キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
【2016年度以前入学者用】社会・公民科教育法Teaching Method of Civics and Social Studies
八木橋 正之Masayuki YAGIHASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C4074 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) | 関連科目 |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】This class aims to gain basic understanding of the history of social studies and civic education, the goals and contents in the National Courses of Study, and teaching materials research and learning methods. Also, based on this knowledge and skills, the class further discusses how to develop lesson plans and actually design them.【Learning Objectives】Students are able to design lesson plans and practice simulated lessons on the basis of understanding the goals and contents of social studies and civic education as well as learning theories, for building competencies required as a junior and high school social studies and civic education teacher.【Learning activities outside of classroom】The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.【Grading Criteria/Policy】Comprehensive evaluation based on in-class contribution (20%), learning tasks (60%), reports (20%), etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
中学社会科（公民分野）及び高校公民科の歴史、学習指導要領に示された目標や内容、教材研究や学習指導の方法などについての基本的な事項を理解するとともに、それらの知識・技能に基づいて、学習指導案を作成し、模擬授業の実施と振り返りなどを行う。
到達目標Goal
中学社会科（公民分野）及び高校公民科の教員として要求される資質・能力の育成をめざし、教育の目標や内容を理解し、学習指導理論を踏まえて学習指導案を作成することができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
春学期は授業で配布する資料をもとに、社会・公民科の各科目の授業実践の学習などを通じて、授業のねらいや目標を講義形式で行い、社会・公民科教育のあり方と課題を考えます。尚、適宜、課題学習を行います。。
秋学期は、各自が中学社会、高校公民科科目から１科目選び、学習指導案（授業プラン）の作成と発表の模擬授業を行います。授業で提示する資料をもとに、社会・公民科の各科目の授業実践の学習などを通じて、社会・公民科教育のあり方と課題を考えます。尚、適宜、課題学習を行い、レポートや課題については授業内で講評や解説も行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：公民的資質とは何か
戦後教育における社会科教育の役割について
第2回[対面/face to face]：社会・公民科教育の歴史
教育勅語と修身、戦後の出発と教育基本法・社会科
第3回[対面/face to face]：学習指導要領と社会・公民科
学習指導要領の位置づけと変遷について
第4回[対面/face to face]：社会・公民科の目標と内容
主権者としての公民的資質の育成について
第5回[対面/face to face]：実践事例の検討（中学校社会科公民的分野）
憲法・人権・民主主義をどう学ぶか
第6回[対面/face to face]：実践事例の検討（高校公民科）
高校公民科の科目編成と授業展開
第7回[対面/face to face]：学習指導案の書き方
学習指導案の作成と方法について
第8回[対面/face to face]：教材の研究と開発
社会科教育と教材について
第9回[対面/face to face]：情報機器及び教材の効果的な活用
各種資料・統計の扱い方と方法について
第10回[対面/face to face]：学習評価の工夫と実際
評価の考え方と進め方について
第11回[対面/face to face]：学習指導案の検討（中学校社会科公民的分野）
授業計画作成の留意点①
第12回[対面/face to face]：学習指導案の検討（高校公民科）
授業計画作成の留意点②
第13回[対面/face to face]：実践研究及び授業評価の視点
実践研究及び授業評価の視点
第14回[対面/face to face]：実践研究（中学社会科公民的分野）
公民的分野の学習の流れー地理的分野・歴史的分野との関連
第15回[対面/face to face]：授業の指導案をどうつくるか
学習のねらいと目標及び指導方法について
第16回[対面/face to face]：実践研究（高校「現代社会」）
「現代社会」の基本的性格と目標について－中学公民的分野との関連
第17回[対面/face to face]：実践研究（高校「倫理」）
「倫理」の基本的性格と目標について
第18回[対面/face to face]：実践研究（高校「政治・経済」）
「政治・経済」の基本的性格と目標について
第19回[対面/face to face]：実践研究（高校「公共」）
新科目としての性格と目標について－憲法学習を中心に
第20回[対面/face to face]：模擬授業（中学社会科公民的分野）－私たちと現代社会
現代社会の見方や考え方について
第21回[対面/face to face]：模擬授業（中学社会科公民的分野）－私たちと経済・社会
豊かな暮らし、民主主義とは何か
第22回[対面/face to face]：模擬授業（中学社会科公民的分野）－世界平和と人類の福祉、よりよい社会を目指して
私たちと国際社会の課題について
第23回[対面/face to face]：模擬授業（高校「現代社会」）
人間の尊厳と平等、個人の尊重、法の支配などを中心に
第24回[対面/face to face]：模擬授業（高校「倫理」）
現代の諸課題と倫理についてー生命倫理、環境倫理を中心
第25回[対面/face to face]：模擬授業（高校「政治・経済」）
三権分立と国民の政治参加を中心に
第26回[対面/face to face]：中学社会科公民的分野の授業実践の課題
憲法の三原理を中心に
第27回[対面/face to face]：高校社会・公民科の授業実践の課題
主権者としての社会認識をどう育てるか
第28回[対面/face to face]：授業のまとめ
課題レポートの作成と発表のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日頃より、社会・公民科だけでなく、広く教育や社会に関わる記事や内容に興味・関心を持ち、何が問題・課題になっているのか意識して考えるようにすること。
本授業の準備・復習時間は、各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
授業ごとに資料を配付します。
参考書References
「＜新版＞社会・地歴・公民科教育法」臼井嘉一・柴田義松編著 学文社 文部科学省「中学校学習指導要領」「高等学校学習指導要領」（最新版）等の他、適宜、参考文献を紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（20％）、課題（60％）、レポート（20％）等をもとに総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者相互の活発な討論・意見交換および問題点や課題の共有が求められます。