生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
PPE100YD（生産環境農学 / Plant production and environmental agriculture 100）植物生産基礎実習 ＩＩBasic Plant Production Practice II
黒川 哲治、津田 新哉、濱本 宏、鍵和田 聡、佐野 俊夫、大島 研郎、南 晴文、石川 成寿、廣岡 裕吏、大井田 寛、高橋 勤、亀和田 國彦
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H8102 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category |
応用植物科学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Following the course in the spring semester, we learn the plant cultivation and propagation methods through practical training. At the same time, we also learn experimental techniques concerning aseptic operation, microscope manipulation and enzyme treatment to evaluate the plant growth.
The standard study time for this class is one hour, including preparation and review. Students are expected to study the relevant sections of the textbook "Manual of Experiments in Clinical Plant Science".
Students are required to submit reports. Grading will be comprehensively decided based on the reports including experimental attitude (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
春学期の植物生産基礎実習Iに続き、植物の栽培、増殖方法を実習を通じて学ぶ。同時に植物栽培、増殖、およびその検定のための無菌操作、顕微鏡操作、酵素処理などの実験技法も学ぶ。
到達目標Goal
植物の生育状況や生理的変化を計測する測定技術および、観察技術を習得する事を目標とする。また、正確な実験結果を導くための、植物栽培培地の作成法、クリーンベンチを用いた無菌操作方法、植物組織観察のための顕微鏡観察手法を学ぶ。そして、実験結果の解析手法として、エクセルを用いたグラフ・表作成、観察写真のトリミングとレイアウト手法などを学び、レポートにまとめて提出する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP3
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
毎回、実習テキストを配布し、テキストに従い実験作業を行う。その際、実習ティーチングアシスタントと作業内容を相談しながら、細かい実験作業技術、および、実習内容について学ぶ。また、観察は授業時間以外にもおよぶことがあり、適宜実験結果の観察を行う。
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行ない、提出レポートにはコメントを付けて返却する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：昆虫の観察
昆虫の採集と標本作成
第2回[対面/face to face]：交配用植物の準備
育種実習で必要なアブラナの播種
第3回[対面/face to face]：タバコ葉片を用いた組織培養(1)
組織培養に用いる培地の作成
使用器具の滅菌準備
第4回[対面/face to face]：タバコ葉片を用いた組織培養(2)
無菌操作による植物組織の培養
第5回[対面/face to face]：植物医科学関係施設見学
植物医科学関係機関の見学
第6回[対面/face to face]：土壌微生物学実習(1)
有機質肥料添加土壌の調製・培養開始、細菌計数用培地の調製
第7回[対面/face to face]：土壌微生物学実習(2)
土壌希釈液接種・培養開始
第8回[対面/face to face]：土壌微生物学実習(3)
細菌生育ウェルの計数、アンモニア生産菌生育ウェルの計数
第9回[対面/face to face]：育種基礎実験(1)
花器形態、葯、柱頭、胚珠形態の観察
第10回[対面/face to face]：育種基礎実験(2)
花粉形態の観察、花粉核の観察
第11回[対面/face to face]：育種基礎実験(3)
花粉管形態の観察
第12回[対面/face to face]：野菜からのプロトプラスト単離
野菜からのプロトプラスト調製技術の習得
第13回[対面/face to face]：光合成収率の測定
植物の光合成収率の測定方法の習得
第14回[対面/face to face]：課題発表会
班ごと割り当てられた課題について発表する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、1時間を標準とする】「植物医科学実験マニュアル」（大誠社）を教科書として用いるので、事前に該当章のテキストを読み、実習作業イメージを把握しておく。
実習時に作成したデータを元に資料整理、文献検索、ネット検索を行い、レポート課題を作成する。また、実験テーマにより観察、作業等が実習時間外に及ぶことがある。
テキスト（教科書）Textbooks
「植物医科学実験マニュアル」大誠社。
上記マニュアルを中心にして、実験当日の準備、作業、片づけに関する資料を配布する。
参考書References
各実験担当者が必要に応じて紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各回に課題を示し、実験作業内容、観察・実験結果、課題、考察をまとめてレポートとして提出する。提出レポートにより実験課題の目的や内容を理解しているかを判断し、評価する（100％）。単位取得にはすべての課題レポートの提出が原則である。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎年、「レポート返却が遅くて次のレポート作成の参考にならない」というアンケート回答をもらいます。提出レポートはなるべく早く採点し、返却して、次回のレポート作成の助けになるように心がけます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
観察データを取得するために、デジタルカメラあるいはスマートフォン等の写真撮影機材があるとよい。
実験データ整理のために、ワード、エクセルを使用することがある。使用する際は事前に貸与パソコン持参の連絡をする。
また、課題発表会では各課題内容をパワーポイントファイルにまとめて発表する。