理工学部Faculty of Science and Engineering
COS300XG(計算科学 / Computational science 300)コーパス言語分析Corpus-based Language Analysis
小屋 多恵子Taeko KOYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | H9092 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
創生科学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Course outline:
This course introduces students to language corpora as a resource for linguistic analysis. Students will learn the central concepts of corpus linguistics and some basic skills necessary in conducting a corpus investigation, find out how corpora are influencing recent trends in linguistic research, and have opportunity to apply corpus-based methods in their own work.
Learning objectives:
The goals of this course are to understand basic knowledge about corpora, learn ways of basic processing of corpora using an analysis tool and conduct an original pilot study.
Learning activities outside of classroom:
Students will be expected to complete any tasks that were not completed during the class by the next class.
Grading Criteria:
In-class activities and assignments (20%), mid-term project and paper (40%) and final project and paper (40%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
コーパスとは「電子化された言語資料」であり、1960年代に世界初の英語コーパス (Brown Corpus)が登場して以来、様々なコーパスが世界中で編纂されている。その結果、コーパスを用いて、言語の様々な特徴を極めて短時間で科学的・客観的に調査することが可能になった。
本授業では、コーパスに関する基本的知識(定義、歴史、種類)やコーパス分析の手法を学習しながら、各研究領域における専門コーパスを編纂し、特定のパターンや傾向、キーワード、語法を発見していくことを目的とする。コーパスは大きく捉えるとテキストであることから、テキストマイニングの手法にも触れる。この授業は、自らの研究に貢献することを目指す授業である。
到達目標Goal
1) コーパスに関する基礎知識(定義、歴史、種類、問題点)がわかる。
2) 解析ソフトを使用したコーパス及びテキストの基本的な分析・処理方法がわかる。
3) 分析結果をオリジナルな視点から考察できる。
4) 専門コーパスを構築し、専門語彙表を作成できる。
5) レポートの書き方を理解し、それに沿った最終レポートが完成できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は講義形式ではなく、実際に各自で調査・実践する演習形式をとる。1回の授業は次の手順で行う。
1) 復習クイズ
2) 先週の復習
2) 今日のポイント解説
3) 実践
復習クイズをした後、先週のポイントや受講者が行った課題の良かった点や修正すべき点、共有すべき重要な点などを紹介しながら解説することによって、理解を深める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:Introduction
言語を科学するとは?
コーパス言語学とは?
コーパスの種類とは?
コーパスの問題点とは?
2[対面/face to face]:日本語テキストマイニング1:基礎編
解析ソフトの使い方
データの分析・考察の仕方
3[対面/face to face]:日本語テキストマイニング2:基礎編
解析ソフトの使い方
データの分析・考察の仕方
4[対面/face to face]:日本語テキストマイニング3:基礎編
解析ソフトの使い方
データの分析・考察の仕方
5[対面/face to face]:日本語テキストマイニング:応用編
あるテーマのもとに収集したデータの分析・考察
6[未定/undecided]:日本語テキストマイニング:応用編
あるテーマのもとに収集したデータの分析・考察
7[未定/undecided]:日本語テキストマイニング:応用編
あるテーマのもとに収集したデータの分析・考察
レポート作成
8[対面/face to face]:英語コーパスの分析1:
基礎編
解析ソフトの使い方
データの分析・考察の仕方
9[対面/face to face]:英語コーパスの分析2:
基礎編
解析ソフトの使い方
データの分析・考察の仕方
10[対面/face to face]:英語コーパスの分析3:
基礎編
解析ソフトの使い方
データの分析・考察の仕方
11[未定/undecided]:英語コーパスの分析4:
語彙表作成
専門コーパスから専門語彙表を作成しよう
12[未定/undecided]:英語コーパスの分析5:
語彙表作成
専門コーパスから専門語彙表を作成しよう
13[未定/undecided]:英語コーパスの分析6:
語彙表作成
専門語彙表をもとにその他の分析をしてみよう
14[未定/undecided]:まとめと評価
レポート作成
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】
・各授業後に学習した内容を振り返り、理解した箇所と不明な箇所を明確にする。
・理解した内容は本や資料により学習を深め、不明な点については自主学習によって解決を目指す。
・授業時間内に終わらなかったタスクを次の時間までに仕上げておく。
テキスト(教科書)Textbooks
資料を配布する。
参考書References
石川慎一郎 (2012)『ベーシックコーパス言語学』ひつじ書房
石川慎一郎 (2008)『英語コーパスと言語教育』大修館書店
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点・提出物 20% ・
中間レポート 40%
最終レポート 40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
次の3点に留意する。
(1)一つ一つの活動には明確な目的・意図があるが、学生がそれを十分に理解した上で実行できるように分かりやすく説明する。
(2)学生の興味や学習の理解度に応じて、シラバスに書いた計画を柔軟に修正し授業を行う。
(3)レポートの書き方を例示しながら指導する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコンを使用
その他の重要事項Others
・授業内課題の提出をもって出席とする。
・最終レポートの提出は1週間~2週間ほどの期間を設定するので、その期間内に必ず提出すること。期間を過ぎてからの提出は認めない。