国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
LIN300GA（言語学 / Linguistics 300）世界の英語English in the World
小中原 麻友Mayu KONAKAHARA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C0302 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
| 人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | 選抜 |
| 毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
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Outline (in English)
[Course Outline]
In the era of globalization, English is one of the dominant tools of intercultural communication among people from diverse linguistic and cultural backgrounds. What does such a communication look like? The aim of this course is to reconsider 'English' from the perspective of World Englishes and English as a lingua franca. Through this course, you will have the opportunity to understand features of varieties of English particularly in Asian countries as well as features of intercultural communication in English as a lingua franca settings. On the basis of the knowledge you acquired, you will then reconsider the role of English in the globalized world and English communication ability necessary for surviving in such a world.
[Learning Objectives]
1. Students can understand and summarize characteristic features of varieties of English (phonological and grammatical features, etc.).
2. They can understand and summarize how people from multilingual backgrounds communicate with one another in English as a lingua franca.
3. They can understand and explain the problematic nature of standard language ideology and native-speakerism.
4. On the basis of their understanding of the above points, they can make a critical observation of the role of “English” in the globalized world and “English” communication abilities necessary in such a world.
[Learning Activities outside of Classroom]
<Preparation>
1. Reading Assignment (by the beginning of Sessions 3 & 10): Read the assigned reading materials.
2. Fieldwork and Report (by the beginning of Sessions 2, 10 & 13): Carry out fieldwork three times.
3. Digital record your conversation in ELF, transcribe part of the recording, and analyze the use of communication strategies observed in the conversation (this activity may be cancelled depending on the COVID situation).
4. Preparation for a Group Presentation (by the beginning of Session 5/6/7/8): Prepare presentation slides for your group presentation about varieties of English.
<Revision>
1. Weekly comments (Sessions 2-14): Reflect on what you’ve learned in each session, and write comments in a designated form on Google Classroom. Submit the comment by the beginning of the next session each week.
2. Preparation for final exam (or term-end paper): Prepare for the final exam (or term-end paper) by reviewing what you’ve learned in each of the sessions.
[Grading Criteria / Policy]
1. Class contribution (5%): Active contribution to class will be evaluated. Students are expected to contribute to discussion actively.
