キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
PSY200MA(心理学 / Psychology 200)臨床教育相談論ⅠClinical Consultation in Education I
飯野 雄大Takehiro IINO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7156 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course deals with the child development and educational problem.
The aim of this course is help students acquire an understanding of the fundamental principles of educational counseling.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
子どもたちへ教育相談を行っていく上での必要な知識の習得と子どもと関わる現代的な問題の理解をテーマとする。主に乳幼児期から青年期までの発達を理解し,幅広い意味での教育現場で起こる問題を読み解くための考え方を学ぶ。
到達目標Goal
(1)教育相談を行っていく上で必要な心理学的知識を習得する。
(2)現場で起こっている諸問題を理解する。
(3)心理学の知識や見方を用いて教育現場の問題を自分なりに考えることができるようになることの3点を目標とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
1.人の発達と教育相談(第2回から第7回)。
2.乳幼児期の諸問題と教育相談(第8回から第11回)
3.児童期から青年期の諸問題と教育相談(第12回から第14回)
原則として毎週の金曜日朝10時までに、学習支援システム上に資料・解説動画及び課題を提示する。課題に関しては5日後を提出期限とする。各自資料を読み、解説動画を視聴し、指示された作業等を行って学習をすること。質問は学習支援システム上の掲示板を活用する。毎回の課題の提出及び最終レポートを実施する予定である。詳細については随時Hoppii上のお知らせに掲載するため、必ず確認すること。
毎回の課題内容については、次回以降の資料内で解説を行う。また、そのさい質問と記入いただいた内容についてもいくつか取り上げ、無記名で内容を紹介し授業内でコメントする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンス
講義の概要,到達目標,講義形式,講義の進め方,導入にあたって必要な事項を解説する。
2[オンライン/online]:教育相談の現場と対象
教育相談はどのような場で,どのような人を対象として行われているのだろうか,教育相談の現場を概観する。
3[オンライン/online]:人の発達と特徴を知る①:認知発達
人はどのように世界を認識しているのか,視覚的な認知の発達と特徴を学ぶ。
4[オンライン/online]:人の発達と特徴を知る②:アタッチメントと対人関係の発達
人と人が関係を作るとはどういうことなのか,愛着などの関係性の発達と特徴について学ぶ。
5[オンライン/online]:人の発達と特徴を知る③:社会性の発達
「空気が読める」「相手の立場を理解する」とはどういうことか,メタ認知や社会性の発達について学ぶ。
6[オンライン/online]:人の発達と特徴を知る④:自己の発達
「自分はいつも失敗ばかり」「自分はいつも損な役回りで」といった現実を偏って捉えてしまう認識の特徴を学ぶ。
7[オンライン/online]:人の発達と特徴を知る⑤:知能の発達
知能(IQ)とはどのようなものか,教育現場でどのように用いられているのかを学ぶ。
8[オンライン/online]:発達の障害と教育相談
発達障害をはじめとした様々な障害の特徴について学ぶ。
9[オンライン/online]:乳幼児期の教育相談①:虐待の理解と対応
虐待の実態と特徴について学ぶ。
10[オンライン/online]:乳幼児期の教育相談②:育児相談・発達相談・園内及び就学の相談と支援
子どもの育児や発達についての保護者の相談の実際を学ぶ。また、保育園・幼稚園での支援と学校への入学にかかわる相談について学ぶ。
11[オンライン/online]:児童期から青年期の諸問題と教育相談①:いじめの理解と対応
学校現場でのいじめについて、その実態と背景について考える。
12[オンライン/online]:児童期から青年期の諸問題と教育相談②:不登校の理解と対応
学校現場での不登校の問題について、その実態と背景について考える。
13[オンライン/online]:児童期から青年期の諸問題と教育相談③:反社会的行動の理解と対応及び思春期の進路相談
学校での問題行動とその背景について考える。また青年期における進路相談に関してもふれる。
14[オンライン/online]:まとめ・振り返り
これまでの講義内容をまとめ,学校で起こる諸問題の基本的な内容と教育相談の機能について理解する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・自分自身の小学校や中学校、高等学校などの学校経験から,印象に残っているエピソードを思い出しておく。
・子どもに関するニュースに注目し,目を通しておく。
・授業中に提示した資料を調べる、前回の課題を復習する時間、課題などに取り組む時間などを含めて本講義の準備・復習時間は、各3時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
毎回資料を配布する。
テキストは指定しない。
参考書References
古屋喜美代・関口昌秀・萩野佳代子(編) 2013 児童生徒理解のための教育心理学 ナカニシヤ出版
本郷一夫・金谷京子(編) 2011 臨床発達心理学の基礎 ミネルヴァ書房
浜谷直人・三山岳(編) 2016 子どもと保育者の物語によりそう巡回相談:発達がわかる、保育がおもしろくなる ミネルヴァ書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の小レポート(4割)と最終レポート(6割)で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
具体的な例や実体験を通して相談活動の基礎を学べるようにする。