理工・生命科学部教養科目KLAC Course
BSP100LC(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)先端技術・社会論Modern Technology and Society
原 昌己Masami HARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | H3120 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工・生命科学部教養科目>Category | 人文・社会・自然科学系 |
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Outline (in English)
【Course outline】
Students learn the requirements of 'human resources who bring innovation' strongly demanded by society.
【Learning Objectives】
Students learn about the fun of innovation, realize that everyone is likely to become an innovator, and learn and practice to create "new things" through exercises.
【Learning activities outside of classroom】
Students increase interest in new products, services and society and gather information about them
【Grading Criteria /Policy】
Essay/end of term(50%), Team planning and presentation(25%), Participation in classes(25%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会から強く求められる「イノベーションを起こす人材」の要件を学ぶ。
「先端技術、技術革新とそれによる社会の変革」(イノベーション)は、どのような過程を通じて生み出され社会に広がっていくのか、そのために必要となる力はどのようなものなのか。
イノベーションの面白さを知り、誰もがイノベータになれる可能性があることに気づくとともに、演習を通じて「新たなモノ」を生みだすための方法を学ぶ。
到達目標Goal
(1)イノベーションのプロセスと、そのために必要となる力を知る。
(2)イノベーションを起こす人材に必要となる力、習慣、その基本を知る。
(3)各人の専門の力(今後学ぶことも含む)を使って、将来何を実現したいのかを考え、整理し、まとめる。
(4)新たな製品や仕組みを「企画」する方法を知る。
(5)グループでの「企画」作りの演習を通じて、チームで成果を出すための方法、そのためのコミュニケーション、ディスカッションの方法、プレゼンテーションの方法を体得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、以下に関連している。理工学部:「DP2」と「DP4」、生命科学部「DP1」。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・授業方法は大学の行動指針に基づき変更する可能性があり、その場合は学習支援システムで通知する。
・随時、簡易な課題を設け、授業内で全体に対してフィードバックを行う。
前半は映像資料による事例紹介。
イノベーションが起こる場面、その発展の事例を通して、そのプロセス、要件、そしてその面白さを知る。
全学部、全学年の学生が興味・関心を持てる事例をピックアップ。
過年度は以下など、様々な分野に渡るテーマを取り上げた。
・電話からトランジスタ、そしてパソコンへ
(米国ベル研究所、黎明期のApple社など)
・量子コンピュータの可能性
・DNAシーケンサ
・カーボンナノチューブ
・iPS細胞 他
中盤では「イノベーションに必要となる力」の要点を解説。
PDCA、思考力・発想力、コミュニケーション力、他。
演習を通じて体感するとともに、簡易な診断テストで各自の強み・弱みを考える機会を設ける。
「社会で求められる人材要件」とも共通する内容であり、1,2年生にとっては大学で学ぶための基本的な姿勢作り、3,4年生にとっては就職に向けた準備としても有効。
後半はグループワークにより、チームでの「新たなモノ」の企画に取り組む。
さまざまな専門分野のメンバーでのディスカッションを通じて「新たなモノ」を考案、アイデアを結集し「企画」としてまとめるための方法を学ぶ。
過年度では以下などの斬新な企画、イノベーション案が考案された。
・外国人旅行者をサポートする交通・ITインフラ
・ATP(アデノシン3リン酸)を活用した新エネルギー自動車
・地域を活性化する食物工場
・人工知能による痴呆防止システム
春学期の授業は,原則としてオンラインで行う。 詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イノベーションの必要性
イノベーションとは何か、その必要性、プロセス、そのために必要となる力など、本授業を通じて学ぶことの概要を知る。
第2回[オンライン/online]:イノベーション事例1
イノベーションの事例1~4では、過去の事例の映像資料を視聴。
事例1として、電話の発明と普及(予定)
米国・ベル研究所等
第3回[オンライン/online]:イノベーション事例2
近年のイノベーション
パソコンの発明と普及(予定)
Apple社・Steve Jobs
vs Microsoft社・Bill Gates
第4回[オンライン/online]:イノベーション事例3
現代のイノベーション
近年の事例、研究途上の事例。
量子コンピュータ、等(予定)
第5回[オンライン/online]:イノベーション事例4
日本の現状と課題
日本発のイノベーション。
光触媒、カーボンナノチューブ、DNAシーケンサ等(予定)
第6回[オンライン/online]:イノベーションに必要となる力
イノベーションを起こす人材になるために必要となる力、習慣、心構えを学ぶ。
第7回[オンライン/online]:PDCA(plan,do,check,act)
社会での活動の基本となる行動様式、「PDCA」を学ぶ。
第8回[オンライン/online]:思考法
代表的な思考方法として、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ラテラルシンキングを学ぶ。
第9回[オンライン/online]:コミュニケーション/グループでの思考法
コミュニケーション、グループでの思考方法、ディスカッションの方法を学ぶ。
第10回[オンライン/online]:グループワーク1
第10回~第12回を通じて、「新たな商品・サービス」(予定)をテーマとして、グループで企画を立案する。
第11回[オンライン/online]:グループワーク2
課題を設定し、課題に対する解決策を検討する。
第12回[オンライン/online]:グループワーク3
まとめ、ならびにプレゼンテーションの準備を行う。
第13回[オンライン/online]:プレゼンテーション
チームごとにプレゼンテーションを行い、相互に評価する。
第14回[オンライン/online]:試験・まとめと解説
学習した成果に基づき、新たな製品・サービスの企画を小論文としてまとめる。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・新たな商品やサービス、社会の動きに対する関心を高め、さまざまな情報収集に努めること。
その上で、各自が将来、社会で何をやりたいのか、何を実現したいのか考えること。
・上記などを含めて、本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、全体で2時間程度を見込む。
テキスト(教科書)Textbooks
なし。各回で資料を配布。
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下を予定しているが、春学期の少なくとも前半がオンラインでの開講となったことにともない、成績評価の方法と基準も変更する。具体的な方法と基準は、授業開始日に学習支援システムで提示する。
期末、小論文。(50%)
グループでのプレゼンテーション。(予定)(25%)
平常点(随時のレポート等)。(25%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
演習を随所に取り入れ、体感的な学びを重視。