キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
EDU200MA（教育学 / Education 200）教育社会学ⅠSociology of Education I
筒井 美紀Miki TSUTSUI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C7197 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) |
展開科目 選択必修（領域別） 発達・教育 |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
In this class the students are to learn "not to think about education only within school and family" and to master basic understandings of relevant knowledge and concepts, in order to be confident of career design. The goal is to grasp social realities/parts deeply based on quantitative and qualitative data and to have your own social vision. Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapter(s) from the text and answer some questions of "preparation resume." Your total study time will be four hours for a class. Your overall grade in the class will be decided based on the following: mid-term paper 30% and final term paper 70%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
このクラスでは、「教育を、学校と家庭とだけ結びつけて考えない」発想力と、それを支える知識・理解力をパワーアップし、自他のキャリアデザインについて自信をつけます。ステレオタイプ・二番煎じから完全脱却するため、（自分が住む）自治体や地域による支援と教育に焦点を当てて学びます。
到達目標Goal
・「教育のべき論」に飛びつかない――社会的現実を質的／量的データで捉える「ディテール力」の基礎を磨きます。
・「社会」のパーツを掘り下げる――「社会」とは天下国家とは限らない。家族、友人関係、バイト先、大学、将来の職場・職業・産業、家族・世帯・地域、AI化・・・大事な知識と理解を身の回りのことから徐々に広げ、教育と結びつけて考える力を養います。
・どんな社会で生きてゆきたいか――自分なりのビジョンを創り上げます。
・オンライン・リサーチ力を身につける――ポストコロナ時代、より重要なスキルに！
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
【授業形態】
初回のみzoomとし、対面授業を行ないます。ただし新型コロナの感染拡大状況によっては、zoomによるリアルタイム型授業に変更する可能性もあります。zoom URLは学習支援システムを参照のこと。
【進め方】
この授業は反転授業方式です。指定テキストを読み、この予習レジュメのQuestionを毎回こなして「授業に参加」のこと。授業は、指定テキストに書かれていることをなぞるのではありません。それを発展させ深めます。
レポートはコメントを入れて返却します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロダクション
「森全体」を見渡す
第2回[対面/face to face]：中学校長「二人以上産む 最も大切」--どう思う？
社会科学の表現作法を理解する
第3回[対面/face to face]：ダメダメESに「ツッコミ」を入れる（第2章）
ディテールに普遍性が宿ることを理解する
第4回[対面/face to face]：わが子を未熟にする大人（第3章）
「親を突き放す優しさ」について考える
第5回[対面/face to face]：大人が言う「失敗を恐れるな」を信じられる？
教育・躾と内的規準の関係を考察する
第6回[対面/face to face]：「キャリア教育」とどう付き合うか？（第1章）
キャリア教育の社会的背景を理解する
第7回[対面/face to face]：学部と職業は関係あるの？（第4章）
労働と生活の基礎用語を知る
第8回[対面/face to face]：表やグラフの記述と考察（第4章）
「見たらわかるでしょ」は禁物、reader-friendlyな書き方を学ぶ
第9回[対面/face to face]：給料2割減、週20時間労働を選ぶ？（第4章）
ワーク・ライフ・バランスを実存から考える
第10回[対面/face to face]：どうしても働かなきゃダメ？（第5章）
「労働の道徳化」について理解する
第11回[対面/face to face]：愛嬌たっぷり先生ロボットは有能か？（第6章）
AIの社会的インパクトを考察する
第12回[対面/face to face]：社会には扶けてくれる他者がいる（第7章）
支援機関の知識を得て、背負える分だけ背負えばよいことを理解する
第13回[対面/face to face]：期末レポートに向けて
オンラインリサーチの方法を学ぶ
第14回[対面/face to face]：どんな社会で生きてゆきたいか（第8章）
習得した知識を綜合し自己の社会ビジョンを提示する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
私の授業は反転授業方式です。予習レジュメのQuestionををこなして授業参加のこと。本授業の準備学習・復習時間は計4時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
筒井美紀（2016）『自分の殻を突き破るキャリアデザイン――就活・将来の思い込みを解いて自由に生きる』有斐閣
参考書References
筒井美紀（2014）『大学選びより100倍大切なこと』ジャパンマニスト社
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間レポートが30％、期末レポートが70％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
みなさん、授業を一緒に楽しみましょう。