国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
ART200GA（芸術学 / Art studies 200）表象文化概論Introduction to Studies of Culture and Representation
深谷 公宣、大嶋 良明、岡村 民夫、グアリーニ レティツィアKiminori FUKAYA, Yoshiaki OHSHIMA, Tamio OKAMURA, Letizia GUARINI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C0220 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
| 人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | 初回の授業に出席すること |
| 毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
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Outline (in English)
・Course Outline: This is an introductory course of the studies of culture and representation, structured around four major units taught by four different instructors: theater, photography, art, and music. It thus aims at fostering students' awareness of the wide range of the field, as well as introducing some of the basic concepts and approaches in the discipline.
・Learning Objectives: On the basis of the skills and perspectives acquired in the 'Introduction to Intercultural Communication', students will be expected to understand various ideas of representational culture to use for further study in the advanced courses. Four instructors will help students find interesting subjects they can explore in a more specific field.
・Learning activities outside of the classroom: Follow the instructions provided by each instructor.
・Grading Criteria/Policy: Four instructors will give students marks in their own way, and the sum of the marks will be the final. For a detailed scoring policy, ask each instructor.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
「表象文化」とは人間が様々なメディアや方法によって創造する行為、またその行為を通じて生み出されたものを示します。各講義では、文学、美術、演劇、音楽、映像芸術、漫画などの領域を扱いますが、特定の分野にとらわれず芸術や文化、社会について横断的に検証していきます。それらの表現手法、歴史的変遷などを辿りながら、内包している意味、欲望、人々に与える影響などを解き明かしてゆくことを目指すのが「表象文化概論」です。
4人の教員による4分野の表象を扱いつつ、表象文化論の基本について学ことを目的とします。
到達目標Goal
この講義は、入門科目「国際文化情報学入門・表象文化コース」からつながる学びのプロセスとなります。この講義を通じて表象文化に関する多様な考え方を理解し、各専門科目でさらに踏み込んだ研究を継続することが望ましいと考えます。各講義を通じて各自の関心のある領域で今後の専門研究が進められるように導きます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
大学の行動方針レベルが２となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
初回はzoomで行い、担当教員が各自の講義について詳しく解説します。
第二回～第十三回までは、各担当教員が３回ずつ対面（一部リアルタイム・オンライン）で講義を行います。課題は各教員から出され、フィードバックも各教員から行います。
第十四回はzoomで実施し、講義のまとめを行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ガイダンス
担当：全員
「表象文化概論」の4名の担当者全員がそれぞれの授業計画の概略と履修上の諸注意について説明します。
第2回[対面/face to face]：身体とその臨界（１）
担当：深谷公宣
フリーク・ショウにおける身体イメージの系譜をたどる。
第3回[対面/face to face]：身体とその臨界（２）
担当：深谷公宣
文芸作品に見られる幽霊、妖精、動物、変身、仮面について概説する。
第4回[対面/face to face]：身体とその臨界（３）
担当：深谷公宣
天使の「身体」について考える。／ケーススタディ：映画『ミスター・ロンリー』分析
第5回[対面/face to face]：電子音楽とコンピュータ（１）担当：大嶋良明
電子音楽の発展史を概観し、電子楽器やコンピュータとの関連性を学ぶ。
第6回[対面/face to face]：電子音楽とコンピュータ（２）担当：大嶋良明
テルミン（Theremin）、ハモンドオルガン、モーグシンセサイザなど電子楽器の系譜を学ぶ。
第7回[対面/face to face]：電子音楽とコンピュータ（３）担当：大嶋良明
電子音楽の学際的研究拠点CCRMAが及ぼした影響とその功績を、デジタルシンセサイザーの開発研究とコンピュータ音楽の制作環境を中心に学ぶ。
第8回[対面/face to face]：ショットと編集（１）
担当：岡村民夫
映画的ショットの誕生（リュミエール兄弟）
フィックスの力（小津安二郎）
移動撮影の力（溝口健二）
第9回[対面/face to face]：ショットと編集（２）
担当：岡村民夫
サイレント的モンタージュ（S.エイゼンシュテイン）
トーキー的モンタージュ
（アルフレッド・ヒッチコック）
第10回[対面/face to face]：ショットと編集（３）
担当：岡村民夫
短すぎる／長すぎる（ジャン=リュック・ゴダール）
構成としての編集（ホウ・シャオシェン）
第11回[対面/face to face]：メディアにおける家族（１）
担当：レティツィア・グアリーニ
文学における母性の表象について考える。
母娘関係にまつわる作品を取り上げる。
第12回[対面/face to face]：メディアにおける家族（２）
担当：レティツィア・グアリーニ
父親像について考える。
ヘゲモニック男性性や「イクメン」の表象について概説する。
第13回[対面/face to face]：メディアにおける家族（３）
担当：レティツィア・グアリーニ
異性愛規範と家族の表象について考える。
新たな家族像を提示する作品を取り上げる。
第14回[オンライン/online]：表象文化概論発展編
担当：全員
四人の講師が、それぞれの研究分野について紹介します。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各担当教員が指示します。
本授業の準備学習・復習時間は各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
授業全体を通して用いるテキストはありません。
各担当教員が初回の講義時に指示します。
参考書References
参考書については各担当教員が指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各担当者が担当回の成績を25点満点で示し、合計で100点満点で成績をつける。
平常点、課題、試験の割合や評価方法については、各教員が授業開始前までに伝える。
この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
担当者交代のため、該当しません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを利用します。
その他の重要事項Others
初回のガイダンスにかならず出席してください。