キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
EDU200MA(教育学 / Education 200)生涯学習論Ⅳ(成人教育論Ⅱ)Adult Education Ⅱ
朝岡 幸彦Yukihiko ASAOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7194 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
Lifelong learning is engaged by various stakeholders. This class will cover subjects mainly related to the content organization and the development process. Participants of this class will understand the expertise of learning support in a historical, practical and systematical way.
By the end of the course, students should be able to do the followings: the expertise of learning support in a historical, practical and systematical way.
Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapters from the text and plan a learning program. Your required study time is at least two hours for each class meeting.
Your overall grade in the class will be decided based on the following Short reports : 60%, learning program : 20%, poster : 10%, final report : 10%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
生涯学習は多様な担い手によってとりくまれている。学習機会の供給側(組織者・学習機会の提供者)の内容編成や展開の方法を中心に、歴史的、実践的、システム的理解を深め、学習支援の専門性を理解することをねらいとする。
到達目標Goal
成人教育をプログラム編成する学習支援者としての専門性を理解し、実際にプログラムを作成する方法・技術を習得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
生涯学習の分野では、大学や公共機関とともに、民間の担い手が幅広く活動している実態をふまえ、生涯学習を推進・支援する課題に焦点をあてて考える。これらを通じて学習支援とは何かを考え、実際に学習プログラムを作成し、学習支援の専門性について理解を深める。
毎時間の提出課題はフィードバックとして原則的に次の時間に共有し、優れたものを授業内で紹介して公表や解説を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:社会教育・生涯学習の講座
生涯学習において学習講座とは何か、本授業のねらいと授業計画の概要及び評価について説明する。
2[オンライン/online]:講座のつくりかた①
学習テーマの設定、学びを深めるプログラムの構成について考える。
3[オンライン/online]:講座のつくりかた②
講座の準備と運営のポイント、講師や職員の役割について考える。
4[オンライン/online]:SDGsに向き合う社会教育・生涯学習①
S.ピンカーらの思想を手がかりに、現代社会の課題と「進歩」について考える。
5[オンライン/online]:SDGsに向き合う社会教育・生涯学習②
SDGsとその背景を学ぶことで、社会教育・生涯学習がSDGsにどのように取り組むのかを考える。
6[オンライン/online]:SDGsに向き合う社会教育・生涯学習③
SDGsゴール4(教育)を題材に、社会教育・生涯学習がSDGsにどのように取り組むのかを考える。
7[オンライン/online]:SDGsに向き合う社会教育・生涯学習④
SDGsゴール17(パートナーシップ)を題材に、社会教育・生涯学習がSDGsにどのように取り組むのかを考える。
8[オンライン/online]:SDGsに向き合う社会教育・生涯学習⑤
SDGsに関連する「ポストコロナ社会における環境教育の可能性」を題材に、社会教育・生涯学習がSDGsにどのように取り組むのかを考える。
9[オンライン/online]:SDGsに向き合う社会教育・生涯学習⑥
SDGsに関連する「ポストコロナ社会における学校での新しい学び」を題材に、社会教育・生涯学習がSDGsにどのように取り組むのかを考える。
10[オンライン/online]:SDGsに向き合う社会教育・生涯学習⑦
SDGsに関連する「希望する教育学−持続可能な未来に向けて」を題材に、社会教育・生涯学習がSDGsにどのように取り組むのかを考える。
11[オンライン/online]:SDGsに向き合う社会教育・生涯学習⑧
SDGsに関連する「『知る・わかる・伝える』から多様性と普遍性、理念と価値の共有の教育へ」の視点から、これまでのレポートクリニックを行う。
12[オンライン/online]:講座のつくりかた③
幅広く伝える広報・宣伝の方法について考える。
13[オンライン/online]:講座のつくりかた④
講座終了後の支援、学びを拓く事業評価の視点について考える。受講者が作成した講座企画案について、発表・講評しながら「よい講座」について考える。
14[オンライン/online]:教室内期末レポート作成
授業の振り返りをふまえて、課題に即してレポートを作成する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストの講読。
授業時ごとに簡単な課題レポート(ワークシート)を作成する。
授業後半に地域課題や学習ニーズについて、データを収集し、各自が講座企画案を作成する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
阿部治・朝岡幸彦編著『知る・わかる・伝えるSDGsIV 教育・パートナーシップ・ポストコロナ』学文社 2022年
参考書References
朝岡・飯塚・井口・谷口編『講座づくりのコツとワザ』国土社 2013年
社会教育推進全国協議会『社会教育の“しごと”』 2005年
日本社会教育学会編『学びあうコミュニティを培う』東洋館出版社 2009年
佐藤一子著『現代社会教育学』東洋館出版社 2006年
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題のうち①及び④は授業実施日より5日以内に提出し、②及び③は課題発題日から提出指定日までに提出してください。
①テキストから課題レポート(ワークシート) 60%
②学習プログラム作成 20%
③学習プログラムのポスター作成 10%
④期末レポート 10%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実際に生涯学習の事業計画を作成する作業をつうじて、単にアイデアだけではなく実際に学習を支援する専門性とは何か、実態に即した気づきがある。グループワークを導入して事業計画のポイントを共有することが重要である。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを使用するため、(できれば)携帯以外でのインターネット接続環境を各自で確保していることが望ましい。
その他の重要事項Others
学習プログラムを必ず作成して提出してください。
その他
授業中に出題される課題を提出すること。