを行います。加えて創作活動全般にも通じるクリエイティブな造形表現に必要な知識や感覚、技術を養います。
絵を描くことに苦手意識のある人や、デジタルでの写真加工やデザイン制作が初めての人も難しく考えずに、積極的に手や体を動かすことで作ることの楽しさを体験します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業では視覚言語の基本となる
1.ロゴタイプとシンボル(タイポグラフィーについて)
2.ピクトグラム(インフォグラフィックスについて)
3.イラストレーションとデザイン(グラフィックデザイン)
の3つのテーマで、課題制作を進めます。
課題に取り組む際には課題の意義や進め方について講義します。また課題制作のためのポイントとなる点や描くための材料や道具、ソフトの使い方について説明をします。各課題の最後にはお互いの作品を鑑賞し(プレゼンテーション)、講評会(フィードバック)を行います。
対面での授業を予定していますが、新型コロナウィルス感染の状況次第でオンデマンド授業になる場合も想定しています。
対面授業の場合
実習室のアドビ イラストレーターとフォトショップを使って実習を行います。
オンデマンド授業の場合
オンデマンド実習で必要な道具や材料です。手描きとPCを使用する場合どちらでも構いません。また、課題によって使い分けても構いません。
絵を描くためのPCソフトを一つ準備してください。
イラストレーター、パワーポイント 、キーノート(Mac)のどれか。
その他 フォトショップ など
対面、オンデマンドどちらにも必要なもの
手描きの道具
絵を描くための描画材(鉛筆、色鉛筆、マーカー、ペン、絵具類など)
絵を描くための紙類(スケッチブックや画用紙、コピー用紙など)
授業を円滑に進めるために、以下のオンラインツールを使います。
Google site(授業の基礎となるコンテンツの配信)
Google Classroom、Google Form(課題提出と課題に関するすべてのフィードバック)
Miro(コラボレーション)
オンデマンドの場合の授業形式
ウェブサイトに授業コンテンツを全て掲載し、それをみながら授業を受講してもらう方式にします。
授業の方法
授業時間になると授業支援システムを通じてGoogle site(ウェブサイト)のリンク先を公開します。公開したウェブサイトに授業に関連したテキストや授業概要の映像、必要な画像やウェブサイトのリンク先などが掲載されていますので、そのサイトを見て学習を進めてください。
課題と授業内レポート
受講後、Google Formで課題と授業内レポートを提出してもらいます。提出期限は授業終了の数日後です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
4/11[オンライン/online]:オリエンテーション
授業の概要
4/18[対面/face to face]:ロゴタイプとシンボル1
講義
ロゴタイプとシンボルマーク
ワークショプ
基本的な図形の書き方とシンボルマーク
4/25[対面/face to face]:ロゴタイプとシンボル2
講義
フォントと書体
ワークショップ
ロゴタイプの制作
5/9[対面/face to face]:ロゴタイプとシンボル3
課題
ロゴマークの制作
5/16[対面/face to face]:ピクトグラム1
講義
ピクトグラムとは
ワークショップ
ピクトグラムの模写
5/23[対面/face to face]:ピクトグラム2
講義
オリンピックのピクトグラム
ワークショップ
スポーツ・文化をテーマとしたピクトグラムの作成
5/30[対面/face to face]:ピクトグラム3
大学構内の案内用サインの作成
6/6[対面/face to face]:インフォグラフィック1
講義
インフォグラフィックについて
ワークショップ
気になったポスターをコピーする
6/13[対面/face to face]:インフォグラフィック2
講義
ZINEについて
課題
ZINEの制作1 デザインのアイディア
6/20[対面/face to face]:インフォグラフィック3
課題
ZINEの制作2 作品制作
6/27[対面/face to face]:レイアウト1
講義
インフォグラフィックを元としたイラストの作成
課題制作
パンフレット表紙レイアウト1
デザインのアイディア
7/4[対面/face to face]:レイアウト2
課題制作
パンフレット表紙レイアウト2
作品の制作1
7/11[対面/face to face]:レイアウト3
課題制作
パンフレット表紙レイアウト3
作品の制作2
14[対面/face to face]:作品の講評
課題作品のプレゼンテーションと講評
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
街の中のサインやポスター、本や雑誌、様々なプロダクツなどについて、視覚的な情報伝達の方法やデザインの工夫などを意識して読み解いてください。大学近郊の美術館やギャラリーなどで、さまざまな作品を鑑賞するのも良いと思います。
また、人工物だけでなく自然物にも目を向け、美しいと思う物をスマホやデジカメ等で撮影しストックしておいて下さい。制作の材料として使用します。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
Google siteを通じて授業に必要な資料を配布します。いくつか参考書を紹介しますので、それらのうち少なくとも一冊を選んで購読することを勧めます。また各分野の研究に関して必要となる資料についてはその都度紹介します。
参考書References
永井 弘人「デザイナーになる! 伝えるレイアウト・色・文字の大切な基本と生かし方」エムディエヌコーポレーション
原研哉「デザインのデザイン」岩波書店
ロビン・ウィリアムズ「ノンデザイナーズ・デザインブック」マイナビ出版
坂本伸二「デザイン入門教室[特別講義]確かな力を身につけられる 〜学び、考え、作る授業〜」SBクリエイティブ
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価については、平常点(授業への取り組み)、課題とレポートの合計で行います。取り組みの実験性、積極性を重視します。採点比率は以下の通りです。
1. 平常点(50%)
2. 課題とレポート(50%)
評価の具体的な指針についてはルーブリック を参照してください。
この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ソフトの操作や専門用語などをわかりやすく解説していきたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
使用するソフトは以下の通りです。
Adobe Illustrator(イラストレーションを描くためのソフト)
Adobe Photoshop(写真を加工するためのソフト)
課題提出に授業支援システムを使いますので登録しておいてください。
また、スケッチブック(ノート可)や鉛筆など、絵を描くための材料が必要となります。
その他の重要事項Others
初心者の皆さんには、各ソフトを使っての作品制作のコツをまず掴んで、さらに完成度を高めていく方法をお伝えします。技術的な経験は問いませんので、アートやデザインの作品制作に自信のない人も是非チャレンジしてみてください。
※課題制作については各受講者の能力やそれぞれがやりやすい進め方などを考慮して、毎回の内容や目標を掲げていません。ディスカッションを通じて各自の課題を見極め、柔軟に取り組んでください。
初回のガイダンスに必ず出席してください。
登録希望者が教室の収容人数を超えた場合、選抜することもあります。