生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
MAC200YC（材料化学 / Materials chemistry 200）有機化学演習 ＩPractice in Organic Chemistry I
河内 敦Atsushi KAWACHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H8537 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category |
環境応用化学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Through these lectures you learn the organic chemistry in terms of organo electron theory and molecular orbital theory.
Prior to this lecture you should understand the basic organic chemistry which you studied in the first year.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
1年次に学んだ基礎有機化学を，有機電子論および分子軌道論の立場から理解する。既習事項を確認しつつより深い理解を目指す。基礎有機化学Ⅰ，Ⅱの履修内容については習得していることが望ましい。
前半では，カルボン酸誘導体およびエノラートイオンに関する反応（基礎有機化学IIの後半部分）を題材に，反応機構について詳しく学んでいく。
到達目標Goal
1年次に学んだ有機化合物の構造と性質，有機反応の反応機構について，有機電子論および分子軌道論を用いて説明できるようになることを目指す。前半の有機電子論では，電子の流れを示す巻き矢印を用いて反応機構が書けるようになることを目指す。後半の分子軌道論では，フロンティア軌道の概念を身につけ，ウッドワード-ホフマン則による反応の予測ができるようになることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
黒板への板書およびパワーポイントによる説明を中心に，適宜，補助プリントの配布をおこなう。状況に応じて，オンライン，動画配信なども活用する。
課題に対するフィードバックは学習支援システムで行う。理解度に応じて授業内でも補足説明をおこなう。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：有機反応機構（１）
誘起効果，共鳴効果，曲がった矢印
第2回[対面/face to face]：有機反応機構（２）
カルボン酸誘導体に関する反応
第3回[対面/face to face]：有機反応機構（３）
エノラートアニオンに関する反応
第4回[対面/face to face]：有機反応機構（４）
転位反応
第5回[対面/face to face]：有機反応機構（５）
ラジカル反応
第6回[対面/face to face]：中間まとめ（中間テストを含む）
１〜６回のまとめ
第7回[対面/face to face]：分子軌道論：序論
分子軌道論についての基本事項の解説
第8回[対面/face to face]：鎖状共役ポリエンのπ分子軌道
ポリエンの分子軌道の描き方
第9回[対面/face to face]：Diels-Alder反応
Diels-Akder反応における分子軌道論
第10回[対面/face to face]：オレフィンの光二量化
オレフィンの光二量化における分子軌道論
第11回[対面/face to face]：電子環状反応
電子環状反応における分子軌道論
第12回[対面/face to face]：その他のペリ環状反応
その他のペリ環状反応における分子軌道論
第13回[対面/face to face]：芳香族性とヒュッケル(4n+2)則
芳香族性とヒュッケル(4n+2)則についての解説
第14回[対面/face to face]：期末まとめ
８〜１３回のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
教科書の熟読
テキスト（教科書）Textbooks
本吉谷二郎著「電子の動きと分子軌道による有機化学反応の解釈」三共出版
J. Motoyoshiya, "Understanding of Organic Reaction Mechanisms by Organic Electron Theory and Molecular Orbitals", Sankyo Press.
参考書References
◎学部生向けの有機化学の代表的な教科書
・有機化学 改訂第2版
・スミス有機化学（上・下）
・ジョーンズ有機化学（上・下）
・マクマリー有機化学（上・中・下）
・ウォーレン有機化学（上・下）
◎分子軌道法の入門書
・軌道対称性の保存ーウッドワード・ホフマン則（廣川書店）
・ペリ環状反応 第三の有機反応機構（化学同人）
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への出席および課題への取り組みは単位取得の前提条件である。出席率および課題提出率が6割に満たない場合は成績評価の対象としない。
成績評価の目安は以下の通り。状況に応じて適宜変更する。
中間テスト(40%)＋期末試験(40%)+ 課題・小テスト(20%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
適宜，小テスト，課題をおこない，基本事項の習得を徹底する。