2. Final exam/term-end paper (50%): Exam answers (or term-end paper) will be evaluated in their contents.
3. Other tasks (45%): Weekly comments, reading assignment, fieldwork reports, group presentations will be evaluated in their contents.
授業で使用する言語Default language used in class
その他言語 / Other
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
グローバル社会の現在、「英語」ほど広範に使用されている言語はありません。しかし、その「英語」とは一体どのようなものなのでしょうか。World EnglishesやEnglish as a lingua francaという言葉を聞いたことがありますか。英語の国際的普及は、地域の社会的要因に関連して多様化した様々な英語変種を生み出しました。英・米・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの各英語だけでなく、インド、シンガポール、タイ、マレーシア等のアジア諸国でも多様な「英語変種」が存在し、これらはWorld Englishes（世界の英語たち）と複数形で呼ばれています。また、グローバル化の進展はビジネスや教育上の国際交流・協力の急速な拡大をもたらし、そのような現場で英語は言語文化の異なる者同士のコミュニケーションにおいて「共通語（a lingua franca）」として幅広く使用されています。本講義では、これらWorld EnglishesとEnglish as a lingua francaという２つの視点から、一見自明とも思われる世界における「英語」の実態について迫っていきます。
学期前半では、社会及び言語使用へのグローバル化の影響と英語の国際的普及の過程を概観した後、特に英米などの英語を母語とする国々とアジア諸国において多様化した英語変種の言語的特徴について、その歴史及び文化的背景にも触れながら学んで行きます。その後、学期後半では、標準語イデオロギー、英語母語話者信仰等の概念や現象についての学習を通して、英語を取り巻く問題について理解を深めます。更にはヨーロッパやアジア諸国での実際の事例研究を取り入れながら、ビジネスや高等教育等の国際的な場において言語文化を異にする者同士が、英語を共通語として使用してどのようにコミュニケーションを図っているのかについて、特にコミュニケーション・ストラテジーの使用を中心にその特徴を学んで行きます。最終的には、学習内容に基づき、グローバル社会における英語の役割と求められる英語コミュニケーション能力について批判的に考察できるようになることを目指します。
到達目標Goal
1. 国際的普及によって多様化した英語変種の地域的特徴（音声の仕組み、および文法等）とその歴史的変遷の背景について理解し、まとめることができる。
2. 国際共通語としての英語でのコミュニケーションの実態や特徴についてまとめることができる。
3. 標準語イデオロギーや英語母語話者信仰などの「英語」を取り巻く問題とその重要性について説明することができる。
4. 上記1-3を踏まえた上で、グローバル社会における英語の役割と求められる英語コミュニケーション能力について批判的に考察することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語と英語を併用
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
【重要１：受講者の選抜について】
・本授業は【対面】で実施する予定で（ただし、初回授業を除く）、使用する教室の定員は２２名の予定です。
・よって、受講希望者多数の場合は、初回授業で選抜を実施します。受講を希望する学生は、必ず初回授業に参加し、選抜・導入アンケートを提出してください。選抜を実施した場合、その結果は初回授業終了後、速やかに、各学生にメール等で通知します。
【重要２：初回授業の授業形態について】
・受講者数が定まらない初回授業は、三密回避のために、【Zoomリアルタイム配信】で授業を実施します。Zoom情報は、授業支援システムでお知らせします。
・リアルタイム配信の授業への参加が難しい場合は、【事前に担当教員までメール連絡】をしてください（用件に加え、学年、学籍番号、氏名、明記のこと）。授業終了後、初回授業当日の録画を配信するとともに、授業開始前にメール経由で初回授業の代替となる課題（授業内容に関連する簡単なクイズとアンケート［暫定］）を提示します。この課題を当日中に提出することで、初回授業に参加とカウントします。
【重要３：Google Classroomの使用について】
・課題の提示や提出、フィードバックなどには、「授業支援システム」ではなく、「Google Classroom」を使用します。法政大学のGmailアカウントで使用が可能です。
・Google Classroomのクラスページへのアクセス方法は、学期開始前までに「授業支援システム」でお知らせします。
・履修を希望する場合は、授業開始前までに「Google Classroom」上で当該クラスへの【参加を済ませておく】ようにしてください（一度登録しても、後から参加を取り消すことが可能ですので、履修を迷っている場合でも参加登録して問題ありません）。
【その他】
・授業は、PPT とオンライン上で配布するワークシートを使用した講義の他、グループ・ディスカッション、フィールドワーク、プレゼンテーション、リスニング等の活動も取り入れて進めます。
・授業毎に提出するコメントに、個別にフィードバックを行います。良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ガイダンス
授業の紹介・履修条件、導入（選抜）アンケート
第2回[対面/face to face]：講義・ディスカッション（１）
The influence of globalization: Linguistic diversity and English users
（グローバル化の影響：言語的多様性と英語使用者）
第3回[対面/face to face]：講義・ディスカッション（２）
The global spread of English
（英語の地球規模の普及）
第4回[対面/face to face]：講義・ディスカッション（３）
Diversification of English and preparation for group presentations
（英語の多様化、グループプレゼン準備）
第5回[対面/face to face]：グループ・プレゼンテーション（１）
Varieties of English (1): Englishes in the UK, the US, and Canada
