キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
EDU200MA(教育学 / Education 200)演習(発達・教育)Seminar (Education & Development Career)
坂本 旬Jun SAKAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7410 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 演習科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
To learn the basics of citizen media and intercultural exchange practice
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
市民メディアと異文化探究学習の実践的研究
受講生はショート・ドキュメンタリーを制作するスキルを身につけ、ESDやSDGsの理論を学び、学校や地域でのESDおよび実践的な異文化交流・協働支援能力を身につける。
到達目標Goal
・多様なメディアを活用しながら、自ら進んで市民メディア活動に参加する。
・メディアリテラシーを用いた探究学習を行う。
・異文化交流・協働を実行するための基礎能力を身につける。
・ESDやSDGsの実践知を身につける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・課題等の提出・フィードバックは「Classroom」を通じて行う。
・授業の初めに、前回の授業で提出されたClassroomのコメントからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
・コメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かす。
・オフィス・アワーで、課題(作品やレポート等)に対して講評する。
・最終授業で、13 回までの講義内容のまとめや復習だけでなく、授業内で行った試験や小レポート等、課題に対する講評や解説も行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:授業ガイダンス
授業のあらましの解説と分担決定(Zoomによるオンライン授業)
2[対面/face to face]:基礎学習
市民メディアおよび異文化探究学習の基本的理論と方法の学習
3[対面/face to face]:新たな教育の潮流
SDGsのための教育
4[対面/face to face]:ビデオレターの理論
メディアリテラシーとしての国際交流の方法
5[対面/face to face]:ビデオレターの実践
福島県白方小学校におけるビデオレター教育実践
6[対面/face to face]:映画教育の理論
シネリテラシーの考え方を学ぶ
7[対面/face to face]:映画教育の実践
福島県広野中学校における映像教育実践
8[対面/face to face]:リテラシー概念とSDGs
リテラシー概念の歴史的展開
9[対面/face to face]:映像制作支援活動の概要
小中高校等の授業支援と映像制作の実践学習の概要
10[対面/face to face]:映像制作支援活動の実際
小中高校等の授業支援と映像制作の実践の実際
11[対面/face to face]:映像制作支援活動の展開
小中高校等の授業支援と映像制作の実践の展開
12[対面/face to face]:被災地取材の概要
被災地取材に関する基礎知識の解説
13[対面/face to face]:被災地取材の計画
被災地取材の計画立案
14[対面/face to face]:授業の振り返り
これまでの学習活動を振り返る
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学外の学校での授業支援、地域での取材や映像制作など主要な活動のほとんどが課外活動となる。夏合宿は福島で取材活動を行う。なお、秋学期(演習)に予定されている海外研修活動は正規の授業ではなく、課外活動の一環として行うことを理解されたい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
坂本旬『メディアリテラシーを学ぶ』(2022年)
寺崎里水・坂本旬『地域と世界をつなぐSDGsの教育学』(2021年)
参考書References
坂本旬『メディア情報教育学』法政出版局(2014年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%、レポート等の提出物50%
授業評価基準(ルーブリック)
●コンピテンシー
多様なメディアを活用しながら、自ら進んで市民メディア活動に参加し、異文化対話を行い、他者の異文化対話を支援し、全地球的(グローバル)な異文化対話の発展に対して、自覚的に寄与することができる。
●受講態度(4段階)
1 8割以上ゼミに出席している。
2 ゼミでの討論に参加し、発言する。
3 グループやゼミをまとめ、意見をまとめることができる。
4 自主的に新しい企画を立て、ゼミをまとめて引っ張っていくことができる。
●映像制作態度(4段階)
1 メディアにかかわるさまざまな社会問題に関心を持つ。
2 メディアにかかわる人権や倫理の問題について、自分の意見を発表することができる。
3 メディアにかかわる社会問題をテーマとした映像制作や論文執筆ができる。
4 メディアにかかわる社会問題について、主体的に社会に対して発信することができる。
●映像制作技術(4段階)
1 ビデオカメラや三脚等の撮影に使用する機材を正しく使うことができる。
2 ビデオカメラを使って、カメラワー クを意識した撮影ができる。
3 作品の企画・構成を作り、パソコンを用いて5分程度の映像編集ができる。
4 ドキュメンタリー映像制作のための企画・構成・取材・撮影・編集等のスキルを身につける。
●ファシリテーション(4段階)
1 小中高校の授業支援に参加する。
2 小中高校生や他の学生の映像制作を適切に支援することができる。
3 他国の学生への映像制作を適切に支援することができる。
4 ゼミ内外での映像制作の他者支援を自分で企画して、実施することができる。
●異文化対話(4段階)
1 異文化対話が必要な理由を自覚し、他者に説明できる。
2 異文化に対するステレオタイプなものの見方や偏見を理解し、それを乗り越えようとする。
3 国内外での異文化を持った他者とさまざまなメディアを活用して積極的にコミュニケーションをする。
4 異文化を越えた協働(コラボレーション)を主体的に企画し、実践することができる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2020年度、2021年度は新型コロナ感染症流行のため、Zoomを用いたオンライン授業を中心に行ったが、今年度は対面による活動を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業は資格課程実習室(精密)とCALS(キャリア・アクティブ・ラーニング・スタジオ)を併用する。映像編集可能なWindowsまたはMacノートブックPCを用意すること。
編集ソフトとして無料版ダビンチ・リゾルブ(DavinciResolve)をインストールしておくこと。https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/
カメラとして使用できるスマートフォンやデジタルカメラを用意すること。
その他の重要事項Others
演習参加にあたって、次の授業を履修することが望ましい。(絶対条件ではない。)
「メディアリテラシー実習Ⅰ・Ⅱ」、「キャリアデザイン学総合演習」(秋期)、「卒業論文」(4年)「メディア教育論Ⅰ・Ⅱ」、「図書館演習」(坂本担当)、「地域学習支援Ⅰ・Ⅱ」(コミュニティ・メディア)