理工学部Faculty of Science and Engineering
ELC400XD（電気電子工学 / Electrical and electronic engineering 400）電波法規The radio law
関澤 信也Shinya SEKIZAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H5576 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
電気電子工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
The development of information and communications is remarkable. In the wireless communications field, the practical application of the fifth generation mobile communication system (5G) is advancing, and it is expected that the use of radio waves will increase more and more. Radio laws and regulations are important laws for effective use of radio waves and for maintaining the order of radio wave use. In this class, students will learn the basic and practical knowledge of radio laws and regulations necessary for using radio waves.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
情報通信の発展は目覚しく、無線通信分野では第5世代移動通信システム(5G)の実用化が進み、電波利用が益々増大することが予想されます。電波法規は電波を有効利用すると共に、電波利用の秩序を守るための重要な法律です。この授業では、電波を利用するために必要な電波法規の基本と実践的な知識を習得します。
到達目標Goal
電波法及びその関連法の法体系や概要を学び、無線通信分野の研究や業務に携わる者が電波を適切に利用できる基本知識を習得することを目標とします。また、国家資格である無線従事者（第一級陸上特殊無線技士および第二級・第三級海上特殊無線技士）の免許取得のための知識習得を目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業計画のテーマに沿った講義資料を使って講義をします。この授業では法令や条約の条文解釈だけでなく、身の回りにある無線機器や無線通信システムの利用と法令との接点及びその関わりを解説します。授業テーマごとに可能な限り小テスト・レポート課題等を行い、講義内容の理解を深めます。
最終授業で、13 回までの講義内容のまとめや復習を行うほか、可能な限り授業内で行った小テスト等の課題に対する講評や解説も行います。
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[未定/undecided]：イントロダクション
講義の目的・概要、無線通信の歴史、身近な無線機器と電波法規
第2回[未定/undecided]：電波法規の概要
電波法規の体系、電波法及び関連法、関連条約、行政機関
第3回[未定/undecided]：電波法
電波法の目的、用語説明、無線通信業務の分類、無線局の種別
第4回[未定/undecided]：無線局の免許（１）
無線局の開設、免許・登録、免許を要しない無線局、無線局免許の欠格事由
第5回[未定/undecided]：無線局の免許（２）
無線局の免許手続き（開設、再免許、変更、廃止など）、免許の有効期間、免許状記載事項、免許の特例等、無線局の登録制度
第6回[未定/undecided]：無線設備（１）
無線設備の定義、無線設備の規制と技術基準、無線設備の条件、電波の質、空中線電力
第7回[未定/undecided]：無線設備（２）
送信・受信・付帯設備の条件、各種設備（船舶局の特則、遭難自動通報設備、衛星通信設備、無線航行設備など）、型式検定
第8回[未定/undecided]：技術基準適合証明等
技適マーク、特定無線設備、技術基準適合証明等、工事設計認証
第9回[未定/undecided]：無線従事者
資格制度、資格の区分、操作範囲、主任無線従事者、無線従事者の免許及び免許証、無線従事者の配置及び選解任届
第10回[未定/undecided]：無線局の運用（１）
免許状記載事項の遵守、混信等の防止、通信の秘密の保護、擬似空中線回路の使用、時計・業務書類の備え付け、一般通信方法など
第11回[未定/undecided]：無線局の運用（２）
無線設備の機能維持、各無線局の運用（海上移動業務、海上移動衛星業務、固定業務、陸上移動業務など）
第12回[未定/undecided]：監督、雑則、罰則
監督の意義・態様、高周波利用設備、手数料、電波利用料、罰則の概要
第13回[未定/undecided]：電気通信事業法
目的、概要、閲覧の禁止及び秘密の保護、利用の公平、重要通信の確保、基礎的電気通信役務の提供、電気通信事業の登録など
第14回[未定/undecided]：国際法規、最新情報、まとめ
国際電気通信連合憲章・条約、無線通信の最新情報、法律改正情報、講義内容のまとめ、授業で実施した小テスト等の講評・解説
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】
教科書及び事前配布する講義資料を使って、次回の講義範囲について予習すること。この授業では、できる限り演習問題を出題するので、授業内容の理解度を確認しながら講義資料を使って復習すること。
なお、電子回路、通信工学、アンテナ・電波伝搬に係る科目を習得していることが望ましい。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は特に指定しません。
授業は、学習支援システムで配布する講義資料を用いて行います。
参考書References
参考書として、電波法要説、今泉至明、一般財団法人情報通信振興会。
他の参考資料については、必要に応じて講義中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験（試験が実施できない場合はレポート）の得点(60%)、授業テーマごとに実施する小テスト・レポート課題等の結果（30%）及び平常点 (10％)により評価します。合計100点満点とし、60点以上が合格となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
法律の授業のため単調な講義にならないよう、学習ポイントをまとめた資料を用意し、図や写真等を用いて実例を交えた講義をするなど工夫して、視覚的に学生に分かりやすく説明することを目指します。
その他の重要事項Others
電波法規をはじめ所定科目の単位を修得して卒業すると、国家資格である第一級陸上特殊無線技士および第二級・第三級海上特殊無線技士の資格を申請により取得することができます。