国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
COT100GA（計算基盤 / Computing technologies 100）メディア情報基礎Basic Media Information Processing
大嶋 良明、米倉 明男、菊池 司Yoshiaki OHSHIMA, Akio YONEKURA, Tsukasa KIKUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C0410,C0411,C0412,C0413,C0414,C0415 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2,木3/Thu.3,金3/Fri.3,金4/Fri.4,火4/Tue.4,火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 担当教員・曜日時限によって、授業コードが異なります。詳細は、学部HPに掲載している秋学期時間割で確認してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
| 人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | 抽選 |
| 毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
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Outline (in English)
This course provides students with basic knowledge and techniques in computer multimedia and web design at the entry level. It also deals with the concept of information design. The students will work on projects on Adobe Photoshop and Adobe Premier, AviUtl and on a simple case of HTML authoring. The objective of this course is to enable students to acquire fundamental understanding in digital multimedia and information design with elementary techniques in related authoring tools.
Grading policy is as follows:
In-class contribution: 30%
Homework and in-class assignment: 30%
Final exam: 40%
Your must achieve at least 60% in the overall grade to pass for academic credit.
The average study time outside of class per week would be approximately 4 hours.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
マルチメディア作品をPhotoshopとPremierで作ろう。
メディアとしてのコンピュータに着目し、文化情報の発信・加工・編集のための基本技法の習得に力点を置いて学ぶ。デジタルとは何かを読み解くことから始めながら、メディア情報の文化史、メディア情報をデジタルに扱うためのしくみと基本技法、ディジタルカメラ、スキャナ、ビデオなどメディア機器の活用法、PCを用いた簡単なマルチメディア・コンテンツの制作、HTMLとスタイルシートによるWebコンテンツの構造化とデザイン要素の取り扱いなどを学び、マルチメディアを活用した文化情報の発信・加工・編集のための基礎事項を習得するとともに、コンピュータを用いた作品実習を通じてメディアとしてのコンピュータを駆使するための実践的なスキルを修得する。
到達目標Goal
PCマルチメディアの基礎知識の習得から始め、画像処理、映像制作の代表的なソフトを備えた実習設備を十分に活用しながら作品制作を行う。これにより、インターネット環境において文化情報を発信できる能力を身につけることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
●講義と実習（マルチメディア対応の情報実習室）
・PhotoshopやPremierなどのソフトに親しみ、デジカメ写真や動画などを、Webサイトやレポート、作品作りなどに活用するテクニックを身につける。
・デザインの考え方を学び自分自身の表現に活かす練習をする。
・パソコンやデジカメなどで、モノのカタチや色をデータとして扱う方法を学ぶ。
●ePortfolioによる学習成果の公開
総合的な情報公開の場として活用する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：イントロダクション
メディアとは何か。メディア情報とそれを支える情報技術の文化史を学ぶ。
2[対面/face to face]：メディア情報の基礎
デジタルであるということ、メディア情報の基礎知識を学ぶ。
3[対面/face to face]：メディア情報の基礎：静止画像
デジタル画像（静止画像）基本的なしくみを学ぶ。
4[対面/face to face]：メディア情報の基礎：静止画像
デジタル画像（静止画像）その特性の詳細を学ぶ。
5[対面/face to face]：制作実習Ａ：実習の手引き
PC・周辺機器ハードウェアとメディア機器の活用方法（ディジタルカメラ、スキャナ、ビデオなど）を学ぶ。
6[対面/face to face]：制作実習Ａ：静止画像の作品制作
Photoshopを用いたディジタル画像の制作の基本を学ぶ。
7[対面/face to face]：制作実習Ａ：静止画像の作品制作
レイヤーを操作単位とする描画、編集、調整の技法を学ぶ。
8[対面/face to face]：メディア情報の基礎：動画像
デジタル動画像の特性と情報圧縮の仕組み、Windows Media, MPEG4など代表的な動画形式の特性を学ぶ。
9[対面/face to face]：制作実習Ｂ：実習の手引き
静止画像・動画像・音楽を用いた簡単なマルチメディア・コンテンツ制作の手順と基礎知識を学ぶ。
10[対面/face to face]：制作実習Ｂ：映像作品の制作
AviUtl（またはPremier）を用いたムービー制作の基礎を学ぶ。素材画像の取り込みから基本的な編集操作を実習する。
11[対面/face to face]：制作実習Ｂ：映像作品の制作
AviUtl（またはPremier）を用いたムービー制作を実践する。エフェクトを含む映像素材の効果的な編集やテキスト、音声を配置して作品としてまとめる方法を実習する。
12[対面/face to face]：Webページの構成と表現手法
HTML5によるWebページの制作法。スタイルシート利用のメリットと実例。基礎知識と制作手順を学ぶ。
13[対面/face to face]：制作実習Ｃ：スタイルシート
HTMLとスタイルシートを用いたWebコンテンツの構造化、CSSによるWebコンテンツの制作を学び、実習する。
14[対面/face to face]：まとめ
学習内容を総括する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各講義の復習。実習課題作品を制作し、提出する。本授業の準備学習・復習時間は各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
講義初回に提示する。
参考書References
講義において適宜提示する。マルチメディア検定ベーシック対応の参考書として、CG-ARTS協会、「入門マルチメディア[改訂新版]」、ISBN 978-4-903474-60-1を挙げる。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(40%)、平常点(授業の参画度を含む, 30%)、授業内の課題や小テスト（実技を含む, 30%）を総合的に評価する。この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の 60%以上を達成した者を合格とする。
欠席が一定基準を超えると期末試験を受験できないので注意しよう。期末試験は授業内容理解の確認でもあるので未受験者には単位認定できない。なお、やむを得ない事情で未受験となった場合、代替措置の可否は担当教員ではなく必ず学部窓口にて相談ください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
共通シラバスに基づく共同担当科目として、各教員はそれまでのアンケート内容による気づきを共有し授業改善に役立てる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
画像処理、映像制作の代表的なソフトでの実習が可能な、情報実習室において授業を行う。課題提出等には学内Web環境ならびにePortfolioを活用する。
その他の重要事項Others
学生へのメッセージ： マルチメディアデータを自由に編集できるようになると、コンピュータの多彩な機能の一つひとつが面白くなってくる。コンピュータが本当にパーソナルなツールとして身近に感じられる、そういう段階です。思い切りコンピュータを楽しんで欲しい。
本科目では、マルチメディアの活用実習、ならびに発見型学習を通じて学生の就業力育成を支援する。
実務経験のある教員による授業：
コンピューター関連企業・研究所の勤務経験のある教員がコンピューターを使用したメディア発信に関する実習を行う。
前提科目
「情報リテラシーⅠ」、「情報リテラシーⅡ」