理工学部Faculty of Science and Engineering
COT300XF（計算基盤 / Computing technologies 300）情報システム設計論Design Methodology for Information Systems and Their Structures
増田 礼子Ayako MASUDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H6564 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期集中/Intensive(Fall) |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
(Course outline)
Our society stands on information systems such as social network services and online payment systems. Hence, the design of information systems is important, even if you will be a user or an engineer of the information systems. The objectives of this lecture are for you to understand software engineering as a design of information systems, and demonstrate the knowledges through group exercises. The exercises will be conducted using WordPress, which accounts for nearly half of all websites.
(Learning Objectives)
The goals of this course are to understand what an information system is, to understand what information system design is, and to understand and absorb knowledge about information systems and their design methods through exercises (development and testing of websites using WordPress).
(Learning activities outside of classroom)
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content Experiment/Practice.
(Grading Criteria /Policies)
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
Exercise report: 40%, in class participation: 40%, in class contribution: 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
ソーシャル・ネットワーク・サービスやオンライン決済システムなどの情報システムは，私たちが暮らす社会では欠かすことができない重要なものとなっています．情報システムがどのように作られているか，その設計を理解することは，将来，設計者の立場であっても，利用者の立場であっても役立つ専門知識となります．この講義では，社会における情報システムの重要性を理解し，講義や演習を通じて情報システム設計に関わる際に必要な知識を得ることを目的とします．演習は，全Webサイトの半数近くを占めるWordPressを用いて行います．
到達目標Goal
情報システムとは何かを理解すること．
情報システムの設計とは何かを理解すること．
演習(WordPressを使ったWebサイトの開発およびテスト)を通じて情報システムおよびその設計方法について理解し，知識を定着させること．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
3日間の集中講義の中で，講義，およびPCを使った個人またはグループ演習を行います．演習は，本授業のために準備したWebサイトを使用します．また，グループ演習では，情報伝達を目的としたコミュニケーションの工夫についても取り扱います．
本講義では，プログラミング演習は行いません．PowerPointとWebブラウザが利用できれば，プログラミングなどのスキルは必要としません．
集中講義は次のスケジュールで進める予定です．
-1日目：午前：第1回から第3回，午後：第4回から第6回
-2日目：午前：第7回から第8回、午後：第9回から第10回
-3日目：午前：第11回から第12回、午後：第13回から第14回
なお，オンライン講義となった場合は，講義時はオンラインシステムを利用し，演習時はオンラインシステムおよび掲示板システム等を利用し演習が円滑に進められるようにします．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
-講義：授業ガイダンス（シラバス記載事項の確認など）
-演習：演習用システムへの接続確認，操作方法など
2[対面/face to face]：情報システム概要
-講義：情報システムとはどのようなものか，ソフトウェア・エンジニアリング，ソフトウェア開発プロセス
-演習：ブログ作成 (演習環境を使いこなせるようになる)
3[対面/face to face]：要件定義1
-講義：要件定義とは何か，要件の種類，要件定義プロセス
-演習：演習発表，情報伝達を目的としたコミュニケーション，商品・サービス紹介ブログの要件定義・設計，作成
4[対面/face to face]：要件定義 2
-講義：要件定義の記述方法
-演習：商品・サービス紹介ブログの作成，演習発表
5[対面/face to face]：情報システムの設計
-講義：情報システムにおける設計とは，設計に役立つ思考方法
-演習：広告サイトの要件定義・GUI設計
6[対面/face to face]：ソフトウェア設計 1
-講義：ソフトウェア設計，Web画面設計 (BtoCマーケティング，ユニバーサルデザイン)
-演習：広告サイトの作成
7[対面/face to face]：ソフトウェア設計 2
-演習：演習発表，演習を通して経験したソフトウェア設計における課題・気づきを基にした振り返り
8[対面/face to face]：ソフトウェア開発
-講義：情報システム設計におけるプログラミングの概要
-演習：Electric Commerce(EC)サイトの使い方，基本機能の習得
9[対面/face to face]：ソフトウェア検証 1
-講義：ソフトウェアテストとは
-演習：ECサイトの要件定義・設計，開発
10[対面/face to face]：ソフトウェア検証 2
-講義：ソフトウェア検証手法
-演習：ECサイトの開発・テスト
11[対面/face to face]：ソフトウェア品質管理 1
-講義：ソフトウェア品質管理とは
-演習：ECサイトの開発・テスト，演習発表
12[対面/face to face]：ソフトウェア品質管理 2
-講義：ソフトウェア管理
-演習：バグ埋め込み版ECサイトのテスト
13[対面/face to face]：情報システムのセキュリティ
-講義：情報システムの重要性，情報システムのセキュリティ
-演習：バグ埋め込み版ECサイトの埋め込みバグの解説
14[対面/face to face]：これからの情報システム設計
-講義：情報システムの現状，これからの情報システム，本講義のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
演習課題を提出すること．また，次回に備えて復習をしておくこと．
本授業の準備・復習等の授業時間外学習は，4時間を標準とする．
テキスト（教科書）Textbooks
特定の教科書は使用しない．授業にて資料を提示・配付する．
参考書References
実践ソフトウェアエンジニアリング, ロジャーS.プレスマン (著), 西 康晴 (翻訳), 榊原 彰 (翻訳), 内藤 裕史 (翻訳) , 日科技連出版
ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系 ―SWEBOK V3.0―, 松本 吉弘 (翻訳), オーム社
ソフトウェア品質保証入門, 保田 勝通(著), 奈良 隆正(著), 日科技連出版
成績評価の方法と基準Grading criteria
演習課題(40%)，平常点(40%)，演習発表や質疑応答などの貢献(20%)を考慮し，総合的に判断する
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度から担当者変更のため，なし．
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
演習で使用するため貸与PCを持参すること．