理工学部Faculty of Science and Engineering
MEC300XB（機械工学 / Mechanical engineering 300）機械工学実験ＩＩＩMechanical Engineering Laboratory Ⅲ
川上 忠重、チャピ ゲンツィ、平野 利幸、東出 真澄
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H5054 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
機械工学科機械工学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
(Course outline)
The aim of this course is to provide students with ability to think accurately, and improve the analytical capabilities in the field of science and engineering by laboratory experiments and simulations.
(Learning objective)
The specific goals of this integrated course are:
1) Students to be able to explain the basic theory and principles from the viewpoint of mechanical engineering.
2) Students to be able to understand how to design an experiment set-up correctly.
3) Students to be able to obtain and analyze the data.
(Learning activities outside of classroom)
Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapter from the text. Your required study time is at least one hour for each class meeting.
(Grading Criteria/Policies)
The final grade will be determined according to the following criteria:
・Only students with attendance rate of over 80%(12/14 or over)will evaluated.
・Attendance, submitted reports, the students experimental performance in the lab are evaluated 50% and the quality of the reports 50%.
To pass, students must earn at least 60 points out of 100.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
実験実習（実験およびシミュレーション）により、理工学分野で必要な能力である的確な思考力、判断力および解析力の習得を目的とする。
到達目標Goal
・関連項目についての基礎理論及び原理について説明することができる。
・実験計画を正確に理解し、実施することができる。
・データ等に基づき、機械工学的見地から得られた結果について考察することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義で得た知識の実証と事実の確認が主な作業になるが、限られた時間内での実験であるから、その中で協力しながら、計画性、積極性および思考能力の必要性を実感しながら各課題についての理解を深める。
1つの課題の中に機械工学の複数の基礎的な要素を含んだ、より複雑な課題を取り扱う。学年全体を二つの組に分け、さらにそれらを12班に分けて、１班約４名で実験を行う。1つの課題に対して、１週目は実験、２週目で試問を行うという日程で授業が行われる。試問は実験のあと、各自が作成したレポートに対して行われる。したがってレポートを作成していないものは、試問に参加できない。実験を欠席した場合は、２週目で実験を受ける、レポートは次週の実験日までに提出すること。
秋学期の授業の一部はオンラインでの開講となる。それにともなう各回の授業計画の変更については、学習支援システムでその都度提示する。
課題等の提出・フィードバックは、適宜、「学習支援システム」と授業を通じて行う予定である。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1週目[対面/face to face]：ガイダンス
テキスト、班分け表および日程表の配布。各担当者より実験課題、実施方法および注意事項の説明。
2週目[対面/face to face]：金属板材の深絞り成形加工
軟鋼、Al合金、CFRPの引っ張り試験、さらにプレス加工における成形性
3週目[対面/face to face]：金属板材の深絞り成形加工のレポートに対する試問
深絞りの工程についての検討・考察をして、もの造りの一端を学習。
4週目[対面/face to face]：ロボットアーム動特性と制御
ロボットアームの角度制御系を対象に、動的特性と制御
5週目[対面/face to face]：ロボットアーム動特性と制御およびレポートに対する試の問
動的特性と制御の解析。さらにコンピュータシミュレーションを導入して、事象の理解を深める。
6週目[オンライン/online]：内燃機関の性能試験
内燃機関の性能を知る上での項目（特性）を測定
7週目[オンライン/online]：内燃機関の性能試験のレポートに対する試問
内燃機関の性能を知る上での項目（特性）を検討し、動作原理および実機の動作を検証する。実験には多くの測定機器が使用され、それらの原理についての知見を得る。
8週目[対面/face to face]：送風機の性能試験
吹き出し感と吸い込み管を持った遠心ターボファンの性能特性
9週目[対面/face to face]：送風機の性能試験のレポートに対する試問
各性能特性項目の意味についても考察する。
10週目[対面/face to face]：熱伝導率の測定
各種金属の熱伝導率を測定
11週目[対面/face to face]：熱伝導率の測定のレポートに対する試問
授業で得た熱伝達の知識を検証し、熱伝導率の測定方法を理解する。接触面における熱抵抗について考察する。
12週目[対面/face to face]：有限要素法を用いたシミュレーション
有限要素法を用いた材料の構造解析を通じて、解析方法及び評価方法を理解する。
13週目[対面/face to face]：有限要素法を用いたシミュレーションのレポートに対する試問
解析結果と理論値の比較を行うことにより、構造解析の理解を深める。
14週目[オンライン/online]：まとめ
出欠表の提出、レポート最終提出
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】実験科目の実施が所期の教育効果を上げるには、講義以上に諸君の主体的な取り組みが求められる。事前に本教材の該当箇所を注意深く読んで実験課題の目的、実施内容等の概要は把握しておかなければならない。
課題は、講義の内容とも関連しており、それらの知識を少なからず必要とするのは当然である。教科書および本教材に挙げられている文献にあたって調べておくことを勧める。不明な点は、当日実験に先立って行われる説明の際などに実験指導者に確認しておくことが望まれる。
テキスト（教科書）Textbooks
機械工学実験Ⅲ（学科で作成したもので、ガイダンスで配布）
参考書References
必要に応じて実験時に紹介（実験テキスト中にも紹介）
成績評価の方法と基準Grading criteria
実験に対する取り組み姿勢・状況及び試問に対する受け答え 50% 、レポートの内容 50% として総合的に判断。総評価60%以上を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実際面と講義との関連性についての理解が深まったとの意見も多くあり、引き続き全項目について理論的な考察のための諮問を行います。積極的に取り組む姿勢も重要ですので、準備学習も必ず行ってください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各授業のお知らせ、教材の配布および課題提出等は、学習支援システムで行います。