キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
ECN200MA（経済学 / Economics 200）労働経済学Labour economics
梅崎 修Osamu UMEZAKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C7273 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) |
展開科目 選択必修（領域別） ビジネス |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
It is very important to understand the social conditions surrounding us and the labor market in building our careers. The purpose of this lecture is to understand the current Japanese labor market from both theory and reality by using text in this field. In the lecture, although the economic models are used, it assumes mathematics at junior high school level. In addition, we learn contents of statistical data which is related with career development and methods to use it, and the historical background of labor issues.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process Term-end report(60%) and in-class contribution(40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
自分を取り巻く社会環境、特に労働市場の状況を理解することは、キャリアを形成する上で非常に重要となります。そこで、この講義では労働経済に関するテキストを利用しながら、現在の日本の労働市場の状況と歴史を理論と現実の双方から学んでいきます。なお、授業の中ではキャリア形成を研究するうえで有効な統計データの内容や労働問題の時代背景についても学習し、理解を深めていきます。
到達目標Goal
ビジネスキャリアを関連する経済理論や社会環境を読みこなす能力を身につける。データを理解し、分析事例、労働問題を読み解くことはもちろんであるが、同時に労働経済学の主要な概念を理解し、人間が、どのような社会環境の中で、どのようにキャリア選択を行っているかを説明できるようになる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業は、（１）テキストを使用し、一つのトピックスに関して、仕事映画の紹介します。（２）その解説を前提に続いて、経済理論や時代背景、社会問題を解説します。（１）はオンライン、（２）はオンデマンドでの授業を考えております。労働問題を参加学生と一緒に考察することを目指します。なお、課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かしたいと思います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：オリエンテーション
授業の進め方と経済学を学ぶ意味、仕事映画について説明。
第2回[対面/face to face]：新規学卒労働市場の事例
仕事映画「何者」を紹介し、自分を「売る」とは何かを解説する。
第3回[対面/face to face]：新規学卒労働市場の理論と実証
前回の講義を続けて、新規学卒市場に関する研究を説明する。
第4回[対面/face to face]：現場主義の改善活動の事例
仕事映画「スーパーの女」と「県庁の星」を紹介し、企業の競争力を支える人材マネジメントを解説する。
第5回[対面/face to face]：現場主義の改善活動の理論と実証
第4回に続いて、企業の競争力と人材マネジメントに関する研究を説明する。
第6回[対面/face to face]：仕事配分と昇進システムの事例
仕事映画「ワーキング・ガール」と「９時から５時まで」を紹介し、昇進と昇格のメカニズムを解説。
第7回[対面/face to face]：仕事配分と昇進システムの理論と実証
第6回に続いて、仕事配分と昇進システムに関する研究を説明する。
第8回[対面/face to face]：ワークライフバランスの事例
仕事映画「下町の太陽」を紹介し、女性のキャリアデザインやワークライフバランスについて解説する。
第9回[対面/face to face]：ワークライフバランスの理論と実証
女性のキャリアデザインやワークライフバランスに関する研究を説明する。
第10回[対面/face to face]：雇用社会の誕生の事例
仕事映画「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ」を紹介し、雇用社会の形成を解説する。
第11回[対面/face to face]：雇用社会形成の理論と実証
雇用社会形成の歴史研究を説明する。
第12回[対面/face to face]：自己投資と転職の事例
仕事映画「マイレージマイライフ」を紹介し、自己投資と転職に関して解説する。
第13回[対面/face to face]：自己投資と転職の理論と実証
自己投資と転職に関する研究を説明する。
第14回[対面/face to face]：様々なキャリア
これまでの授業を振り返り、今後の雇用社会を展望する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前準備は特に要りませんが、授業後にテキストを読み直してください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
梅崎修・松繫寿和・脇坂明『「仕事映画」に学ぶキャリアデザイン』（有斐閣）
参考書References
特になし
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内作業(40%)と学期末のレポート(60%)で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
企業事例も授業の進捗に合わせて紹介する。今回から、映画を使って事例を紹介し、その上で理論や実証を説明するという授業を試みる。仕事経験が少ない学生に対して、職場の現実を伝えつつ、労働経済学を学んでもらう。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布や課題提出等で学習支援システムを利用します。
その他の重要事項Others
この講義では、労働経済学者による仕事映画解説を学びながら、労働市場、企業組織、人事労務管理の仕組みについて学びます。毎回出席し、労働問題を把握しつつ、学問の考え方を身につけて下さい。