（英語変種（１）：イギリス、アメリカ、カナダの英語）
第6回[対面/face to face]：グループ・プレゼンテーション（２）
Varieties of English (2): Englishes in Australia, New Zealand, India, and Thailand
（英語変種（２）：オーストラリア、ニュージーランド、インド、タイの英語）
第7回[対面/face to face]：グループ・プレゼンテーション（３）
Varieties of English (3): Englishses in Vietnam, Malaysia, Singapore, and Indonesia
（英語変種（３）：ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシアの英語）
第8回[対面/face to face]：グループ・プレゼンテーション（４）
Varieties of English (4): Englishes in the Philippines, China, Hong Kong, and Korea
（英語変種（４）：フィリピン、中国、香港、韓国の英語）
第9回[対面/face to face]：講義・ディスカッション（４）
The legacy of colonialism, native speakerism and standard language ideology
（植民地化の遺産、英語母語話者、標準語イデオロギー）
第10回[対面/face to face]：講義・ディスカッション（５）
English as a lingua franca (ELF) communication (1): Introduction
（共通語としての英語（ELF)でのコミュニケーション（１）：導入）
第11回[対面/face to face]：講義・ディスカッション（６）
ELF communication (2): Communication strategies (CS) for supporting meaning-making
（ELFでのコミュニケーション（２）：話し手の発話を支援するコミュニケーション方略）
第12回[対面/face to face]：講義・ディスカッション（７）
ELF communication (3): CS for coping with communication problems
（ELFでのコミュニケーション（３）：コミュニケーション上の問題に対処する方略）
第13回[対面/face to face]：講義・ディスカッション（８）
ELF communication (4): CS for facilitating communication
（ELFでのコミュニケーション（４）：コミュニケーション上を促進する方略）
第14回[対面/face to face]：期末試験（あるいは期末レポート）、および総括
期末試験の実施（あるいは期末レポートの提出）とまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各２時間を標準とします。
＜準備学習＞
1. リーディング課題（第3回、10回授業開始時まで；全２回予定）：指定の資料を読み内容を把握し、まとめる。
2. フィールドワーク（第2回、10回、13回授業開始時まで；全3回予定）：授業前までにインストラクションに沿って簡単なデータ収集・分析を行い、それに基づき考察を書く。ただし、第3回のフィールドワークは感染症の状況によっては実施しない可能性あり。
3. グループ・プレゼンテーション準備（第5〜8回授業開始時まで）：グループごとのプレゼンテーションの準備を行う。プレゼンの準備には、原則、学術的な図書や論文、あるいはウェブサイトを使用し、学術的根拠に基づいていない個人の作成したウェブサイトやブログ等は使用しないこと。
＜復習＞
1. 授業毎振り返りコメント（第2〜14回；全13回予定）：第2回以降、授業毎に学習内容を振り返るコメントを書き、次回授業開始前までにGoogle Classroomの指定のフォームに提出する。
2. その他、期末試験（あるいは期末レポート）に向け、適宜、復習する。
テキスト（教科書）Textbooks
・教科書指定なし。ただし、以下の新書の一部を第2回のリーディング課題として使用予定。図書館にも所蔵はありますが、図書館へのアクセスが難しい学生については購入することを推奨します。
→ 久保田竜子, 2018. 『英語教育幻想』. 筑摩書房, 東京.（参考：アマゾンにて新書902円、Kindle 770円）
・その他、テーマごとに参考文献を紹介します。配布資料やスライドは、原則英語です。
・授業のPPTは、授業終了後に、オンライン上で公開します。
参考書References
＜World EnglishesとEnglish as a lingua francaについての背景知識＞
1. Crystal, D. (2003). English as a global language (2nd ed.). Cambridge: Cambridge University Press.
2. Galloway, N., & Rose, H. (2015). Introducing global Englishes. London; New York, NY: Routledge.
3. Jenkins, J. (2015). Global Englishes: A resource book for students (3rd ed.). London; Yew York: Routledge. (Companion website: http://www.routledgetextbooks.com/textbooks/9780415638449/default.php)
4. Jenkins, J., Cogo, A., & Dewey, M. (2011). Review of developments in research into English as a lingua franca. Language Teaching, 44(03), 281-315.
5. Kirkpatrick, A. (2007). World Englishes paperback with audio CD: Implications for international communication and English language teaching. Cambridge, UK; New York: Cambridge University Press.
6. Murata, K. (2015). Exploring ELF in Japanese academic and business contexts: Conceptualisation, research and pedagogic implications: Routledge.
