市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LAW100LA(法学 / law 100)法学ⅠJurisprudence I
茂木 洋平Yohei MOGI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q2015 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 営1年A~D/法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The purpose of this lecture is to give lectures to beginners in law about the enactment of law, the basics of the governing structure of the state, and specific methods of resolving disputes.
The first half of this lecture (1st to 7th) will be an on-demand type lecture. The wide range of this lecture (8th to 14th) will be a face-to-face lecture.
The specific learning goals of Jurisprudence I are as follows.(1) To be able to understand why the law is needed by society.
(2) To be able to understand the process of formation of the nation and understand what the role of the nation is.
(3) In resolving legal disputes, be able to read the claims of both parties to the conflict and be able to think logically when deciding which claim is appropriate.
The standard preparatory study / review time for this class is 2 hours each.
Browse the materials instructed during the lecture (in some cases, you may instruct to view videos such as YouTube as well as paper materials).
Summarize the content of the lecture in a memo and summarize it in easy-to-understand sentences (this work is directly linked to grade evaluation because a report is required for the content of the lecture).
Grades are evaluated by two tasks. The breakdown is the first half of the lecture (face-to-face lecture) (50%) and the second half of the lecture (on-demand lecture) (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
法学の初学者に対して、法の成立や国家の統治構造の基礎、具体的な紛争の解決方法について講義を実施する。
講義前半(第1~第7回)は対面型講義とする。法の成立や国家の統治構造の基礎を学ぶ。
講義後半(第8回~第14回)はオンデマンド型の講義として、資料をウェブシステム上にアップする。受講生は都合の良い時間に資料にアクセスし、指定された期日(第8回講義の前日)までに課題を提出する(課題提出方法については、ウェブシステムを通じて通知)。法的紛争に関する各個別の事例を学ぶ。
法学Ⅰでは、法的視点から紛争を解決する方法を身に着けることを目的とする。また、日々のニュースについて、報道を鵜呑みにせずに多角的な視点から物事を考えることができる視点の獲得を目指す。
到達目標Goal
法学Ⅰの具体的な学習目標は以下の通りである。
①何故、法が社会に必要とされるのかを理解できるようになること。
②国家の成立過程を理解し、国家の役割が何かを理解できるようになること。
③法的紛争の解決において、相対する紛争当事者の双方の主張を読みとり、どちらの主張が妥当であるのかを判断する際に、論理的思考ができるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
前半は対面型講義を実施する。教科書は使用せず、配布資料を基に講義を進める。後半はオンデマンド型とする。ウェブのOATubeに動画資料をアップする。質疑応答は、対面講義中は講義終了後、オンデマンド講義中はウェブ上の掲示板を通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:法とは何か(対面型)
社会規範としての法の特徴と役割を学ぶ。
2[対面/face to face]:国家の成立(対面型)
国家が存在しない状態を理解し、国家権力の存在意義を学ぶ。
3[対面/face to face]:国家の役割①(対面型)
国家により策定された法制度が国民意識の醸成や秩序の維持などにどのように役立つのかを学ぶ。
4[対面/face to face]:国家の役割②(対面型)
国家の役割が法を通じて人々の権利自由を保護するところにあることを学ぶ。
5[対面/face to face]:法による国家権力の統制(対面型)
国家権力が強力である必要性とそれを法に縛る必要性を学ぶ。
6[対面/face to face]:立憲主義(対面型)
立憲主義に関する基礎的な知識を学ぶ。
7[対面/face to face]:統治構造の基礎(対面型)
権力分立が人権保障に果たす役割について学ぶ。
8[オンライン/online]:憲法の基本原理①(オンデマンド型)
国民主権の基礎知識について学ぶ。
9[オンライン/online]:憲法の基本原理②(オンデマンド型)
基本的人権の尊重の基礎知識について学ぶ。
10[オンライン/online]:統治の仕組み①(オンデマンド型)
法の策定機関である国会と法の執行機関である内閣に関する基礎知識を学ぶ。
11[オンライン/online]:統治の仕組み②(オンデマンド型)
法を解釈する機関である裁判所に関する基礎知識を学ぶ。
12[オンライン/online]:法の策定と統治機構(オンデマンド型)
主要な統治機関(国会、内閣、裁判所)が法とどのように関わっているのかを学ぶ。
13[オンライン/online]:社会変動と法(オンデマンド型)
社会の変化に法が如何に対応すべきかを学ぶ。
14[オンライン/online]:グローバル化と法(オンデマンド型)
グローバル化による法規制の緩和が人々にもたらした影響を学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
講義中に指示した資料を閲覧する(紙媒体の資料だけでなく、YouTube等の動画の閲覧を指示する場合もある)。
講義内容をメモにまとめ、分かり易い文章にまとめる(講義内容についてレポート作成を求めるため、この作業は成績評価とも直結する)。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
参考書は指定しない。参照文献は講義中に適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
2つの課題によって、到達目標欄に記載した3点の達成度を測ることで評価する。内訳は講義前半(対面型講義)の課題(50%)と講義後半(オンデマンド講義)の課題(50%)である。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度の講義では、法学の基礎知識が社会問題に如何に結びつくのかについて、よく理解できたとの反応があった。今年度も時事問題と絡めて、講義知識がいかに役に立つのかを分かり易く伝えていくことに努める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
講義に関する質問は講義の前後に受け付ける。
または、ウェブシステムを通じての質問も随時受け付ける。
あわせて、講義に関して受けた質問のポイントの解説も授業の中で適宜行う