キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
BSP100MA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)発達・教育キャリア入門AIntroduction to Education & Development A
遠藤 野ゆりNoyuri ENDO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7050 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
基幹科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
Outline and objectives: We aim to acquire fundamental knowledge on the issue of developmental and educational field and to acquire a viewpoint on how to cut out those problems. In many cases, we think that "my way of thinking is natural", "everyone thinks so", "it is natural". In other words, we can catch things only within our "obvious" framework. However, as it is, only the shallow educational theory which imposes his thought can be developed. I will think about ways to know and overcome what your framework is like.
Goal: The goal is to acquire basic knowledge about 10 topics related to development and education and, also, to understand how they usually think within the "natural framework" and explore their roots.
Methods: This class will cover 10 educational issues (topics). Studemnts are required to prepare for the basic knowledge in Section 1 of each textbook before attending the class. Every class a quiz to measure the acquisition rate of basic knowledge is held. In the class, a viewpoint that overcomes the natural framework and reconsider the knowledge that we have prepared is showed.
Work to be done outside of class (preparation, etc.) :all textbook chapters are composed of three chapters. Section 1 of each chapter contains all the basic knowledge for learning that unit. Due to class time, basic knowledge is a preparatory task and a weekly test is conducted. The standard preparatory study and review time for this class is 2 hours each.
Grading criteria: 50%=quiz in each class, 50 %=term-end exam. (The grading criteria way may be changed according to the student's request)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
発達・教育に関する基礎的な知識の習得と、それらの問題をどのような観点で切り取るかという視点の獲得とを目指します。私たちは多くの場合「自分の考え方は当然のことだ」「みんなそう考えている」「あたりまえだ」と思いこんでいます。つまり、自分の「あたりまえ」の枠組みの中でしかものごとを捉えられません。けれどそのままでは、自分の考えを押しつける浅い教育論しか展開できなくなります。自分の枠組みがどのようなものなのかを知り乗り越えていく方法を考えます。
到達目標Goal
発達・教育に関する10のトピックをめぐる基礎的な知識を身につける。
自分がいかに普段「あたりまえの枠組み」の中で考えているかを理解し、そのルーツを探る。
自分の「あたりまえの枠組み」を超えるための視点を獲得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
初回はオンラインにて授業の進め方を説明します。
第2回以降は、原則を対面としつつ、対面での授業に参加できない学生にはオンラインでの参加希望にも対応します。
本授業では10の教育問題(トピック)を取り上げます。各自教科書の第1節にある基礎的な知識を予習したうえで授業に臨んでください。毎時間、基礎知識の習得率を図る小テストを実施します。授業では、あたりまえの枠組みを乗り越える観点を提示し、予習してきた知識の捉え直しを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション
授業の進め方、課題の設定、テキスト、オンライン受講の方法等について説明する。
2[対面/face to face]:枠組みとしてのあたりまえ
テキスト序章
「あたりまえ」を疑うとはどういうことか。「みんな」という言葉で表わされることの内実を考える。
3[対面/face to face]:家族の形
テキスト第1章
正しいデータに照らして家族の問題を捉える。
4[対面/face to face]:家庭教育
テキスト第2章
教育が家庭でなされるようになった歴史的経緯を理解し、家計と学力など家庭教育を制約する要因について学ぶ。
5[対面/face to face]:児童虐待
テキスト第3章
虐待された経験は子どもにどのような影響を与えるのかを学ぶ。
虐待された子どもへの心理的影響や、発生要因、親の抱える孤独について考える。虐待する親の思いを学ぶ。「虐待する親はひどい」という常識手見方を超えて、虐待の発生過程を学ぶ。
6[対面/face to face]:つながり孤独
テキスト第4章
若者のSNSの問題を考え、人間関係とは何かを捉えなおす
7[対面/face to face]:いじめ
テキスト第5章
悪いこととわかっていてもなぜいじめは生じるのか、雰囲気による他者理解の観点から考える。"
8[対面/face to face]:恋愛
テキスト第6章
恋愛について、近年の傾向を学び、成長における意味を考える。
9[対面/face to face]:カウンセリング
テキスト第7章
相手の話を聞き内なる声を聞くという営みの奥深さを知る。
10[対面/face to face]:不登校
テキスト第8章
語ることで自分自身のあり方を作り上げていくという成長を考える。
11[対面/face to face]:発達障害
テキスト第9章
人によって見えている世界は全く違う、ということを知る。
12[対面/face to face]:キャリア教育
テキスト第10章
。おとなになることとは与えられる側から与える側になること。可能性の中から選択すること、その選択に責任をとることという観点からキャリア形成の必要性を考える。
13[対面/face to face]:「あたりまえ」を支えるもの
テキスト終章
多様な観点から「あたりまえ」を疑ったとしても私たちの世界が確かさを失わないということについて学ぶ
14[対面/face to face]:授業全体のふりかえり・評価
本講義を通して何を考えてきたのかを再検討し、学んだ内容の確認、今後の課題の設定を行う。また習得状況の確認を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストはすべて1章が3節構成になっています。各章の第1節にはその単元を学ぶ上での基礎知識がすべて書かれています。授業の時間上、基礎知識は予習課題とし、毎週テストを実施します。予習して臨むこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
遠藤野ゆり・大塚類(2020)『さらにあたりまえを疑え! 臨床教育学2』新曜社
参考書References
適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の小テストと課題50%、期末レポート50%(受講生の状況に合わせて変更する可能性があります。変更は必ず事前に学習支援システムを通じて受講生にお知らせします。)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度担当せず
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業内で授業支援システムにログインしてもらいクリックアンケートなどを実施することがあります。できるだけ、スマートフォンやPCなどの機器を持参してください(事前に連絡します)
原則対面の授業ですが、オンラインでも受講可能とします。その場合にオンライン環境は学生さん自身で整えてください。
その他の重要事項Others
受講生の興味関心に応じて内容の調整をすることがあります。