7. Murata, K., & Jenkins, J. (2009). Global Englishes in Asian contexts: Current and future debates. Houndmills ; New York: Palgrave Macmillan.
8. Seidlhofer, B. (2011). Understanding English as a lingua franca. Oxford: Oxford University Press.
9. Trudgill, P. & Hannah, J. (2002). International English: A Guide to the Varieties of Standard English (4th ed.). London: Arnold.
10. 唐澤一友. (2016). 『世界の英語ができるまで』. 東京:亜紀書房.
11. 末延岑生. (2010). 『ニホン英語は世界で通じる』. 東京: 平凡社.
12. 田中春美, 田中幸子 (2012).『World Englishes – 世界の英語への招待』. 京都: 昭和堂.
13. 鳥飼玖美子 (2011).『国際共通語としての英語』. 東京: 講談社.
14. 本名信行 (2002).『事典アジアの最新英語事情』. 東京：大修館.
15.本名信行 (2003).『世界の英語を歩く』. 東京: 集英社新書.
＜リスニング教材＞
1. 榎木園鉄也 (2012). 『インド英語のリスニング』. 東京: 研究社.
2. 榎木薗鉄也. (2016). 『インド英語のツボ：必ず聞き取れる5つのコツ』. 東京：アルク.
3. 柴田真一. (2016). 『アジアの英語』. 東京：コスモピア.
4. ジョセフ・コールマン著、渡辺順子訳 (2008). 『いろんな英語をリスニング』東京: 研究社.
5. 鶴田知佳子、柴田真一 (2008). 『ダボス会議で聞く世界の英語』. 東京: コスモピア.
6. 平本照麿 (2010). 『究極の英語リスニング Worldwide』. 東京：アルク.
7. 里井久輝 (2019). 『世界の英語リスニング』. 東京：アルク
＜参考ウェブサイト＞
1. ACE. (2013). The Asian Corpus of English. Retrieved 23rd September 2014 http://corpus.ied.edu.hk/ace/index.html
2. IDEA (2017). International Dialects of English Archive. Accessed 20th September 2017 from http://www.dialectsarchive.com/dialects-accents
3. Sekiya, Yasushi, Kawaguchi, Yuji, Saito, Hiroko, Yoshitomi, Asako, Yazu, Norie, & Marphey, Phillip. (2006). World Englishes: English modules dialog based on research into sociolinguistic variation [Shakai gengogakuteki heni kenkyuu ni motoduita eigo mojuru] Retrieved 16th August 2016, from http://labo.kuis.ac.jp/module/index.html
4. VOICE. (2013). The Vienna-Oxford International Corpus of English (version 2.0 Online). Retrieved 23rd January 2013 from https://www.univie.ac.at/voice/
成績評価の方法と基準Grading criteria
＜平常点：5%＞
・「平常点」とは、出席率でなく、授業内活動や質疑応答などへの積極的な貢献度を意味します。ディスカッションに積極的に貢献して下さい。
・遅刻２回（ただし、電車遅延は除く）で、欠席１回とみなします。
＜試験：50%＞
学期末（第14週）に試験（あるいは期末レポート提出）を行い、学習内容の理解度や考察・意見内容を総合的に判断します。
＜その他授業内外課題：45%＞
・授業毎振り返りコメントやリーディング課題、フィールドワーク、グループ・プレゼンテーションでの学習内容の理解度と考察内容を総合的に評価します。
この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
音声データ、録画データ等を使用して、実際に多様な英語、そのような英語での実際のコミュニケーションを聞く機会を設けます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・グループ・プレゼンテーションの際は、各自で持参したPCを使用することが望ましいですが、それが難しい場合は、こちらで共有PCを用意します。
その他の重要事項Others
授業中は、適宜ノートを取って下さい。ただし、ノートをとることよりも講義の内容に集中して、そのテーマについて自ら考えるようにしてください。「覚える」のではなく、「考える」ことが重要です。皆さんの意見を聞いて回りたいと思います。答えに正解・不正解はありませんので、積極的に意見交換することを期待します。