理工学部Faculty of Science and Engineering
ELC100XD(電気電子工学 / Electrical and electronic engineering 100)電気電子工学入門Introduction to electrical and electronics engineering
安田 彰、中村 俊博Akira YASUDA, Toshihiro NAKAMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | H5659 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
電気電子工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to understand how knowledge and technology in the field of electric and electronic technology are used in modern society. This course deals with basic knowledge in each field, also check the relationship between each field.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
電気電子分野における知識や技術が歴史的にどう発展してきたのか,現代社会の中でどのように活かされているのかを理解し,それぞれの分野における基礎的な知識を習得する.また,各分野の内容と他分野の内容の関連を俯瞰する.
到達目標Goal
電気電子分野における各分野の概要と他分野の内容の関連を理解し,これからの電気電子工学科での学習計画を立てられるようにする.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
電気電子分野におけるこれまでの人類の叡智に関し概論し,適時動画や映像などのメディアを用いて講義を進める.
オンラインでの授業を開始したいと考えています.しかし,今後変更がある可能性もありますので,Webシラバス,授業支援システムで確認ください.
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行います.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:身の回りの電気
身の回りで使われている電子機器類をあげ,それらに使われている技術,関連する学問について説明する.
2[対面/face to face]:電気の歴史
有史以来,我々が用いてきた電気に関する知識や応用,関連する学問について概説する.
3[対面/face to face]:20世紀および21世紀における発展
21世紀の現代までにおける電気に関する学問の歴史を概説する.特に20世紀において電気関連の学問は急速に発展したが,この時代における発見,発明を中心に,これらが現在の技術とどう結びついているか考察する.
4[対面/face to face]:電子デバイスI
真空管および半導体に至る能動素子の開発の歴史およびその基本原理について概説する.
5[対面/face to face]:電子デバイスII
現代の半導体デバイスについて概説する.特にシリコンCMOSトランジスタの原理,製造方法,特性,応用例について学ぶ.
6[対面/face to face]:電子回路デザイン
基本的な回路デザインについて概説する.回路デザインに必要な回路理論の基本を説明し,その大系をつかむ.次に,トランジスタ1つの回路を例に素子の特性を活かした回路デザイン方法を学ぶ.
7[対面/face to face]:通信システムI
古代からの通信の方法について紹介し,有線電信,無線電信,無線通信と現代にいたる通信システムの歴史およびその基本原理について概説する.
8[対面/face to face]:通信システムII
現代の通信システムについて概説する.携帯電話を例に,そこで使われている技術(無線通信,変復調,デジタル信号処理)を解説し,電気電子工学科で学ぶ科目との関係を示す.
9[対面/face to face]:コンピュータI
計算機の歴史を概説し,コンピュータに関連する分野の学問について述べる.また現代のデジタル計算機が用いられている機器についても解説する.
10[対面/face to face]:コンピュータII
コンピュータ特にCPUの歴史について概説し,また現在広く使われているコンピュータの基本構成を解説する.
11[対面/face to face]:ロボット
現代社会では,ロボットは産業用ロボットをはじめ広く応用されている.ここでは,制御工学からロボット工学について概説し,関連する学問分野との関係を紹介する.
12[対面/face to face]:マイクロ・ナノエレクトロニクス
半導体分野では,ムーアの法則に従って劇的な技術が進歩している.今後重要となるナノエレクトロニクスについて概説し,関連分野として広がるMEMS等についても解説する.
13[対面/face to face]:電気エネルギー
発電システムや電気エネルギーの伝送方法,モータ等の電気機器について概説する.
14[対面/face to face]:最近のトピック
近年におけるトピックを取り上げ,そこでの技術や応用分野,また実用化への道筋について解説する.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、1時間を標準とする】高校での数学,物理,化学の復習を十分行っておく.また,これから電気電子分野で学んでいくべき学問の概要について十分理解し,次年次以降の履修計画を十分吟味する.
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
望月 傳 「基本からわかる 電気の極意」 技術評論社
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内テスト(40%) レポート (60%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
スライド,図表による説明に加え,ビデオ映像を用います.