理工学部Faculty of Science and Engineering
SSS200XF（社会・安全システム科学 / Social/Safety system science 200）オペレーションズリサーチＢOperations Research II
田村 信幸Nobuyuki TAMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H6801 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
This course deals with mathematics of PERT(Program Evaluation and Review Techniques), inventory models and queueing models, and their applications to realistic problems.
At the end of the course, students are expected to understand and utilize PERT, inventory models and queueing models.
After each class, students will be expected to review and understand the course contents.
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination: 80%, Exercises: 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
オペレーションズ・リサーチの中の代表的な手法であるPERT，在庫理論，及び待ち行列理論の数理を理解し，具体的な問題への応用を学ぶ．
到達目標Goal
PERTの原理と計算方法を理解し，プロジェクトの評価を行うことができる．在庫理論における3つのモデルの違いを理解し，自分で式を構築することができる．待ち行列理論の重要な式や定理を理論的に導出することができる．さらに，これらを用いて比較的簡単な構造の現象をモデル化し，解析することができる．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
3つの手法を講義形式で解説する．双方向型の講義を通してより深い理解を促すため，講義中に提示した質問に対して回答して貰う．毎回ではないが学習内容の理解度を確認するため講義時間内に演習を行う．また，より複雑な問題に対する解析能力を養うためレポートを複数回課す．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：序論
確定モデルと確率モデルの考え方
第2回[対面/face to face]：PERT1
アローダイアグラムの構築
クリティカルパスの導出
第3回[対面/face to face]：PERT2
余裕時間の計算
第4回[対面/face to face]：PERT3
3点見積もり
中心極限定理を用いた確率計算
第5回[対面/face to face]：在庫理論1
確定需要下での在庫問題（EOQモデル）
第6回[対面/face to face]：在庫理論2
不確定需要下での在庫問題（新聞売子問題）
第7回[対面/face to face]：在庫理論3
安全在庫の考え方
第8回[対面/face to face]：在庫理論4
発注点方式（定量発注）と定期発注
第9回[対面/face to face]：待ち行列1
待ち行列の例
待ちの発生
ケンドールの記号
第10回[対面/face to face]：待ち行列理論2
指数分布と無記憶性
ポアソン分布と指数分布の関係
第11回[対面/face to face]：待ち行列理論3
到着率とサービス率
M/M/1型モデルの数理
第12回[対面/face to face]：待ち行列理論3
平衡分布の導出
待ち行列システムの評価尺度
第13回[対面/face to face]：待ち行列理論4
呼損率とアーランの公式
第14回[対面/face to face]：待ち行列理論5
M/G型モデル
ポラチェック・ヒンチンの公式
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】毎回講義内容を復習する．また，1年次の確率統計，2年次の数理統計学の内容を十分復習しておくこと．レポートではPCの使用が不可欠な問題を取り上げることがある．また，扱うトピック間の関連性があまり強くないので，特に専門用語の意味などを随時復習することを薦める．
テキスト（教科書）Textbooks
特に使用しない．学習支援システムを使用して資料を配布する．
参考書References
森雅夫，松井知己；オペレーションズ・リサーチ，朝倉書店．
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験80%と講義内演習20%で評価する．
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
問題集を紹介して貰いたいとの意見があったが，本科目の内容や方針と完全に合致する書籍はない．「問題に慣れる」ことよりも「問題を理解する」ことに重点を置いて勉強することが重要である．
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料の配布や一部のレポート提出，及び講義時間内の演習には学習支援システムを利用する予定のため，毎回貸与パソコンを持参することが望ましい．なお，私物のパソコンやスマートフォンを使用しても構わない．
その他の重要事項Others
2年次前期までの学習内容(確率統計や数理統計学等)の理解が著しく不十分な学生は必要に応じて復習した方が良い．関連する内容については講義時に適宜指示する．
必修であるにも関わらず定期試験未受験の学生が最近見られる．例え単位を落としても日々の勉強の蓄積が次年度以降にも必ず反映されるため，必ず定期試験を受けること．