キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
MAN200MA(経営学 / Management 200)キャリア開発論Career Development
松原 光代Mitsuyo MATSUBARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7259 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) ビジネス |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course have two goals. One is to to acquire knowledge of the basic theory of business career development, the other is to understand that career development changes in relation to economic and social and corporate personnel management.
This course introduces how the employment system of a company is changing due to changes in the economy and society, and the changes and impacts of individual business careers.
Students will be expected to print out the materials provided by the learning support system in advance and to participate in this course.
Final grade will be calculated according to the following process Mid-term report and the term-end report(50%),and in-class contribution (including small reports imposed each class, 50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では、経済社会の変化に伴う企業の雇用システムの変化を踏まえながら、個人のビジネスキャリアの変化・影響を見ていきます。特に、「Society5.0」という「デジタル革新と多様な人々の想像・創造力の融合によって、社会の課題を解決し、価値を創造する社会」という時代の到来は、これまでの社会とどのような違いがあるのでしょうか?最も大きな違いは、これまで私たちにとって当たり前であった「長期雇用」を維持できない企業等が増える、という点です。長期雇用が常態化している時は、組織イニシアチブの辞令に順ずることで、所属組織が社員の職業キャリアを保障してくれるため、自らキャリアを考える必要がありませんでした。しかし、これからの社会は、自分で自分の職業キャリアを考えなければなりません。つまり、私たちのキャリア形成は、社会経済とそれに呼応する企業の雇用システムと不可分なのです。
正社員として就職すれば、何となく将来の生計が保障されていた時代から、「社会の変化×自らのキャリア展望×それに必要な能力(スキル、ネットワーク、知識など)」を常に考えていく社会へと移行するなかで、大学時代にどのような力をつけておくべきか。
本授業では、キャリア開発にかかわる理論的な枠組みを踏まえ、経済社会の変化やそれにより生じる現象や課題を理解することを目的としています。
到達目標Goal
本授業では、①ビジネスキャリア開発に関する基礎的な理論や知識の習得と、②キャリア開発が経済社会および企業の人事管理と関連し変化することの理解を目標としています。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、ビジネスキャリア開発に関連して、理論等の概説や講義を中心に進めます。
本授業はオンラインで実施し、「オンデマンド」を中心にして「リアルタイム型」を3回程度含める予定です。具体的な予定は、第1回の授業で説明するとともに、学習支援システムで連絡をします。
「オンデマンド」の授業では、原則として、テキストと配布資料による学習、動画での説明を組み合わせて実施します。
毎回出席確認のためのテストもしくはコメントを学習支援システムで提出してください。授業日から3日以内の提出を出席とみなします。
授業で使用する資料等は「学習支援システム」において受講登録者に授業の前に提供します。
課題等に対するフィードバックに関しては、出席確認のためのテストやコメントは、1~2週間内にフィードバックします。また、授業内で実施するテスト等は希望者に対してフィードバックします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーションと講義概要
(リアルタイム型を予定)
授業のオリエンテーション、授業概要、レポートの書き方の説明など
第2回[オンライン/online]:「キャリア論」とは何かを知る
キャリア形成において配慮すべき点は何かの理解
第3回[オンライン/online]:キャリア開発の主体を学ぶ
キャリア開発と個人の能力や所得、組織パフォーマンスとの関係性の理解
第4回[オンライン/online]:経営環境とキャリア開発の変化を学ぶ
日本企業が直面するダイバーシティ、デジタライゼイションとキャリア形成の関連と動向の理解
第5回[オンライン/online]:求められる「キャリア自律」を知る
「キャリア自律」の理解
第6回[オンライン/online]:「ダイバーシティ経営」について知る
「個の多様性」と「組織パフォーマンス」との関係、インクルージョンの理解
第7回[オンライン/online]:「正社員の多元化とキャリア開発」について知る
「正社員」とは何か、その多元化とは何か、キャリア形成への影響とは何かの理解
第8回[オンライン/online]:「ワーク・ライフ・バランスと働き方改革」について知る
(リアルタイム型を予定)ワーク・ライフ・バランスを実現しつつキャリアを形成するための個人や組織の役割についての理解
第9回[オンライン/online]:「女性のキャリア開発」について知る
内部労働市場論と女性のキャリア支援との関連性の理解
第10回[オンライン/online]:「育児期のキャリア開発」について知る
育児と仕事の両立と、育児期の男女のキャリア開発の理解(男性の子育て参加など)
第11回[オンライン/online]:「介護責任とキャリア開発」について知る
介護と仕事の両立と、育児との違いに係る理解
第12回[オンライン/online]:「再就職者のキャリア開発」について知る
技術の進化の潮流のなかでのキャリアの中断がもたらすであろうキャリアへの影響への理解
第13回[オンライン/online]:「非正規雇用とキャリア開発」について知る
パート、派遣などの非正規労働者のキャリア開発の現状と課題、同一労働同一賃金に係る理解
第14回[オンライン/online]:まとめ:自律性と多様性とは何かを知る
(リアルタイム型を予定)不確実性が高まる時代の到来×労働者の多様化におけるキャリア形成を自助、共助、公助の在り方の理解
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業資料は、あらかじめ学習支援システムより提供します。それをプリントアウトして授業に臨むと円滑に進めます。所要時間は30分程度です。
また、各授業で小テストや小レポート(400字以内)を求め、理解度を確認します。こちらの所要時間は30分~1時間程度です。
テキスト(教科書)Textbooks
武石恵美子著『キャリア開発論』中央経済社(ISBN978-4-502-19841-0)を使います。同テキストがあることを前提にして授業を進めるので、必ず購入等をしてください。
参考書References
それぞれの授業で取り上げるテーマに関連して、テキスト内の参考文献が参考になります。また、授業に関連する内容で文献を知りたい方は遠慮なく質問をしてください。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、次のように評価して決定します。
〇レポート:5割
レポートは2回出す予定です。期末の試験は行いません。
レポートは、論理性をもって説明できるかを評価します。レポートの書き方については、最初の授業で説明します。
なお、剽窃(いわゆる、どこかのサイトからコピー&ペーストをそのまますること)が判明した場合は「D評価」とします。どれだけ出席をしていてもD評価になるので、気を付けてください。
〇授業への参加:5割
各授業の出席の代替として求める小レポート・小テストの結果も含みます。提出は授業日(火曜日)を含む3日以内です(木曜日の23:59まで)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックができませんが、受講者からの質問には丁寧に対応しますので、質問があれば積極的にお願いします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業はパワーポイントと音声で実施するので、それを受信できるようにしてください。
その他の重要事項Others
本授業で単位を取ろうと思っている学生は、1回目の授業は必ず出席するようにしてください。
また、直接の質問(オフィスアワー)は各授業後としますが、15分以上の相談を要する場合は、事前にアポイントメントを入れてください。なお、連絡先は第1回の授業で案内します。