社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1－1208（社会学 / Sociology 500）社会学特殊研究４（国際社会学）Special Issues in Sociology 4
惠羅 さとみ
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X6012 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline: This course aims to consider labor and industrial relations in Japan from the perspective of transnational sociology.
Learning Objectives: In this course, students will be expected to learn the theoretical and practical issues related to the world of work in transition, discuss research questions and methods of each participant’s research interest and attempt to apply the ideas and framework of transnational sociology into one’s field of research.
Learning activities outside of classroom: Before each class meeting, students will be expected to read the relevant chapter(s) from the reading assignments.
Grading Criteria: Overall grade in the class will be decided based on the following.
Term-end paper: 50%、in class contribution: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
産業・労働、グローバル化と人の越境的な移動などに関する文献を読み、今日的な研究課題や方法について検討する。
到達目標Goal
既存の労使関係が前提とする国民国家の枠組みを相対化し、グローバル化と相互依存関係、越境的移動の拡大を踏まえた産業・労働研究のあり方について考える視点を持つこと。またそれぞれの研究テーマに役立てること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
オンライン（zoom）で実施する。
文献講読と院生の研究報告および討論などで実施する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロダクション
授業の概要説明。講読文献および担当などを相談。
第2回[オンライン/online]：文献講読１
テーマに即した文献の講読と討論
第3回[オンライン/online]：文献講読２
テーマに即した文献の講読と討論
第4回[オンライン/online]：文献講読３
テーマに即した文献の講読と討論
第5回[オンライン/online]：文献講読４
テーマに即した文献の講読と討論
第6回[オンライン/online]：文献講読５
テーマに即した文献の講読と討論
第7回[オンライン/online]：文献講読６
テーマに即した文献の講読と討論
第8回[オンライン/online]：文献講読７
テーマに即した文献の講読と討論
第9回[オンライン/online]：文献講読８
テーマに即した文献の講読と討論
第10回[オンライン/online]：受講者による報告１
受講者の研究報告と討論１
第11回[オンライン/online]：受講者による報告２
受講者の研究報告と討論２
第12回[オンライン/online]：受講者による報告３
受講者の研究報告と討論３
第13回[オンライン/online]：受講者による報告・討論４
受講生の研究報告と討論４
第14回[オンライン/online]：まとめ
授業のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
履修者と相談のうえ決定する。
参考書References
講読文献の候補として以下のものなど、ただしこれらに限定せず履修者の関心と相談して決める。
・小井土彰宏(2017)『移民受入の国際社会学―選別メカニズムの比較分析』 名古屋大学出版会
・伊藤るり(2020)『家事労働の国際社会学―ディーセント・ワークを求めて』人文書院
・明石純一(2020)『人の国際移動は管理されうるのか―移民をめぐる秩序形成とガバナンス構築』ミネルヴァ書房
・佐藤忍（2021）『日本の外国人労働者受け入れ政策―人材育成指向型』ナカニシヤ出版
成績評価の方法と基準Grading criteria
文献報告・ディスカッションへの参加（50%）
個人の研究報告（50%）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新規開講につき、特になし。
その他の重要事項Others
内容について相談するので、履修予定者は必ず初回授業に参加すること。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞国際社会学、産業・労働社会学
＜研究テーマ＞産業再編成と労使関係、越境的な人の移動
＜主要研究業績＞『建設労働と移民ー日米における産業再編成と技能』（名古屋大学出版会、2021年）