生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
PPE300YD（生産環境農学 / Plant production and environmental agriculture 300）応用動物学概論General Applied Zoology
赤木 悟史、小島 望
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H8121 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category |
応用植物科学科 学科専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
（Course outline）Micro and macro issues concerning applied zoology are dealt in our lectures. In the first half, students learn about the domestication, breeding and reproduction of livestock. This lecture also introduces animal reproductive technology such as artificial insemination and embryo transfer. In the second half, we learn about the scientific approach to resolving human-wildlife conflicts. We explore resolutions from both natural sciences and social sciences, such as ecology of wildlife, use of wildlife resources, change of human activities, and so on.
（Learning Objectives）The goals of this course are to acquire basic knowledge about livestock and wildlife.
（Learning activities outside of classroom）Before/after each lecture, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
（Grading Criteria /Policy）Final grade will be calculated according to the following process: Mid-term report (30%), term-end examination (30%), short-reports (30%), and class attendance and attitude in class (10%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
応用動物学に関する問題について、ミクロとマクロの課題を取り上げ、講義を行う。前半部では、家畜の起源、種類、特性、育種および繁殖について学び、家畜を効率的に生産するための技術の現状と課題について考える。後半部では、マクロ的な視点から、大型哺乳類を中心とした野生動物問題を解決するための科学的なアプローチについて学ぶ。野生動物問題では、野生動物の生態、資源利用や保全、また、人間社会の変化など、自然科学と社会科学の両面から問題点を捉え、解決策を探る。
到達目標Goal
乳・肉・卵などの畜産物を生産する家畜に関する基礎的な知識を得る。また、家畜の現在の生産方法や家畜で行われている体細胞クローンのような生殖工学技術について正しく理解する。さらに、野生動物問題を解決するための基礎知識を理解するとともに、問題解決のための科学的な思考技術を習得する。応用動物学におけるミクロとマクロ的問題を解決する手法を学ぶことで、現場における様々な問題に対応できる総合力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
パワーポイントや配付資料を用いて授業を進める。また、写真や図表を提示してわかりやすく解説する。小テストの実施、コミュニケーションペーパーや小レポートの提出がある。授業の初めに、前回の授業で行った小テストやコミュニケーションペーパー等、課題に対する講評や解説も行う。前半（1～7回）は学習支援システムを用いてオンライン授業（資料配信型）で行い、後半（8～14回）は対面授業で行う。前半（1～7回）は、火曜日13:20までに学習支援システムに資料をアップロードする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：家畜とは
野生動物の家畜化、家畜化の目的について学ぶ。また、家畜であるブタの品種について学ぶ。
2[オンライン/online]：家畜の種類１
家畜であるブタ、ニワトリなどの特徴・特性について学ぶ。
3[オンライン/online]：家畜の種類２
家畜であるウシの特徴・特性について学ぶ。
4[オンライン/online]：家畜の増殖・繁殖技術
人工授精、胚移植、体外受精など、家畜増殖のための繁殖技術について学ぶ。
5[オンライン/online]：家畜のクローン技術
体細胞クローンなどの家畜で行われている繁殖技術の現状と課題について考える。
6[オンライン/online]：畜産物の利用
畜産物の種類、加工品などについて学ぶ。
7[オンライン/online]：前半のまとめと中間試験
前半の講義の復習と試験（レポート）により講義内容の理解度を確認する。
8[対面/face to face]：家畜と野生動物との違い
両者の違いを「餌付け」を通して考察し、現在と将来の課題を考える。
9[対面/face to face]：野生動物における個体数管理の考え方
個体数の測定と生息地管理の方法、現状について考える。
10[対面/face to face]：動物社会の成り立ち
自然環境や個体間の行動特性から動物社会を理解する。
11[対面/face to face]：野生動物との軋轢を回避する対策と技術１
個体数調整による手法を考える。
12[対面/face to face]：野生動物との軋轢を回避する対策と技術２
防除と生息地管理による手法を考える。
13[対面/face to face]：野生動物の資源利用
獣肉等の資源利用を考える。
14[対面/face to face]：後半のまとめに関する話題と試験
後半のまとめに関連した話題を提供すると共に、試験を実施する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】それぞれの内容ごとに資料を配布するので、講義後もさらに批判的な視点から復習するとともに、図書館にある関連図書やwebサイトで調べ、学んだことをより深める。
テキスト（教科書）Textbooks
最新の知識等を踏まえ、必要に応じて資料を配布する（教科書の使用なし）。
参考書References
必要に応じて講義中に紹介する（特段の参考書の指定なし）。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間試験（30％）、期末試験（30 ％）、小レポート(小テストやコミュニケーションペーパー等も含む) (30 ％)、また、提示課題に対する対応や受講態度などの平常点（10 ％)で評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義内容が理解しやすいようにスライドや資料を工夫する。