理工学部Faculty of Science and Engineering
MAN300XG（経営学 / Management 300）流通経済システムDistribution Systems and Economic Development
呉 暁林Xiao Lin WU
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H9094 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
創生科学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
This course focuses on the mechanisms and role of distribution from the viewpoint of corporate systems and corporate management. Case study analysis will be used to deepen understanding of the course.
Before / after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
The assignments are graded based on: course material reading (40%), presentation (40%) and short report (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
経済のサービス化、デジタル化、DX（デジタルトランスフォーメーション）、国際化など経済活動のありかたと経済環境が大きく変化しています。本授業は生産と消費の媒介としての流通販売に焦点を当て、企業経営、マーケティング、企業業績の評価などの視点からエコシステム、流通機構の構造変化、消費者志向の経営販売活動を考えていきます。経営学、マーケティングの理論に依拠して具体的な企業事例（主に製造小売企業、製造業などに大きな影響を持つ流通企業）を取り上げて分析していきます。
到達目標Goal
履修者が企業の経営活動を生産・流通・販売・消費の過程において把握でき、企業の経営戦略、マーケティング、企業の経営活動を初歩的に分析できることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本講義では，基礎知識と基本概念、事例、理論などの視点から，企業経営活動とマーケティングの関係、流通システムの構成と変化、流通再編の駆動力を学習していきます。
教員による講義、取り上げる事例について受講者が映像資料の視聴とメモ取して整理分析を行う演習、全員討論、個別学習発表などの形で展開します。
提出された課題のうちいくつかを次回の授業で取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：オリエンテーション
企業経営とマーケティング
授業の紹介、企業の経営改革事例から学習ポイントを考える。
2[対面/face to face]：ユニクロとしまむらの経営業績を比較する（１）
企業の決算書
財務・会計の役割を理解する。
3[対面/face to face]：ユニクロとしまむらの経営業績を比較する（２）
財務諸表の読み方を学ぶ。
4[対面/face to face]：『楽天の野望』からIT時代のサービス・流通企業と経営戦略を考える
経営者の役割、企業経営、経営理念と経営戦略の基本概念と実践活動について考え、学ぶ。
5[対面/face to face]：企業の経営行動をどう把握するか、分析するにはどんな知識が必要かについて
考える
DX銘柄2020ー”デジタル時代を先導する企業”トラスコ中山株式会社などの事例を取りあげる。
6[対面/face to face]：小松製作所、日立製作などの事例から市場戦略を考える
マーケティングの定義、マーケティングの考え方の時代的変遷、マーケティングコンセプト、マーケティングと製品市場戦略
7[対面/face to face]：商社の事例から流通の流れ・担い手の役割・販売管理を考える
大塚商会・三井物産などを取り上げて•消費財と生産財、小売りと卸売、•販売経路、販売管理を理解する。
8[対面/face to face]：ヤマト運輸・SBSの事例から物流の役割と進化を考える
物流企業の事例から宅配便と物流革命、ロジスティックスのバージョンアップなど物流システムの進化を学ぶ。
9[対面/face to face]：小売製造業（SPA）と事例（ユニクロ）からマーケティング環境の分析を学ぶ
経営戦略・事業領域・競争戦略・マーケティング戦略の分析概念と枠組み競争分析、マーケティングリサーチ、消費者市場と消費者行動、標的市場の選定
10[対面/face to face]：ユニクロの”妹分”のジーユーの事例からマーケティングプログラムを学ぶ
製品戦略とブランド戦略、価格戦略、チャネル戦略
11[対面/face to face]：イノベーションとアパレルEC （ゾゾタウン・メルカリ）
店舗ビジネスに依存したビジネスモデルとアパレル業界のECへの取り組を比較し、インターネット販売と効率性を学ぶ。
12[対面/face to face]：セブンイレブンの事例から小売業の業態ライフサイクルを考える
小売業の分類、業種、業態、流通のグローバル化などの視点から流通システムの変化を考察する。
13[対面/face to face]：期末学習発表
基本的概念に基づく調査と事例分析
14[対面/face to face]：期末学習発表
基本的概念に基づく調査と事例分析
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】参考書リスト①②③④から一冊選んで読んでください。Zoomクラウトにアップしてある映像を視聴してください。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定していませんが、配布するプリントの通読、映像資料の視聴などを強く薦め,適時宿題を課します。
参考書References
小倉行雄・斉藤毅憲（2012）『新訂経営学入門』放送大学教材
経営学検定試験協議会（監修）経営能力開発センター（編）『経営学検定試験公式テキスト③マーケティング』中央経済社
照井伸彦・佐藤忠彦（2013）『現代マーケティング・リサーチ』有斐閣
坂本英樹（2009）『ここから始める経営学』千倉書房
石原武明・竹村正明編著『１からの流通論』
石井淳蔵・廣田章光編著（2009）『１からのマーケティング』（第三版）、共に中央経済社
渡辺達朗・原頼利・遠藤明子・田村晃二著(2008)『流通論をつかむ』有斐閣
矢作 敏行 著『現代流通―理論とケースで学ぶ 』有斐閣
石井淳蔵著(2010)『マーケティングを学ぶ』ちくま新書
佐藤郁哉(1992)『フィールドワーク』新曜社
佐藤善信監修(2015)『ケースで学ぶケーススタディ』同文舘出版
田村正紀(2014)『セブンイレブンの足跡 持続成長メカニズムを探る』千倉書房
田村正紀(2006)『リサーチ・デザイン 経営知識創造の基本技術』白桃書房
Yin, R. K.(2011)『新装版ケーススタディの方法（第2版）』千倉書房（近藤公彦訳）
フィリップ・コトラー, ゲイリー・アームストロング, 恩藏直人『コトラー、アームストロング、恩蔵のマーケティング原理』丸善出版, 2014/3/4. ISBN-10: 4621066226
コトラー，フィリップ/ケラー，ケビン・レーン【著恩藏 直人【監修】/月谷 真紀【訳】（2008）『コトラー＆ケラーのマーケティング・マネジメント 第１２版』
柳原書店
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業の宿題レポート40％、学習発表40%、期末分析レポート20％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者が自ら自分の関心を持つ業種と企業を見つけて取り組んでいくことは重要です。指示した学習資料（PDF、映像資料など）を必ず読み、視聴ましょう。また理解を深めるためには内容の要約をしておいてください。
受講者の理解度に合わせて改善していきますので、随時、質問と意見を受け付けます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
事例映像のメモを取ってレポートを授業終了後に提出してもらうので、ノートパソコンを必ず持参すること。
その他の重要事項Others
授業中の私語、スマートフォンのゲーム遊びは禁止