理工学部Faculty of Science and Engineering
COT300XE(計算基盤 / Computing technologies 300)情報工学実験IIExperiments in information engineering II
赤松 茂、藤井 章博、李 磊、和田 幸一、周 金佳
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | H6042 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
応用情報工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】There are 10 projects for the experiments. Through the required tasks, students learns the basic skills for research and development. 【Learning Objectives】Students are to understand basics of each experiment.【Learning activities outside of classroom】Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapter(s) from the text.【Grading Criteria /Policy】Your overall grade in the class will be decided based on Reports of each experiment : 90%、in class contribution: 10%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
応用情報工学における、問題や課題、及び解決方法の「発見」にもとづき、課題の解決に向かって「創造」する態度を身につける。
到達目標Goal
学生諸君は、この実験の実施からレポートの作成、教員による試問というプロセスを通じて、のちの職業に欠かせない業務遂行のサイクルを習得していただきたい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業支援システムに提示されている、各回の実験項目に関する実施の手引きをあらかじめ予習して実験に臨むこと。レポートの期日を守ることが技術者、社会人として不可欠な素養であることをよく理解しその涵養につとめること。
提出課題に対して、試問等を通じて理解度の評価行い、理解を深める。
個別の試問により課題実施についての理解を深める。感染対策のためにオンラインを導入するため、個別に体験的な学習ができるように配慮する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:FFTによる多項式高速アルゴリズムの実装と性能評価(李)
前回高速フーリエ変換の仕組みを理解し, 畳み込み計算を高速に行う方法についてんだ.
今回は線形畳み込みの計算を巡回畳み込みを使って計算し, 多項式の高速乗算(除算)に応用できることを学ぶ.
2[対面/face to face]:FFTによる巡回畳込み計算の実装と性能評価(李)
高速フーリエ変換の仕組みを理解し, 畳み込み計算を高速に行う方法について学ぶ.
3[対面/face to face]:モーフィングによる顔画像の演算(赤松)
複数の顔パターンの加算によってその平均パターンが求められることを、顔画像モーフィング・
ソフトウェア FUTON システムを用いて体験する。
4[対面/face to face]:主成分分析による顔画像分析・合成(赤松)
コンピュータによる顔認識の実用化の先駆けとなった、固有顔による顔パターンの符号化と復元
の技術を、自分自身の顔を撮影した顔画像を用いて体験する。
5[対面/face to face]:組み込みシステムの演習
Raspberry Pi 組み込みボードを利用した演習を行う。
6[対面/face to face]:レポート整理
スケジュールに従って、新たな実験を行わず、レポートを整理する回が生じる場合もある。各班のスケジュールを確認すること。
7[対面/face to face]:電卓部品の特性評価(和田)
論理回路部品の仕様等の理解を行う。
8[対面/face to face]:電卓の設計(和田)
論理素子を組み合わせて、電卓を設計・実装する。
9[対面/face to face]:信号のパワースペクトル推定(八名)
本実験ではランダム信号を特徴づけるパワースペクトルについて学び、種々の観測データについて実際にパワースペクトル推定を行うことにより理解を深める。
10[対面/face to face]:信号の変復調と多重化(八名)
信号理論、信号処理で学んだ事項の通信分野への応用実験を行う。本実験で信号を変調し占有帯域を変化させることにより信号を多重化して伝送できることを確かめる。
11[対面/face to face]:イントラネットの構築(藤井)
・一般的なルータを利用し、仮想的なイントラネット構築のための手順を習得する。
・ルーティングの仕組みについて理解する。
・仮想LAN(VLAN)の仕組みについて理解し、遠隔地間をつなぐVLAN を設定できるようにする
12[対面/face to face]:サービスの創造(藤井)
オープンソースソフトウエア(OSS)を活用し、サーバアプリケーションの開発を行うための基礎を習得する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】ガイダンスに出席し、実験の進め方、レポート提出方法に関して理解しておくこと。
テキスト(教科書)Textbooks
実験に臨む前に授業支援システムから実験指導書をダウンロードして予習しておくこと。
参考書References
指導書を事前に熟読すること。
成績評価の方法と基準Grading criteria
全ての実験を行い、レポートを提出し、試問に合格することが単位取得の前提条件であり、評価はこれらを総合して行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
レポート受付時の試問内容、チェック項目などを精査し、12年度は効率的かつ効率的な試問実施を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
すべての実験で貸与パソコンを使用する。必ず持参すること。
その他の重要事項Others
実験試問は、実施後3週間以内に終えるよう留意すること。
オンラインで実施となった場合は、各実験の担当教員の指示に従う。